教育実習が始まってから、

「指導教員が怖くて話しかけられない」

「毎日怒られていて、実習に行くのがつらい」

「質問したいけれど、また注意されそうで聞けない」

「このままだと評価が下がるのではないか」

と不安になっていませんか。

教育実習では、授業づくりや生徒対応だけでなく、指導教員との関係に悩む実習生も少なくありません。

特に、指導教員の言い方が厳しい場合や、授業後に細かく指摘される場合は、「自分は教員に向いていないのでは」と落ち込んでしまうこともあります。

しかし、指導教員が怖いと感じたからといって、すぐに実習評価が悪くなるわけではありません。

教育実習で大切なのは、最初から完璧にできることではなく、指導を受けたあとにどう改善しようとするかです。

怒られた回数よりも、

「素直に受け止めているか」

「同じ注意を繰り返さないようにしているか」

「報告・連絡・相談ができているか」

が見られます。

この記事では、教育実習で指導教員が怖いと感じる理由、怖い先生への接し方、怒られたときの返答例、評価を下げない行動、大学へ相談すべきケースまでわかりやすく解説します。

指導教員が怖くても、正しい対応を知っておけば、必要以上に怯えずに実習を乗り切ることができます。

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目次

教育実習で指導教員が怖いと感じるのは珍しくない

教育実習で指導教員が怖いと感じるのは、決して珍しいことではありません。

実習生は、普段の大学生活とは違い、学校現場の中で「評価される立場」になります。

授業、指導案、日誌、生徒対応、職員室での振る舞いなど、見られる場面が多いため、少し注意されただけでも強い不安を感じやすくなります。

また、教育実習は短期間で多くのことを学ばなければならないため、指導教員の言葉も厳しく感じられることがあります。

まず大切なのは、「指導教員が怖い」と感じている自分を責めすぎないことです。

実習生は評価される立場なので緊張しやすい

教育実習では、指導教員が実習生の様子を見ています。

授業の進め方だけでなく、あいさつ、時間管理、提出物、生徒への接し方、先生方との関わり方なども見られます。

そのため、実習生は自然と緊張しやすくなります。

普段なら気にならない一言でも、教育実習中は、

「怒られた」

「嫌われたかもしれない」

「評価が下がったかもしれない」

と大きく受け止めてしまうことがあります。

これは、あなたの心が弱いからではありません。

慣れない環境で、評価される立場にいるからこそ、不安が大きくなっているのです。

指導教員の言葉が厳しく感じられる理由

指導教員の言葉が厳しく感じられる理由には、いくつかあります。

まず、学校現場では、生徒の安全や学習に関わるため、曖昧な対応ができない場面があります。

たとえば、生徒対応を自己判断で進めたり、授業準備が不十分だったりすると、指導教員は強めに注意することがあります。

実習生からすると怖く感じるかもしれませんが、指導教員側は「失敗させたい」のではなく、「学校現場で必要な責任感を伝えたい」と考えている場合もあります。

もちろん、人格を否定するような言い方や、必要以上に追い詰めるような指導は望ましいものではありません。

ただ、すべての厳しい言葉を「嫌われている」と受け止めてしまうと、実習がさらに苦しくなります。

まずは、

「何を注意されたのか」

「次にどう改善すればよいのか」

を分けて考えることが大切です。

「怖い=自分がダメ」と考えすぎなくてよい

指導教員が怖いと感じると、

「自分ができないから怒られるんだ」

「教員に向いていないのかもしれない」

と考えてしまう人もいます。

しかし、教育実習は学ぶ場です。

最初から完璧に授業ができる実習生はいません。

指導案を直されることもあります。

授業後に改善点をたくさん言われることもあります。

日誌の書き方を注意されることもあります。

それは、実習生として成長する過程で起こることです。

大切なのは、怖いと感じたまま何もしないことではなく、できる行動から整えていくことです。

「怖いから避ける」のではなく、「怖いけれど、必要な報告と確認はする」という姿勢が評価につながります。

指導教員が怖いと感じる主な理由

指導教員が怖いと感じる場面は、人によって違います。

ただ、多くの実習生が悩みやすい場面には共通点があります。

ここでは、教育実習で指導教員が怖いと感じやすい主な理由を整理します。

自分に当てはまるものがあるか確認しながら読んでみてください。

授業後の指導が厳しい

教育実習で特に緊張するのが、授業後の指導です。

授業が終わったあと、指導教員から、

「発問が曖昧だった」

「板書計画が不十分だった」

「生徒の反応を見られていなかった」

「時間配分ができていなかった」

と細かく指摘されることがあります。

実習生にとっては、自分なりに一生懸命準備した授業です。

その授業について厳しく言われると、人格まで否定されたように感じてしまうことがあります。

しかし、授業後の指導は、次の授業を良くするために行われるものです。

注意された内容をすべて「怒られた」と受け止めるのではなく、「次に直すポイント」として整理することが大切です。

指導案や日誌を何度も直される

指導案や教育実習日誌を何度も直されると、指導教員が怖く感じやすくなります。

特に、

「これでは授業にならない」

「ねらいがはっきりしていない」

「もっと具体的に書いて」

「感想ではなく、学びを書いて」

と何度も言われると、自信をなくしてしまうことがあります。

ただし、指導案や日誌は、最初から上手に書けなくても当然です。

大学で学んできたことと、実際の学校現場で求められる書き方には違いがあります。

何度も直される場合は、「自分には能力がない」と考えるより、「現場の書き方を学んでいる途中」と考える方が前向きです。

修正された部分をメモして、次回に同じ指摘を受けないようにするだけでも、印象は変わります。

質問すると冷たく返される

指導教員に質問したとき、

「それは自分で考えて」

「前にも言ったよね」

「今忙しいから後にして」

と言われると、次から質問するのが怖くなります。

質問しただけなのに冷たく返されると、

「聞かない方がよかったのかな」

「また怒られるかもしれない」

と思ってしまいます。

ただ、質問の内容やタイミングによっては、指導教員が厳しく返すこともあります。

たとえば、調べればわかる内容をそのまま聞いたり、授業直前の忙しい時間に長い質問をしたりすると、注意されやすくなります。

質問するときは、

「自分はここまで考えたのですが」

「この部分で迷っています」

「今、少し確認してもよろしいでしょうか」

と伝えると、受け止めてもらいやすくなります。

他の実習生と比べられている気がする

同じ学校に複数の実習生がいる場合、他の実習生と比べてしまうことがあります。

「あの人は褒められているのに、自分だけ注意されている」

「あの人には優しいのに、自分には厳しい」

「自分だけ評価が低いのでは」

と感じると、指導教員がますます怖くなります。

しかし、指導の内容は実習生によって違います。

担当学年、担当教科、授業の進み具合、指導教員との関わり方によって、注意されるポイントも変わります。

他の実習生と比べすぎると、本来見るべき自分の改善点が見えにくくなります。

比べるべきなのは、他の実習生ではなく、昨日の自分です。

昨日注意されたことを、今日少しでも改善できていれば、それは大きな前進です。

何をしても怒られるように感じる

指導教員が怖い状態が続くと、何をしても怒られるように感じることがあります。

あいさつしても反応が薄い。

質問しても冷たい。

日誌を出しても直される。

授業をしても注意される。

このような日が続くと、学校に行く前から気持ちが重くなります。

ただし、「何をしても怒られる」と感じるときほど、注意された内容を具体的に書き出してみることが大切です。

たとえば、

「指導案の提出が遅い」

「日誌の内容が感想中心になっている」

「報告が事後になっている」

「授業準備の確認が足りない」

というように、注意の内容を整理すると、改善できる部分が見えてきます。

一方で、人格否定のような言葉が続く場合や、体調に影響が出ている場合は、一人で抱え込まず大学へ相談する必要があります。

毎日のように注意されると、「自分だけが悪い」と思い込みやすくなります。怒られる原因を行動ごとに整理したい人は、報連相・提出物・授業準備の見直し方を先に確認しておくと対策しやすくなります。

