この記事では、
暑中見舞いのはがきを出す時期と、
書き方のマナーや例文を紹介します。

梅雨が明けるといよいよ夏本番です。

そして恒例の暑中見舞いのはがきを送る季節を迎えます。

夏の盛りに相手の安否を気づかい、自分の様子を知らせる
暑中見舞いのはがきは、7月20日前後の「梅雨明け」から
「立秋の前日」までに送るのが一般的。

「立秋(りっしゅう)」は、
季節の指標である「二十四節気」の13番目の節気。

「秋の兆しが見え始める頃」という意味です。

2022年は8月7日(日)〜8月22日(月)。

暦の上では秋の始まりですが、まだまだ残暑の厳しい時期です。

携帯電話でメールのごあいさつをするのは簡単ですが、
今だからこそ、手書きのはがきにこだわりたいものです。

メールでなく、はがきで出せる暑中見舞いの例文をご紹介します。

パソコンソフトを利用してはがきを作成される方は、
手書きの部分をぜひ残してくださいね。

手書きのはがきは人間味が感じられ、
相手への印象も良くなりますよ。

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暑中お見舞いの意味・由来

暑中見舞いは、お盆に親元や仲人などを訪問し、
贈り物をする風習が簡略化したものです。

最近は、相手先を訪問するかわりに
はがきで見舞い状を出すようになり、
贈答の風習としては、今もお中元として受け継がれています。

はがきは形式にこだわらなくてもいい!

はがきの冒頭は、
「暑中お見舞い申し上げます」
「暑中お伺い申し上げます」と、
季節のごあいさつの言葉をはがきの書き出しにします。


後は形式にこだわらず、相手の安否を尋ね、
そして自分の近況を知らせるとよいでしょう。

はがきの内容は、プライベートな色合いを出してもOK。

また引越し、転勤、結婚、出産など
お知らせを兼ねてはがきを送ることもできます。

暑中お見舞いをはがきで出す時期・期間

「暑中」とは、夏の暑い時期という意味で、
二十四節気の小暑と大暑の時期を指す場合や、
夏の土用を指す場合があります。

(夏の土用は、小暑の終盤~大暑の時期にあたります)。

【小暑】   7月7日頃~7月22日頃(大暑までのおよそ15日間)
【大暑】   7月23日頃~8月6日頃(立秋までのおよそ15日間)
【夏の土用】 7月20日頃~8月6日頃(立秋前のおよそ18日間)
【立秋】   8月7日頃~8月22日頃(処暑までのおよそ15日間)

※日付はその年によって異なります。

「暑中見舞い」のはがきを出す時期は、
小暑~立秋前まで、あるいは夏の土用とされています。

でも梅雨の最中では的外れとなってしまうため、
「暑中見舞い」のはがきは梅雨明け後から立秋までに
出すとよいでしょう。

立秋を過ぎたら
「残暑見舞い」にして、処暑までを目安に、
遅くとも8月末までには、はがきが届くようにします。

暑中お見舞い2022年のはがきの宛名の書き方

宛名は、手紙の第一印象に当たるものです。
どんなに内容が良くても表書きが雑であれば好印象になりません。
バランスを考えながら、楷書で丁寧に書きましょう。

  • 切手は左上に貼ります。

  • 住所は郵便番号の右端のラインに揃え、
    上から一文字下げたところから書き始めます。

  • 番地などの数字は、漢数字で書くのがエチケットです。

  • 目上の方や改まった内容の場合は、ビル名やマンション名略さずに書きましょう。

  • 相手の名前は中央の郵便番号から一文字下げたところから書き始めます。
    住所より大きな文字で書きましょう。
  • 自分の住所と名前は相手の住所と名前より小さめに書きましょう。

  • 自分の住所と名前の末字の高さを揃えると、より美しく見えます。

暑中お見舞い2022年のはがきの書き方とマナー

相手によって書き方も違ってきますが、
文面構成の流れに沿うと書きやすいでしょう。

暑中見舞いの挨拶

「暑中お見舞い申し上げます」

暑中お見舞い申し上げます という言葉は、
冒頭に、やや大きめに書きます。

相手の安否を気遣うことばやご無沙汰をわびることば

「暑さの厳しい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか」

自分の近況など

「平素はご無沙汰をしまして、申し訳ございません。
おかげさまで、私ども家族全員、元気に暮らしておりますのでご安心下さい。」

近況報告は、
なるべく具体的な内容の方が、受け取る側も楽しいものです。

この部分に御中元のお礼の言葉を書いても良いでしょう。

相手の健康や息災を祈ることば

「暑さ厳しき折柄、どうかくれぐれもご自愛ください」

一年中で最も暑くなる時期です。
相手の体調を気づかう言葉を必ず入れましょう。

後付(日付、差出人名など)

