夏の訪れと共に、暑中見舞いのシーズンがやってきました。
友人や知人からの暑中見舞いを受け取った際、
適切な返事が思い浮かばずに困った経験はありませんか?
心の中で返信を考える時間もなく、素早く的確な言葉を伝えることが求められますよね。
そこで、この記事では、
暑中見舞いの返事に困ったときに役立つ使える例文とコツを大公開します!
暑中見舞いの返事に困った時にスムーズに対応する方法を学び、
大切な人々とのコミュニケーションを円滑に進めましょう。
【暑中お見舞い】2023年最新!書き方と素敵な例文を紹介
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目次
暑中見舞いの返事の基本的なマナーは?
暑中見舞いは、夏に大切な人々から届く思いやりの表れですが、
適切な返事をするための基本的なマナーを知っていますか?
暑中見舞いの返事における基本的なマナーをご紹介いたします。
1.迅速な返信
暑中見舞いは季節の挨拶であり、早めに返事をすることが望ましいです。
できるだけ迅速に返信し、相手に感謝の気持ちを伝えましょう。
2.心のこもった言葉
返事の際には、相手の思いやりに応えるために心のこもった言葉を選びましょう。
感謝の気持ちや健康状態への配慮を示す言葉を使い、相手に対する思いやりを表現しましょう。
3.応用の利く例文の活用
返事に困った場合は、応用の利く例文を参考にすると便利です。
具体的な例文を活用することで、自分自身の表現力を高め、
適切な返事ができるようになります。
4.返事の時期に注意
一般的に、暑中見舞いを送る時期は、二十四節気の小暑~立秋までです。
現在で言うと、梅雨が明けた7月8日~8月8日頃の時期にあたります。
8月7日から8月いっぱいまでの期間は「残暑見舞い」で出すのがマナーであり、
季節の挨拶の内容・書き方が少し異なりますので注意しましょう。
また、暑中見舞いを受け取ったお礼や返事を出す際には、
暑中見舞い・残暑見舞いの期間内であれば、問題はありませんが、
「忙しくてはがきを出すのが遅れた!」とならないよう、できる限り早めに返すのがマナーです。
一般的には、8月いっぱいまでに残暑見舞いを出しますが、
遅れた場合でも9月の頭頃までであれば、残暑見舞いとして返事を出すことも可能です。
その際には暑中見舞いのお礼とともに、
返事が遅れたことに対するお詫びの文章を添えるのが書き方のマナーです。
これらの基本的なマナーを心に留め、
相手への感謝の気持ちや思いやりを伝える返事を心掛けましょう。
大切な人々とのつながりを深める機会となる暑中見舞いの返事を、
心からの言葉で行いましょう。
返事が遅れたことに対するお詫びの文章:例文
以下は、暑中見舞いの返事が遅れた際に使えるお詫びの言葉の例です。
〇〇様へ、
お世話になっております。
先日いただいた暑中見舞いに対する返事が大変遅くなり、心よりお詫び申し上げます。
私事ではございますが、
最近私のスケジュールが非常に忙しくなってしまい、
手続きや連絡が遅れることが増えてしまっております。
それに加え、意図せぬトラブルも発生し、思ったよりも時間を要してしまいました。
ご心配やお気遣いいただいたのにもかかわらず、
返信が遅くなってしまったこと、心からお詫び申し上げます。
〇〇様からいただいた温かいお言葉に励まされ、心から感謝しております。
今後はこのようなことがないよう、
再発防止策を講じ、迅速な対応を心がけてまいります。
また、今回のお詫びと共に、返信をお届けいたします。
〇〇様とお知り合いになってから、多くのお力添えやご支援をいただいております。
これからもご縁を大切にし、お力になれることがあれば喜んでお手伝いいたします。
お忙しい中、お心遣いいただきまして誠にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
暑中見舞いの返事に使える具体的な例文とコツ
冒頭に感謝の気持ちを述べる
暑中見舞いに対する返事を出す場合、季節の挨拶とともに、
はがきの最初に「暑中見舞いを送ってくれたことへのお礼の文章」を述べるのが一般的です。
お礼の文章を添えれば、相手の暑中見舞いが正しく届いたことや、
こちらに気を遣ってくれたことへの感謝を伝えられます。
以下に、返事に困った暑中見舞いに使える具体的な例文とコツをご紹介します。
暑中見舞いの返事に困ったときに使える書き出しの言葉
・暑中お見舞い申し上げます。お元気でお過ごしでしょうか。
・暑さ厳しい折、お変わりありませんか。
・猛暑の中、ご健康でお過ごしのことと存じます。
・この暑さの中、いかがお過ごしでしょうか。
・猛暑が続きますが、お元気でお過ごしですか。
暑中見舞いをいただいたお礼の言葉
・この暑い中、お心遣いいただきありがとうございます。
・この暑さの中、心温まるお言葉をいただきありがとうございます。
・この暑さの中、涼しいお見舞いの言葉をいただき感謝しています。
・この暑さの中、心温まるお見舞いの言葉をいただき感謝申し上げます。
暑中見舞いの返事に困ったときに使える結びの言葉
・どうぞお体を大切になさってください。
またお会いできる日を楽しみにしています。
・毎日暑い日が続きますが、お体に気をつけてお過ごしください。
・暑さが厳しいですね。くれぐれもご自愛ください。
・暑さが厳しい日々が続きますね。お体に気をつけてお過ごしください。
・毎日暑いですね。水分補給をこまめにして、熱中症に気をつけてください。
・この暑さの中、くれぐれもご自愛ください。
・どうぞご自愛ください。
またお目にかかれることを楽しみにしています。