毎日のように指導教員から注意されると、「自分だけが厳しく指導されているのでは」と不安になることがあります。

しかし、怒られる原因を整理すると、改善できるポイントが見つかる場合も少なくありません。

報連相の不足や同じミスの繰り返しに心当たりがある人は、教育実習で毎日怒られるときの対処法もあわせて読んでみてください。

怒られやすい実習生の特徴や、評価を下げずに実習を乗り切る具体的な改善策を紹介しています。

まず知っておきたい|指導教員が見ているポイント

指導教員が怖いと感じると、「怒られないようにすること」ばかり考えてしまいます。

しかし、教育実習で本当に大切なのは、怒られないことではありません。

指導を受けたあとに、どう行動するかです。

指導教員は、実習生が最初から完璧な授業をできるとは思っていません。

むしろ、学ぶ姿勢、改善する姿勢、学校現場での誠実さを見ています。

完璧な授業よりも学ぶ姿勢

教育実習では、完璧な授業をすることよりも、学ぶ姿勢が大切です。

もちろん、授業準備を丁寧にすることは必要です。

しかし、実習生が最初から現場の先生のように授業を進めるのは難しいものです。

指導教員が見ているのは、

「指導を受けたあとに改善しようとしているか」

「授業後の助言を次に生かしているか」

「わからないことをそのままにしていないか」

という部分です。

授業がうまくいかなかったとしても、振り返りができていれば評価につながることがあります。

たとえば、授業後に次のように伝えると、学ぶ姿勢が伝わります。

「本日の授業では、発問が広すぎて生徒が答えにくくなってしまいました。次回は、答えやすい問いから段階的に考えさせるように改善します。」

このように、自分の課題と改善策を言葉にできる実習生は、前向きに学ぼうとしている印象を持たれやすくなります。

素直に改善しようとする態度

指導教員から注意されたとき、すぐに言い訳をすると印象が悪くなりやすいです。

たとえば、

「でも、大学ではこう習いました」

「時間がなかったので」

「生徒が思ったより反応しなかったので」

と言いたくなることもあるかもしれません。

もちろん、事情がある場合もあります。

しかし、注意された直後に言い訳のように聞こえる返し方をすると、「素直に受け止めていない」と思われる可能性があります。

まずは、

「ご指導ありがとうございます」

「次回から改善します」

「どの部分を優先して直せばよいか確認してもよろしいでしょうか」

と受け止める姿勢を見せることが大切です。

そのうえで、必要があれば事実を補足しましょう。

報告・連絡・相談ができるか

教育実習では、報告・連絡・相談がとても重要です。

指導教員が怖いからといって、報告を後回しにすると、かえって注意されやすくなります。

たとえば、

「指導案の提出が遅れそう」

「授業で使う教材について確認したい」

「生徒から相談された」

「体調が悪い」

このような場合は、早めに伝える必要があります。

報告が遅れると、指導教員は対応が後手に回ってしまいます。

学校現場では、生徒に関わることを実習生だけで判断するのは危険です。

怖くても、必要なことは必ず相談しましょう。

言い方に迷う場合は、次のように伝えると自然です。

「お忙しいところ失礼します。確認したいことが一つあります。今、お時間よろしいでしょうか。」

「〇〇について、自分では△△と考えていますが、この進め方でよいか確認させてください。」

「生徒から〇〇について話がありました。自己判断せず、先生にご相談した方がよいと思い、報告しました。」

生徒や学校への誠実な姿勢

指導教員は、実習生が生徒や学校に対して誠実に向き合っているかも見ています。

授業が上手かどうかだけではありません。

生徒に丁寧に接しているか。

学校のルールを守っているか。

職員室での態度が適切か。

提出物の期限を守っているか。

先生方へのあいさつができているか。

こうした基本的な姿勢も大切です。

特に、指導教員が怖いと感じると、つい避けたくなります。

しかし、避けるほど報告や相談が遅れ、さらに注意される原因になります。

怖いときほど、基本行動を丁寧にすることが大切です。

指導教員にどう見られているか不安な人は、教育実習で評価される行動と避けるべきNG行動を先に知っておくと安心です。授業以外で評価を落としやすい場面も整理できます。

教育実習では、指導教員との関係だけでなく、職員室での振る舞いや授業準備、報連相の不足が評価に影響することがあります。

怒られないための考え方だけでなく、実習全体で評価される行動や避けるべきNG行動を知りたい人は、

教育実習で失敗しない方法|指導教員に評価される行動マナーとNG例20選もあわせて確認しておきましょう。

実習中によくある失敗と具体的な改善策をまとめています。

教育実習で指導教員が怖いときの基本対処法

指導教員が怖いと感じたときは、無理に仲良くなろうとする必要はありません。

大切なのは、実習生として必要な行動を整えることです。

「好かれよう」とするより、「信頼を失わない行動」を意識しましょう。

ここでは、指導教員が怖いときにまず実践したい基本対応を紹介します。

まずはあいさつと返事を丁寧にする

指導教員が怖いときほど、あいさつと返事を丁寧にしましょう。

基本的なことですが、教育実習ではとても大切です。

朝は、

「おはようございます。本日もよろしくお願いいたします。」

帰るときは、

「本日もご指導ありがとうございました。明日もよろしくお願いいたします。」

と伝えるだけでも印象は変わります。

注意されたときも、黙り込むのではなく、

「はい」

「承知しました」

「ありがとうございます。次回から気をつけます」

と返事をすることが大切です。

返事が小さかったり、表情が暗すぎたりすると、指導教員から「聞いているのかな」と思われることがあります。

怖くても、返事だけははっきりするように意識しましょう。

指導された内容は必ずメモする

指導教員から注意された内容は、必ずメモしましょう。

メモを取ることで、

「指導をきちんと受け止めている」

「次に生かそうとしている」

という姿勢が伝わります。

また、自分自身も同じ注意を繰り返しにくくなります。

メモするときは、指導教員の言葉をすべて書く必要はありません。

次のように整理すると使いやすくなります。

「指導案のねらいが曖昧」

「発問を具体的にする」

「板書の順番を考える」

「生徒の反応を見る」

「日誌は感想だけでなく改善点を書く」

このように短くメモしておくと、次の日の行動に反映しやすくなります。