「令和○○年盛夏」

日付けを書く場合には、「○年○月○日」というような
正確な日付けは書かずに「令和○○年盛夏」と書くのが慣例です。

相手が目上の方の場合には、「見舞い」でななく
「お伺い」にして、「暑中お伺い申し上げます」
「残暑お伺い申し上げます」とすると礼儀にかないます。

親しい間柄なら、
あえて決まり文句の「暑中お見舞い申し上げます」を書かず、
「梅雨が明けて夏本番となりましたが、お元気ですか」
「暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか」
のように書きだし、ひと味違う雰囲気にする方法もあります。

暑中を過ぎたら「残暑が続いておりますが」とすればOK。

また、相手を立てて書くのも大切で、
話題の順番は相手が先で自分はその後。

書く位置も相手の名前や話題が、
自分よりも下にならないよう配慮しましょう。

例えば「私は元気ですが、そちらはいかがでしょう」はNGです。

暑中お見舞い2022年の例文

暑中お見舞い2022年のはがきの例文:一般向け

盛夏のお見舞い申し上げます。

相変わらずの暑さが続いておりますが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

平素はご無沙汰をしまして、申し訳ございません。

おかげさまで、私ども家族全員、
元気に暮らしておりますので、ご安心下さい。

まだ当分は暑さが続くとのことです。

くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。

暑中お見舞い2022年のはがきの例文友人宛

暑中お見舞い申し上げます。

暑さことのほか厳しい毎日ですが、いかがお過ごしですか。

この暑さに大人は本当に、まいっていますが、
我が家の子どもたちは、元気いっぱいです。

いつもご無沙汰ばかりしてごめんなさい。

最近は忙しくしていますが、
この夏しっかり休みを取ろうと思っています。

今年こそ、
そちらへお邪魔しようと計画していましたが、
お盆の帰省もままならず、お目にかかれないのが残念です。

でも、
お正月には家族揃って帰省出来ることを願っています。


その節はどうぞよろしくお願いします。

暑い日が続いていますが、くれぐれもお体に気をつけてください。

暑中お見舞い2022年のはがきの例文:上司宛

暑中お伺い申し上げます。

連日の猛暑にもめげず、
お変わりなくお過ごしのことと存じます。

平素は何かとお世話になり、ありがとうございました。

おかげさまで、
私ども皆つつがなく暮らしておりますので、ご安心下さい。

まだまだ厳しい暑さが続きそうでございますが、
ご自愛のほど、お祈り申し上げます。

暑中お見舞いの文の中にコロナ禍の言葉を盛り込みたい場合

暑さだけでなく、感染予防への配慮が欠かせない日々が
まだまだ続いておりますが、皆様はお変わりなくお過ごしでしょうか。

コロナの状況が落ち着き、感染への不安の日々がなくなり、
気兼ねなく会える日が一日も早くお訪れることを願っています。

まだまだ、コロナウイルスに対する配慮が欠かせない日々が
続いておりますが、お互い健康に気をつけて過ごしましょう。

時節柄、思うように会えず残念ですが、お互い体調に気をつけて、
自分のできることを精一杯やり「第7波」を乗り越えましょう。

これからも、コロナウイルスへの注意が欠かせない日々が
続くとは思いますが、皆様のご健康を心よりお祈り致します。

お盆の帰省もままならず、お目にかかれないのが残念ですが、
お正月には家族揃って帰省出来ることを願っています。

2年以上続くこのコロナ禍で、暮らしの変化を余儀なくされ、
山本様のお仕事も影響が受けられたのではと、皆で心配しております。
何か出来ることがありましたら、遠慮なくおっしゃってくださいませ。

コロナだけでなく暑さへの配慮も欠かせませんが、
皆さま何卒ご自愛のほどお願い申し上げます。

コロナウイルスの影響が収まらない日々が、まだ続いておりますが、
〇〇様におかれましてはご健康に充分に留意され、
ご自愛くださるよう心よりお祈りしておりま

まとめ

この記事では、
暑お中見舞いのはがきを出す時期と、
書き方のマナーや例文を紹介しました。

「大いに暑い」の名前通り、1年でもっとも気温が高く、
暑さも厳しくなる節気「大暑」を迎えました。

道路には陽炎がゆらめき、空を見上げれば入道雲。

うだるような暑さが続きます。

こんなときにうれしいのが、
知人から届くはがきです。

こちらの体調を気づかう思いやりと、相手の近況に心も和みます。

夏の風物詩をあしらった暑中見舞いのはがきを
親しい方にしたためてはいかがでしょうか。