指導後に、

「ご指導いただいた内容をメモしました。次回は特に発問と板書計画を改善します。」

と伝えると、改善意欲も伝わります。

言い訳せず、まず受け止める

注意されたときに、すぐ言い訳をしないことも大切です。

実習中は緊張しているため、つい自分を守りたくなります。

しかし、指導教員から見ると、言い訳が多い実習生は指導しにくい印象になります。

たとえば、次のような返し方は避けた方がよいです。

「でも、時間がなかったので」

「大学ではそう言われました」

「生徒がうまく反応してくれなかったので」

「自分ではやったつもりです」

言いたいことがある場合でも、まずは受け止めましょう。

使いやすい返答例は以下です。

「ご指導ありがとうございます。次回から改善します。」

「確認不足でした。次から事前に相談します。」

「自分の準備が足りませんでした。次回は早めに確認します。」

「ご指摘いただいた点を整理して、明日の授業に生かします。」

このように返すと、素直に学ぼうとしている印象になります。

わからないことは早めに確認する

指導教員が怖いと、わからないことを聞けずに自分で進めてしまうことがあります。

しかし、教育実習では自己判断が大きな失敗につながることもあります。

特に、生徒対応、授業内容、教材の使用、提出物の期限、学校のルールについては、早めに確認することが大切です。

聞くのが怖いからといって確認を後回しにすると、結果的に、

「なぜ先に聞かなかったの?」

「勝手に判断しないで」

と注意される可能性があります。

確認するときは、次のように短く伝えましょう。

「〇〇について確認したいことがあります。今、お時間よろしいでしょうか。」

「自分では△△と考えていますが、この進め方で問題ないでしょうか。」

「提出前に一度確認していただきたいのですが、いつお持ちすればよろしいでしょうか。」

怖い先生ほど、質問の仕方やタイミングを整えることで、対応が変わる場合があります。

自己判断で動かない

教育実習中は、自己判断で動かないことが大切です。

特に、生徒に関わることは注意が必要です。

たとえば、

生徒から個人的な相談を受けた。

授業中にトラブルがあった。

忘れ物や遅刻について対応を求められた。

生徒同士の関係で気になることがあった。

このような場合、実習生だけで判断するのは避けましょう。

よかれと思って対応しても、学校の方針と違っている場合があります。

指導教員が怖くても、

「自己判断せず、先生に確認する」

という姿勢が大切です。

報告例は以下です。

「〇〇さんからこのような話がありました。私だけで判断せず、先生にご相談した方がよいと思い、報告しました。」

「授業中に〇〇の場面がありました。次に同じことがあった場合、どのように対応すればよいか教えていただけますか。」

このように報告できる実習生は、慎重で誠実な印象を持たれやすいです。

感情的に反論しない

指導教員から厳しく言われると、悔しくなることもあります。

「そんな言い方をしなくてもいいのに」

「自分なりに頑張っているのに」

「そこまで言われるほど悪かったのかな」

と思うこともあるでしょう。

しかし、その場で感情的に反論するのは避けた方がよいです。

教育実習は評価がある場です。

怒りや悔しさのまま言い返すと、内容が正しくても印象が悪くなる可能性があります。

納得できない指導があった場合は、その場で言い争うのではなく、まずメモに残しましょう。

そのうえで、落ち着いてから大学の担当教員に相談する方が安全です。

どうしても確認したい場合は、次のように冷静に聞きましょう。

「ご指導ありがとうございます。今後改善したいので、具体的にどの点を直せばよいか確認してもよろしいでしょうか。」

「自分の理解が不足しているかもしれないので、もう一度確認させてください。」

このように伝えると、反論ではなく確認として受け止められやすくなります。

怒られたときに評価を下げない返答例

教育実習で指導教員に怒られたとき、一番大切なのは返答の仕方です。

同じ注意を受けても、返し方によって印象は大きく変わります。

黙り込む、言い訳をする、不満そうな態度を取ると、評価を下げる原因になることがあります。

一方で、落ち着いて受け止め、次の改善につなげる言葉を返せば、指導教員に「成長しようとしている」と伝わります。

ここでは、場面別にそのまま使える返答例を紹介します。

指導案を注意されたとき

指導案を注意されたときは、落ち込むよりも、どこを直せばよいのかを確認することが大切です。

指導案は、教育実習生が最初から完璧に書くのが難しいものです。

ねらい、展開、発問、板書、評価の観点など、現場で求められる書き方に慣れていないため、何度も直されることがあります。

返答例

「ご指導ありがとうございます。どの部分を優先して修正すればよいか確認してもよろしいでしょうか。」

「ねらいが曖昧だった点を見直します。次回は生徒に何を身につけさせたいのかを明確にして作成します。」

「発問の流れが不十分でした。もう一度、生徒の反応を想定して修正します。」

避けたい返答

「大学ではこの形でよいと言われました。」

「時間がなくて、ここまでしかできませんでした。」

「どこが悪いのかわかりません。」

指導案を注意されたときは、「なぜダメなのか」と反発するより、「次にどう直すか」を聞く方が評価につながります。

授業後に厳しく指導されたとき

授業後の指導は、教育実習の中でも特につらく感じやすい場面です。

自分なりに準備した授業について厳しく言われると、泣きたくなることもあります。

しかし、授業後の指導では、返答の仕方がとても大切です。

返答例

「本日の授業で足りなかった点を整理し、次回は改善できるようにします。」

「発問が広すぎて、生徒が答えにくくなっていたと感じました。次回は問いを具体的にします。」

「時間配分が不十分でした。次は活動ごとの時間を決めて進めます。」

「生徒の反応を見る余裕がありませんでした。次回は机間指導の時間を意識します。」

避けたい返答

「緊張していたので仕方ないと思います。」

「生徒があまり反応してくれませんでした。」

「自分ではうまくできたと思ったのですが。」

授業後は、自分の頑張りをわかってほしい気持ちが出やすいです。

しかし、まずは指導を受け止め、改善点を言葉にすることが大切です。

怒られた直後は、反省よりも先に気持ちが折れてしまうことがあります。落ち込みを長引かせず、次の授業や日誌に改善点をつなげたい人は、立ち直り方を知っておくと安心です。

指導教員に怒られると、「自分は教員に向いていないのでは」と必要以上に落ち込んでしまうことがあります。

しかし、教育実習では怒られたことよりも、その後にどう立て直して行動するかが大切です。

落ち込みから抜け出せない人や、次の日の実習が怖くなっている人は、

教育実習で怒られたときの立ち直り方も読んでおきましょう。

気持ちの整理方法や前向きに実習を続ける考え方を具体的に解説しています。

準備不足を指摘されたとき

教育実習では、準備不足を指摘されることがあります。

授業の教材、板書計画、発問、プリント、時間配分など、準備することが多いためです。

準備不足を注意されたときは、言い訳よりも改善策を伝えることが大切です。

返答例

「準備が不十分でした。次回から事前確認を徹底します。」

「教材の確認が足りませんでした。次の授業では前日までに準備を終え、先生に確認していただきます。」

「板書計画まで考えられていませんでした。次回は授業の流れと合わせて準備します。」

「見通しが甘かったです。次からは授業前に必要なものをリスト化して確認します。」

避けたい返答

「忙しくて準備できませんでした。」

「初めてなのでわかりませんでした。」

「そこまで必要だと思っていませんでした。」

準備不足を指摘されたときは、素直に認めたうえで、次にどう防ぐかを伝えましょう。

質問の仕方を注意されたとき

質問したのに注意されると、次から聞くのが怖くなります。

しかし、教育実習では質問すること自体が悪いわけではありません。

大切なのは、質問の仕方です。

丸投げの質問や、調べずに聞く質問は注意されやすくなります。

返答例

「確認の仕方が不十分でした。次からは自分なりに考えたうえで質問します。」

「質問する前に、まず自分で調べて整理します。」

「次回からは、どこで迷っているのかを明確にして質問します。」

「お忙しい時間に失礼しました。次からは確認するタイミングにも気をつけます。」

避けたい返答

「わからないから聞いただけです。」

「聞かない方がよかったですか。」

「質問しても怒られるなら聞けません。」

指導教員が怖いときほど、質問の形を整えることが大切です。

質問は悪いことではありません。

むしろ、自己判断で進める方が危険です。

指導教員が怖くて質問できないときの聞き方

指導教員が怖いと、質問するだけでも緊張します。

「今聞いたら迷惑かな」

「また怒られるかもしれない」

「こんなこともわからないのかと思われそう」

と考えて、聞けなくなってしまう人もいます。

しかし、教育実習では、わからないことを放置する方が危険です。

特に、授業準備や生徒対応に関わることは、早めに確認する必要があります。

質問が怖いときは、質問の仕方を少し変えてみましょう。

いきなり丸投げ質問をしない

指導教員に質問するときは、いきなり答えだけを求めないことが大切です。

たとえば、

「どうすればいいですか」

「何を書けばいいですか」

「これでいいですか」

という聞き方だけだと、丸投げに見えてしまうことがあります。

もちろん、本当にわからないこともあるでしょう。

それでも、まずは自分なりに考えたことを添えると印象が変わります。

よい聞き方の例

「指導案の導入について、自分では前時の復習から入ろうと考えています。ただ、生徒の興味を引くには少し弱い気がしています。別の入り方を考えた方がよいでしょうか。」

「日誌には、授業で気づいたことと改善点を書こうと考えています。この方向でよいか確認していただけますか。」

「発問を二つ考えたのですが、どちらの方が生徒に考えさせやすいか迷っています。」

このように聞くと、指導教員も何に困っているのか判断しやすくなります。

「自分はこう考えた」と添える

質問するときは、「自分はこう考えた」と添えるのが効果的です。

これは、教育実習でとても大切な聞き方です。

ただ答えを聞くのではなく、自分なりに考えたうえで相談していることが伝わります。

例文

「自分では、まず個人で考えさせてから班で共有する流れにしようと考えています。この進め方でよいでしょうか。」

「〇〇の場面では、すぐに声をかけるよりも少し様子を見る方がよいと考えました。ただ、判断に迷ったため確認させてください。」

「授業のまとめでは、生徒の言葉を使って整理したいと考えています。まとめ方として問題ないでしょうか。」

このように伝えると、質問が「丸投げ」ではなく「相談」になります。

指導教員が怖い場合でも、相談の形にすると聞きやすくなります。

忙しくないタイミングを選ぶ

質問の内容がよくても、タイミングが悪いと注意されることがあります。

指導教員は、授業、会議、生徒対応、保護者対応、校務などで忙しくしています。

授業直前や職員室が慌ただしい時間に長い質問をすると、冷たく返されることもあります。

質問するときは、まず時間を確認しましょう。

例文

「お忙しいところ失礼します。指導案について確認したいことが一つあります。今、少しお時間よろしいでしょうか。」

「本日中に確認したいことがあります。先生のご都合のよい時間にお伺いしてもよろしいでしょうか。」

「授業後に、日誌の書き方について五分ほど確認させていただけますか。」

このように最初に時間を確認すると、指導教員への配慮が伝わります。

質問は短く具体的にする

質問するときは、短く具体的にすることも大切です。

長く説明しすぎると、自分でも何を聞きたいのかわからなくなってしまいます。

質問前に、次の三つを整理しておきましょう。

何について聞きたいのか。

自分はどう考えたのか。

どこで迷っているのか。

たとえば、指導案について聞く場合は、次のようにまとめます。

「明日の国語の授業の導入について質問です。自分では前時の復習から入る流れを考えています。ただ、生徒の関心を引く工夫が弱いと感じています。導入で具体例を入れた方がよいでしょうか。」

この聞き方なら、指導教員も答えやすくなります。

質問が怖い人ほど、言い方を事前に決めておくと安心です。指導案・日誌・授業後の相談など、場面別の質問例文を用意しておけば、緊張しても落ち着いて確認できます。

指導教員が怖いと感じる実習生ほど、「こんなことを聞いたら怒られるかもしれない」と質問をためらいがちです。

しかし、教育実習では自己判断で進める方が大きな失敗につながることもあります。

質問のタイミングや伝え方に不安がある人は、「教育実習で指導教員に質問する例文」を参考にしてみてください。

授業準備や指導案、日誌についてそのまま使える質問例を場面別に紹介しています。

指導教員と合わないときの考え方

教育実習では、指導教員との相性に悩むことがあります。

話し方がきつく感じる。

考え方が合わない。

何を求められているのかわからない。

質問しても反応が冷たい。

このような状態が続くと、「自分は嫌われているのではないか」と不安になるかもしれません。

しかし、指導教員と相性が合わないからといって、すぐに実習が失敗するわけではありません。

大切なのは、無理に仲良くなろうとすることではなく、実習生として信頼を失わない行動を続けることです。

相性が合わないことはある

人と人なので、どうしても相性はあります。

指導教員の指導スタイルが厳しい場合もあれば、あまり表情に出さない先生もいます。

実習生側が緊張しているため、普通の指摘でも強く受け止めてしまうこともあります。

相性が合わないと感じたときに大切なのは、「合わないから無理」と決めつけないことです。

教育実習は短期間です。

その期間だけでも、必要な報告、連絡、相談を丁寧に行い、提出物や授業準備を整えることで、評価を大きく崩さずに乗り切れる場合があります。

好かれることより信頼される行動を意識する

指導教員が怖いと、「好かれなければ評価が下がるのでは」と考えてしまう人もいます。

しかし、教育実習で大切なのは、好かれることよりも信頼されることです。

信頼される実習生は、特別に話が上手な人ではありません。

時間を守る。

提出物を期限内に出す。

注意されたことを次に生かす。

生徒対応を勝手に判断しない。

必要なことを早めに相談する。

こうした基本行動を続ける人です。

指導教員と雑談がうまくできなくても、実習生としての行動が整っていれば、悪い印象にはなりにくいです。

「好かれよう」と頑張りすぎるより、「安心して任せてもらえる行動」を意識しましょう。

必要以上に距離を詰めようとしない

指導教員が怖いと感じると、なんとか関係を良くしようとして、必要以上に距離を詰めようとする人もいます。

しかし、無理に雑談を増やしたり、過度に気を遣いすぎたりすると、かえって疲れてしまいます。

教育実習では、友達のように仲良くなる必要はありません。

基本は、礼儀正しく、必要な確認を行い、指導を受けたら改善することです。

距離感に迷ったときは、次のように考えるとよいです。

必要な報告はする。

相談すべきことは相談する。

無理に雑談を増やさない。

感情的に避けない。

この距離感を保つことで、実習中の精神的な負担を減らしやすくなります。

感情ではなく行動で評価を守る

指導教員と合わないと感じると、気持ちが態度に出やすくなります。

表情が暗くなる。

返事が小さくなる。

必要な確認を避ける。

注意された内容を放置する。

こうした行動が続くと、相性の問題ではなく、実習態度の問題として見られてしまう可能性があります。

指導教員への苦手意識があっても、評価を守るためには行動を整えることが大切です。

気持ちを無理に明るくする必要はありません。

ただし、あいさつ、返事、メモ、報告、提出期限、改善の姿勢は崩さないようにしましょう。

指導教員と「合わない」と感じる場合は、無理に仲良くしようとするより距離感の取り方を知ることが大切です。相性に悩む場面別の考え方を確認すると、実習中の不安を減らしやすくなります。

指導教員が怖いと感じる原因は、必ずしも指導の厳しさだけではありません。

考え方や価値観、コミュニケーションの取り方など、相性の問題が影響していることもあります。

「なぜか話しにくい」「何をしても合わない気がする」と悩んでいる人は、

教育実習で指導教員と合わないときの考え方も参考にしてみてください。

無理に好かれようとせず、適切な距離感を保ちながら実習を乗り切るための考え方を詳しく解説しています。

指導案や授業準備で怒られる場合の対処法

指導教員から注意される場面で多いのが、指導案や授業準備です。

教育実習では、授業をする前から多くの準備が必要です。

しかし、実習生は現場経験が少ないため、どこまで準備すればよいのかわからないこともあります。

指導案や授業準備で怒られる場合は、早めの提出と具体的な修正が鍵になります。

指導案は早めに提出する

指導案は、できるだけ早めに提出しましょう。

提出が遅いと、指導教員が確認する時間がなくなります。

修正が必要な場合も、授業直前になってしまいます。

結果として、授業準備が不十分なまま本番を迎えることになります。

完璧に仕上がってから出そうとする必要はありません。

むしろ、早めに見てもらった方が修正しやすくなります。

提出時の例文

「まだ不十分な点があるかもしれませんが、一度方向性を確認していただきたく、指導案をお持ちしました。」

「明日の授業に向けて、早めに修正したいので、ご確認いただけますでしょうか。」

「特に導入と発問の部分に不安があります。重点的に見ていただけるとありがたいです。」

修正点をメモして次に反映する

指導案を直されたときは、修正点を必ずメモしましょう。

赤字で直された部分をそのまま直すだけではなく、なぜ直されたのかを理解することが大切です。

たとえば、

ねらいが抽象的だった。

生徒の活動が少なかった。

発問が広すぎた。

板書の流れが授業展開と合っていなかった。

まとめが教師中心になっていた。

このように、修正理由を整理しておくと、次の指導案に生かせます。

指導教員から見ても、同じミスが減る実習生は成長しているように見えます。

授業のねらいを明確にする

指導案で注意されやすいのが、授業のねらいが曖昧なケースです。

ねらいが曖昧だと、授業全体の流れもぼやけてしまいます。

「この授業で生徒に何を理解させたいのか」

「授業後に生徒が何をできるようになればよいのか」

を明確にしましょう。

たとえば、ねらいを書くときは、

「理解する」

だけで終わらせるより、

「本文中の表現に着目し、登場人物の気持ちの変化を読み取ることができる」

のように、具体的な行動まで書く方が伝わりやすくなります。

ねらいが明確になると、発問、活動、まとめ、評価もつながりやすくなります。

板書計画や発問も準備する

授業準備では、指導案本文だけでなく、板書計画や発問も大切です。

実習生は、授業の流れを考えるだけで精一杯になりがちです。

しかし、実際の授業では、

何を板書するか。

どの順番で書くか。

生徒に何を問うか。

予想される答えにどう返すか。

時間が余った場合や足りない場合にどうするか。

こうした準備も必要です。

発問は、いきなり難しい問いから入るのではなく、生徒が答えやすい問いから少しずつ深めると進めやすくなります。

指導案で何度も直される人は、書き方の型を知らないまま作成している可能性があります。ねらい・展開・発問・評価の書き方を例文で確認しておくと、修正回数を減らしやすくなります。

指導教員から指導案を何度も修正されると、「自分だけできていないのでは」と不安になることがあります。

しかし、多くの実習生は指導案の基本構成や授業のねらいの設定でつまずきます。

指導案づくりに苦手意識がある人は、「教育実習の指導案の書き方と例文」もあわせて確認しておきましょう。

評価されやすい指導案の作り方や、そのまま参考にできる例文をわかりやすく解説しています。

授業観察や日誌で注意される場合の対処法

教育実習では、授業をするだけでなく、観察記録や日誌を書く場面も多くあります。

このときに注意されやすいのが、「感想だけで終わっている」書き方です。

観察記録や日誌は、ただ思ったことを書くものではありません。

見た事実から何に気づき、次にどう生かすかを書くことが大切です。

感想だけで終わらせない

日誌や観察記録で、

「すごいと思いました」

「勉強になりました」

「生徒が楽しそうでした」

だけで終わると、内容が浅く見えてしまいます。

もちろん、感想を書くこと自体が悪いわけではありません。

ただし、教育実習の記録では、感想に加えて、具体的な事実と学びを書く必要があります。

よくない例

「先生の授業がわかりやすくて勉強になりました。」

改善例

「導入で前時の内容を短く確認してから本時の課題を提示していたため、生徒が学習内容に入りやすくなっていた。自分の授業でも、導入で前時とのつながりを意識したい。」

このように書くと、何を見て、何を学んだのかが伝わります。

事実・気づき・改善点を書く

観察記録や日誌では、事実、気づき、改善点の流れで書くと整理しやすくなります。

事実とは、実際に見たことです。

気づきとは、そこから考えたことです。

改善点とは、自分の実習にどう生かすかです。

例文

「授業の導入で、教師が前時の復習を問いかけると、多くの生徒がノートを見返していた。前時とのつながりを確認することで、本時の学習に入りやすくなると感じた。自分の授業でも、導入で生徒が既習内容を思い出せる発問を入れたい。」

この形で書くと、単なる感想ではなく、学びのある記録になります。

指導教員の助言を次の日誌に反映する

日誌で注意された場合は、次の日誌に必ず反映しましょう。

たとえば、指導教員から、

「もっと具体的に書いて」

「生徒の反応も入れて」

「自分の課題を書いて」

と言われたら、次回からその点を意識します。

そして、日誌の中に、

「前回ご指導いただいたように、生徒の反応を具体的に記録することを意識した」

という内容を自然に入れると、改善していることが伝わります。

指導を受けたことを次に生かす姿勢は、実習評価にもつながりやすい部分です。

生徒の反応を具体的に記録する

授業観察では、教師の動きだけでなく、生徒の反応を見ることも大切です。

たとえば、

どの発問で生徒が手を挙げたか。

どの場面で集中が切れたか。

班活動でどのような話し合いがあったか。

ノートにどのようなことを書いていたか。

教師の声かけで生徒の行動がどう変わったか。

このような反応を記録すると、授業を見る視点が深まります。

観察記録や日誌で注意される人は、「何を書くか」よりも「何を見るか」で迷っていることが多いです。授業中に見るべき視点を先に知っておくと、記録の内容が具体的になります。

授業観察記録は、ただ授業の感想を書くだけでは評価されにくく、「何を見て、何を学び、どう生かすか」を整理することが大切です。

観察記録で何を書けばよいかわからない人や、日誌で内容が薄いと指摘された人は、

教育実習の授業観察記録の書き方も読んでみてください。

授業中に見るべきポイントや、評価されやすい記録のまとめ方を具体例付きで解説しています。

やってはいけないNG行動

指導教員が怖いときほど、焦って間違った行動をしてしまうことがあります。

しかし、教育実習では、感情的な行動や無責任な行動が評価に影響する場合があります。

ここでは、特に避けたいNG行動を整理します。

無断欠席・遅刻をする

教育実習で無断欠席や遅刻は絶対に避けましょう。

体調不良や交通事情など、やむを得ない理由がある場合でも、必ず大学や実習校のルールに従って連絡する必要があります。

連絡をしないまま休むと、学校側に大きな迷惑をかけてしまいます。

また、実習生としての信頼も失いやすくなります。

体調が悪いときは、無理をして黙って行くのではなく、早めに連絡しましょう。

指導教員の悪口を言う

指導教員が怖くても、学校内で悪口を言うのは避けるべきです。

職員室、廊下、休み時間、実習生同士の会話など、どこで誰が聞いているかわかりません。

「怖い」

「理不尽だと思う」

「つらい」

と感じること自体は自然です。

ただし、それを学校内で感情的に話すと、実習態度の問題として受け取られる可能性があります。

悩みを話すなら、大学の担当教員や信頼できる相談先に、事実を整理して伝えましょう。

注意された内容を放置する

注意された内容をそのままにするのも避けたい行動です。

一度注意されたことを放置すると、同じ指摘を受けやすくなります。

指導教員から見ると、

「聞いていなかったのかな」

「改善する気がないのかな」

と思われてしまうことがあります。

完璧に直せなくても、改善しようとしている姿勢を見せることが大切です。

たとえば、

「昨日ご指導いただいた部分を意識して修正しました」

「まだ不十分かもしれませんが、前回より具体的に書くようにしました」

と伝えれば、行動が変わっていることが伝わります。

感情的に反論する

厳しい言い方をされると、反論したくなることもあります。

しかし、教育実習中に感情的に言い返すのは危険です。

その場で言い争いになると、指導の内容よりも態度の方が問題視されることがあります。

納得できないことがある場合は、まずメモに残しましょう。

そして、落ち着いてから大学の担当教員に相談してください。

指導教員に確認する場合も、反論ではなく確認の形にすることが大切です。

「今後改善したいので、具体的にどの点を直せばよいか教えていただけますか。」

このように伝えると、冷静な印象になります。

SNSに実習内容を書く

教育実習中の出来事をSNSに書くのは避けましょう。

学校名や生徒名を書いていなくても、内容から特定される可能性があります。

特に、

指導教員への不満。

生徒の様子。

授業の失敗談。

学校内で起きた出来事。

これらをSNSに投稿するのは危険です。

教育実習では、守秘義務や個人情報への配慮が求められます。

つらい気持ちを書きたくなっても、SNSではなく、大学の担当教員や信頼できる人に直接相談しましょう。

大学に相談せず一人で抱え込む

指導教員が怖いとき、「自分が我慢すればいい」と考えてしまう人もいます。

しかし、体調に影響が出ている場合や、実習に行けないほど追い詰められている場合は、一人で抱え込まないでください。

教育実習は大切ですが、心身を壊してまで耐えるものではありません。

特に、眠れない、食べられない、涙が止まらない、学校に向かう途中で強い不安が出る場合は、早めに大学へ相談しましょう。

生徒に愚痴をこぼす

指導教員が怖いからといって、生徒に愚痴をこぼすのは避けましょう。

生徒に、

「先生が怖い」

「また怒られた」

「実習がつらい」

と話してしまうと、生徒との関係にも影響します。

実習生は、生徒にとって先生の立場です。

不安や悩みを生徒に受け止めてもらおうとするのは適切ではありません。

つらい気持ちは、大学の担当教員、家族、友人など、学校外の適切な相手に相談しましょう。

大学へ相談すべきケース

指導教員が怖いと感じる場合でも、すぐに大学へ相談するべきか迷う人は多いです。

「こんなことで相談していいのかな」

「自分の我慢が足りないだけかもしれない」

「評価に影響したらどうしよう」

と考えてしまうかもしれません。

しかし、次のような状態がある場合は、早めに大学へ相談してください。

体調に影響が出ている

実習の不安から体調に影響が出ている場合は、相談が必要です。

朝になると腹痛がする。

頭痛が続く。

学校に行こうとすると吐き気がする。

実習のことを考えるだけで涙が出る。

このような状態は、無理を続けるサインではありません。

早めに大学へ連絡し、今後の対応を相談しましょう。

眠れない・食べられない状態が続いている

睡眠や食事に影響が出ている場合も注意が必要です。

一日だけ眠れない程度なら、緊張によるものかもしれません。

しかし、何日も眠れない、食欲がない、体重が減っているなどの状態が続く場合は、心身に負担がかかっています。

教育実習を続けるかどうかも含めて、大学に相談してください。

必要に応じて、保健センターや医療機関に相談することも大切です。

人格否定のような言葉を受けている

指導の範囲を超えて、人格を否定するような言葉を受けている場合は、一人で抱え込まないでください。

たとえば、

「教員に向いていない」

「あなたは何をやってもダメ」

「大学で何を学んできたの」

「いるだけで迷惑」

このような言葉が繰り返される場合は、指導として適切かどうかを大学に相談する必要があります。

注意された内容、日時、場所、そのときの状況をメモしておきましょう。

実習継続が難しいと感じている

「明日から実習に行けないかもしれない」

「学校に行くのが怖くて動けない」

「このまま続ける自信がない」

このように感じる場合は、早めに大学へ相談してください。

自己判断で休んだり、実習校へ直接辞退を伝えたりする前に、大学の担当者に連絡することが大切です。

教育実習は大学の単位や免許取得にも関わるため、手続きや判断を一人で進めないようにしましょう。

ハラスメントの可能性がある

指導の内容が、人格否定、威圧的な言動、過度な叱責、無視、差別的な発言などに当たる可能性がある場合は、大学に相談してください。

自分では判断が難しい場合でも、「つらい」「怖い」「おかしいかもしれない」と感じたら相談してかまいません。

相談するときは、感情だけでなく、できるだけ具体的な事実を伝えましょう。

指導内容が理不尽だと感じる

指導内容が一貫していない、明らかに他の実習生と扱いが違う、何をしても否定されるなど、理不尽さを感じる場合も相談してよいケースです。

ただし、大学に相談するときは、

「先生が嫌いです」

「怖いです」

だけではなく、何が起きたのかを具体的に伝えることが大切です。

相談するときの伝え方

大学へ相談するときは、感情をそのままぶつけるより、事実を整理して伝える方が対応してもらいやすくなります。

つらい気持ちがあるのは当然です。

そのうえで、大学側が状況を把握しやすいように準備しましょう。

感情だけでなく事実を整理する

相談するときは、次の内容を整理します。

いつ起きたのか。

どこで起きたのか。

誰から何を言われたのか。

そのとき自分はどう対応したのか。

その後、体調や実習にどのような影響が出ているのか。

たとえば、次のように伝えると状況が伝わりやすくなります。

「〇月〇日の授業後、職員室で指導を受けた際に、指導案の内容について強い口調で注意されました。その後から、授業前に強い不安を感じるようになり、夜も眠れない日が続いています。実習を続けるために、どのように対応すればよいか相談したいです。」

日時・内容・自分の対応をメモする

相談前に、メモを作っておくと安心です。

緊張していると、話したいことを忘れてしまうことがあります。

メモには、できるだけ具体的に書きます。

〇月〇日、何時間目の後。

どのような場面で言われたか。

どのような言葉だったか。

自分はどう返答したか。

その後、どう感じたか。

このメモは、指導教員を責めるためだけではありません。

大学に正確に状況を伝え、適切に対応してもらうための材料になります。

「辞めたい」だけでなく「どう対応すべきか」を相談する

つらいときは、「もう辞めたい」と言いたくなることがあります。

その気持ちを伝えることは悪いことではありません。

ただし、相談の場では、

「このまま続けるべきか」

「指導教員にどう接すればよいか」

「大学から実習校に連絡してもらえるのか」

「体調不良の場合、どのような手続きが必要か」

など、具体的に相談すると次の行動が決まりやすくなります。

相談例文

「現在、指導教員との関係で強い不安があります。実習を続けたい気持ちはありますが、毎日緊張が強く、体調にも影響が出ています。今後どのように対応すればよいか相談させてください。」

大学の教職課程担当に早めに連絡する

教育実習に関する相談は、大学の教職課程担当、教育実習担当教員、ゼミの先生など、大学で決められている窓口に連絡しましょう。

実習校へ直接強く訴えたり、自己判断で休んだりする前に、大学へ相談することが大切です。

連絡するときは、メールでも電話でもかまいません。

ただし、緊急性が高い場合や実習に行けないほどつらい場合は、電話の方が早く伝わります。

メール例文

「教育実習についてご相談したいことがあります。現在、指導教員との関係で強い不安があり、実習の継続について悩んでいます。状況を整理してご相談したいため、お時間をいただくことは可能でしょうか。よろしくお願いいたします。」

教育実習を辞退する前に考えたいこと

指導教員が怖くてつらい状態が続くと、「教育実習を辞退したい」と考えることもあるかもしれません。

その気持ちは、決して甘えとは言い切れません。

ただし、教育実習の辞退は、教員免許の取得や卒業後の進路に関わる場合があります。

そのため、自己判断で急に辞退を決めるのではなく、まず大学に相談することが大切です。

まず大学へ相談する

教育実習を辞退したいと思ったら、最初に大学へ相談しましょう。

実習校へ直接、

「辞めます」

「もう行けません」

と連絡するのは避けた方がよいです。

教育実習は大学と実習校の連携で行われているため、辞退の判断や連絡方法にも手順があります。

大学に相談すれば、実習継続の可能性、休養の必要性、辞退した場合の影響などを確認できます。

自己判断で実習校へ連絡しない

つらいときほど、今すぐ逃げたい気持ちになることがあります。

しかし、自己判断で実習校へ辞退連絡をすると、大学側との手続きがずれてしまう可能性があります。

まずは大学へ連絡し、指示を受けましょう。

連絡の順番は、基本的に大学のルールに従います。

不安な場合は、

「実習校へは自分から連絡した方がよいでしょうか」

「大学から連絡していただけるのでしょうか」

と確認してください。

体調不良や限界の場合は無理をしない

教育実習は大切ですが、心身を壊してまで続けるものではありません。

眠れない、食べられない、涙が止まらない、学校へ行こうとすると体調が悪くなるなどの状態が続いている場合は、無理をしないでください。

まず大学へ相談し、必要であれば医療機関や学生相談室にもつなげてもらいましょう。

「もう少し我慢すれば終わる」と思って無理を重ねると、実習後も不調が続くことがあります。

辞退後の進路も考えておく

教育実習を辞退する場合は、その後の進路についても考える必要があります。

教員免許の取得時期が変わるのか。

再実習が可能なのか。

教員以外の進路に切り替えるのか。

大学の単位に影響があるのか。

これらは大学によって対応が異なります。

一人で判断せず、必ず大学に確認しましょう。

「もう続けられないかもしれない」と感じたときほど、辞退の伝え方を自己判断しないことが大切です。大学・実習校への連絡順やメール例文を知っておくと、慌てずに相談できます。

指導教員との関係がつらく、「もう教育実習を続けられないかもしれない」と感じている人もいるかもしれません。

ただし、実習を辞退する場合は自己判断で動かず、大学への相談や適切な手順を踏むことが大切です。

心身の負担が大きくなっている人は、教育実習を辞退する方法も確認しておきましょう。

大学や実習校への連絡方法、電話やメールの例文、辞退時の注意点を詳しく解説しています。

指導教員が怖くても評価を下げにくい行動チェックリスト

指導教員が怖いときは、何をすればよいのかわからなくなります。

そのようなときは、基本行動を一つずつ確認しましょう。

評価を守るために大切なのは、特別なことではありません。

毎日の小さな行動を丁寧に続けることです。

毎朝あいさつをする

朝のあいさつは、実習生としての基本です。

緊張していても、指導教員や先生方に自分からあいさつしましょう。

「おはようございます。本日もよろしくお願いいたします。」

この一言があるだけで、印象は変わります。

注意された内容をメモする

注意された内容は、その場でメモしましょう。

メモを取る姿勢は、指導を受け止めようとしている態度として伝わります。

あとで見返すことで、同じミスを減らすことにもつながります。

同じミスを減らす

教育実習では、失敗そのものよりも、同じミスを繰り返すことの方が注意されやすいです。

一度注意されたことは、次の日に少しでも改善しましょう。

完璧にできなくても、改善の努力が見えることが大切です。

提出期限を守る

指導案、日誌、教材などの提出期限は必ず守りましょう。

遅れそうな場合は、直前ではなく早めに相談します。

提出物の期限を守ることは、信頼を保つうえでとても重要です。

わからないことを早めに聞く

わからないことを放置すると、後で大きなミスになることがあります。

怖くても、必要な確認は早めにしましょう。

質問するときは、自分の考えを添えて、短く具体的に伝えることが大切です。

生徒対応は勝手に判断しない

生徒に関することは、自己判断で進めないようにしましょう。

小さなことに見えても、学校全体で共有すべき内容の場合があります。

迷ったら、必ず指導教員へ報告します。

感謝の言葉を伝える

指導を受けたあとは、感謝の言葉を伝えましょう。

「ご指導ありがとうございます」

「次回に生かします」

この一言があるだけで、受け止め方の印象が変わります。

改善した点を行動で見せる

言葉だけでなく、行動で改善を見せることが大切です。

前回注意されたことを次の授業、日誌、指導案に反映しましょう。

指導教員は、実習生が変わろうとしているかを見ています。

教育実習で指導教員が怖いときの考え方

指導教員が怖いと、実習全体がつらく感じられます。

しかし、怖さに飲み込まれすぎると、本来できる行動までできなくなってしまいます。

最後に、教育実習を乗り切るための考え方を整理します。

怒られた回数だけで評価は決まらない

教育実習では、怒られた回数だけで評価が決まるわけではありません。

大切なのは、指導を受けたあとにどう行動したかです。

注意された内容をメモする。

次の授業で改善する。

日誌に学びとして書く。

必要な報告を早めにする。

こうした行動が積み重なると、評価を守りやすくなります。

指導は成長のために行われることもある

指導教員の言葉が厳しいと、すべてを否定されたように感じるかもしれません。

しかし、指導の中には、実習生を成長させるための助言も含まれています。

大切なのは、言葉の厳しさだけに注目しすぎず、何を改善すればよいのかを取り出すことです。

「怒られた」ではなく、「次に直すことは何か」と考えると、少し気持ちが整理しやすくなります。

ただし心身の限界まで我慢する必要はない

一方で、どんな指導でも我慢すればよいわけではありません。

体調に影響が出ている。

人格否定のような言葉が続いている。

学校へ行けないほど不安が強い。

このような場合は、我慢を続ける必要はありません。

大学へ相談し、必要な支援を受けましょう。

教育実習を最後までやり切ることは大切ですが、自分の心身を守ることも同じくらい大切です。

大切なのは一人で抱え込まないこと

指導教員が怖いと感じると、自分だけで何とかしようとしてしまう人が多いです。

しかし、教育実習は一人で抱え込むものではありません。

困ったときは、大学の担当教員、教職課程担当、学生相談室などに相談できます。

「相談すること」は逃げではありません。

実習を続けるために必要な行動です。

FAQ

Q1.教育実習で指導教員が怖いのは普通ですか?

珍しいことではありません。

教育実習では、評価される立場になるため、指導教員の言葉を強く受け止めやすくなります。

特に、授業後の指導や指導案の修正が続くと、怖いと感じる実習生は多いです。

ただし、眠れない、食べられない、実習に行けないほどつらい場合は、早めに大学へ相談してください。

Q2.指導教員に怒られたら評価は下がりますか?

一度怒られたからといって、すぐに評価が下がるとは限りません。

教育実習で見られるのは、怒られたことそのものより、その後の行動です。

注意された内容をメモし、次に改善しようとする姿勢があれば、評価につながることもあります。

反対に、同じ注意を何度も繰り返したり、言い訳ばかりしたりすると印象が悪くなる可能性があります。

Q3.指導教員が怖くて質問できないときはどうすればいいですか?

質問するときは、いきなり答えを求めるのではなく、自分の考えを添えて聞きましょう。

たとえば、

「自分では〇〇と考えていますが、この進め方でよいか確認させてください。」

「△△の部分で迷っています。どちらの方法がよいかご助言いただけますか。」

という聞き方がおすすめです。

また、忙しい時間を避け、最初に「今お時間よろしいでしょうか」と確認するとよいです。

Q4.毎日怒られる場合は大学に相談してもいいですか?

相談して大丈夫です。

特に、体調に影響が出ている場合、人格否定のような言葉がある場合、実習を続けるのが難しい場合は、早めに大学へ相談してください。

相談するときは、いつ、どこで、何を言われたのか、自分はどう対応したのかをメモしておくと伝えやすくなります。

Q5.指導教員と合わない場合、実習先を変えてもらえますか?

実習先を変更できるかどうかは、大学や実習校の判断によります。

自己判断で変更を求めたり、実習校に直接強く伝えたりするのではなく、まず大学へ相談しましょう。

相性の問題なのか、指導上の問題なのか、体調への影響があるのかを整理して伝えることが大切です。

Q6.教育実習がつらいときは辞退できますか?

やむを得ない事情がある場合、辞退を検討することはあります。

ただし、教育実習の辞退は、教員免許の取得や単位に関わる可能性があります。

自己判断で実習校へ連絡する前に、必ず大学へ相談してください。

体調不良や強い不安がある場合も、一人で判断せず、大学の担当者に連絡しましょう。

Q7.指導教員に嫌われたら単位はもらえませんか?

指導教員に好かれるかどうかだけで単位が決まるわけではありません。

教育実習では、授業への取り組み、実習態度、提出物、報連相、改善の姿勢など、さまざまな点が見られます。

大切なのは、好かれようとすることより、実習生として誠実に行動することです。

あいさつ、提出期限、メモ、改善、相談を丁寧に続けましょう。

Q8.怖い先生に好印象を持たれる行動はありますか?

あります。

特別なことをする必要はありません。

毎朝あいさつをする。

注意された内容をメモする。

同じミスを減らす。

提出物を早めに出す。

質問するときは自分の考えを添える。

指導後に感謝を伝える。

これらの基本行動を続けることで、信頼されやすくなります。

まとめ

教育実習で指導教員が怖いと感じると、毎日がつらくなります。

授業後の指導、指導案の修正、日誌の注意、冷たい反応などが続くと、「自分は教員に向いていないのでは」と不安になることもあるでしょう。

しかし、指導教員が怖いと感じたからといって、すぐに評価が悪くなるわけではありません。

大切なのは、怖さに流されて必要な行動を止めないことです。

指導教員が怖いときは、まず行動を整える

指導教員との関係に悩んだときは、まず基本行動を整えましょう。

あいさつをする。

返事をする。

メモを取る。

提出期限を守る。

わからないことを早めに確認する。

このような行動を続けることで、少しずつ信頼を守りやすくなります。

評価を守るには報連相・メモ・改善が大切

教育実習で評価を守るためには、報告・連絡・相談、メモ、改善が大切です。

怒られないことを目標にするのではなく、指導を受けたあとにどう改善するかを意識しましょう。

同じ注意を減らし、次の授業や日誌に反映できれば、学ぶ姿勢が伝わります。

理不尽さや体調不良がある場合は大学へ相談する

指導が厳しい場合でも、すべてを一人で我慢する必要はありません。

体調に影響が出ている場合、人格否定のような言葉がある場合、実習を続けるのが難しい場合は、早めに大学へ相談してください。

相談することは逃げではありません。

実習を安全に続けるための大切な行動です。

一人で抱え込まず、最後まで乗り切る方法を考える

教育実習は、実習生にとって大きな緊張と不安を伴う期間です。

指導教員が怖いと感じることがあっても、自分を責めすぎないでください。

必要な行動を整え、困ったときは大学へ相談しながら、最後まで乗り切る方法を考えていきましょう。