・また機会がありましたら、是非お会いしたいと思います。
コロナ禍に配慮した結びの言葉
・皆様にとっても安心・安全な日々が訪れることをお祈りしております。
・このような時期ではありますが、お互いに健康と安全を守りながら、
希望に満ちた日々をお過ごしください。心からお礼を申し上げます。
・このような時期ではございますが、お互いに健康と安全を第一に考え、
充実した日々をお過ごしください。
・お互いに健康と安全を確保しながら、前向きな気持ちで日々を過ごしましょう。
・この状況下では、お互いの安全と健康が最優先ですので、
どうかくれぐれもお気をつけくださいませ。
・また、現在の状況下では感染症対策に気を付けながらお過ごしください。
・現在の状況下では、感染症対策を徹底し、互いの健康と安全を守ることが最も大切です。
お体にはくれぐれもご留意くださいませ。
暑中見舞いの返事に使える具体的な例文集
暑中見舞いの返事に使える具体的な例文:友達へ
コツ:感謝の気持ちをしっかりと伝えつつ、相手の安否やご家族の様子にも配慮しましょう。
暑中お見舞い申し上げます
ご丁寧に暑中お見舞いをいただきまして、恐れ入ります。
皆様にはお健やかにお過ごしのご様子、何よりとお喜び申し上げます。
暑さが落ち着きましたら、一度お会いしたいですね。
おかげさまで、私ども家族一同もこの暑さに負けることなく、
相変わらず元気に暮らしておりますので、どうぞご安心ください。
まだ当分は暑さが続くことと存じますので、
ご家族の皆様くれぐれもご自愛のほどを切にお祈り申し上げます。
令和○年盛夏
暑中お見舞い申し上げます
いつも心温まるお見舞いをありがとうございます。
この夏は暑さに負けず、元気に過ごしています。
ご家族の皆さまもお変わりなくお過ごしでしょうか?
改めて感謝の気持ちを伝えさせていただきます。
どうもありがとうございました。
令和○年盛夏
コツ:相手への思いやりを込めて、健康や無事を気遣う言葉を使いましょう。
暑中お見舞い申し上げます
いつもお世話になっております。
この暑い季節に涼しいお見舞いのお言葉をいただき、心から感謝しています。
無事にお過ごしでしょうか?
お体には十分に気を付けて、元気にお過ごしください。
また機会がありましたら、お会いできることを楽しみにしています。
令和○年盛夏
コツ:相手に元気な様子や楽しみの意欲を伝え、再会を楽しみにしていることを示しましょう。
お世話になっております。
心温まるお見舞いのお言葉をいただき、本当にありがとうございます。
おかげさまで元気に過ごしております。
この夏は思いっきり楽しみたいと思っています。
またお会いできる日を楽しみにしています。
どうぞお身体に気を付けてお過ごしください。
令和○年盛夏
暑中見舞いの返事に使える具体的な例文:上司へ
暑中お見舞い申し上げます
ご丁寧なお見舞状をいただきまして、誠に恐縮に存じます。
今年の暑さはことのほか厳しいもので、秋の気配が待ち遠しい今日この頃です。
○○様(上司の氏名)をはじめご家族の皆様にはお変わりなくお過ごしとのこと、
何よりとお喜び申し上げます。
おかげさまで私どもも元気に毎日を過ごしておりますので、ご休心くださいませ。
猛暑が続く毎日ではございますが、
お体を大切に過ごされますようお祈り申し上げます。
まずは、お礼かたがた暑中お見舞いまで。
暑中見舞いの返事に使える具体的な例文:恩師へ
梅雨が明けたとたんに 猛烈な暑さとなりましたが
いかがお過ごしでしょうか。
このたびは暑中お見舞いをいただき ありがとうございました 。
おかげさまで家族一同元気に過ごしております。
まだしばらくは厳しい暑さが続きますが 、
○○先生も体調にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。
令和○年 盛夏
暑中お見舞い申し上げます
ご丁寧なお見舞状をいただき、誠に恐れ入ります。
○○先生にはお元気でお暮らしのご様子、何よりうれしく存じます。
いつもお心にかけていただき、ありがとうございます。
真夏とはいえ、そちらでは朝晩は冷えることもありましょう。
どうぞ夏風邪などにはお気をつけてお過ごしくださいますようお願い申し上げます。
まずは、お礼かたがたお見舞いまで。
令和○年盛夏
これらの例文は、
感謝の気持ちや健康状態の確認など、暑中見舞いの特徴を反映させたものです。
返事をする際には、相手との関係性や状況に応じて適切な例文を選び、
自分自身の言葉で表現することが大切です。
相手の心に響く返事をするために、ぜひ参考にしてください。
暑中お見舞いで贈答品をいただいた時のお礼の言葉
暑中お見舞いの品をいただいた時のお礼の言葉:例文
お暑い中、お心遣いいただきまして、誠にありがとうございます。
いただいた暑中見舞いの品には、心温まるお気持ちを感じました。
このような暑い季節に、お気遣いいただき、本当に嬉しいです。
ご厚意に深く感謝いたします。
いただいた品を大切に使わせていただきます。
また、この暑い夏においても、
元気に過ごすことができるよう、いただいた品を励みに頑張りたいと思います。
改めて、お心遣いに感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
どうぞお体を大切に、ご自愛ください。
また機会がありましたら、お会いできることを楽しみにしております。
心より感謝を込めて、お礼申し上げます。
暑い日が続いておりますが お変わりなくお過ごしでしょうか。
このたびは お心のこもったお言葉に添えて 、
涼しげな夕張ゼリーを頂戴しまして、心から感謝申し上げます。
子供たちも大変喜んでおります。
いつもお心づかいをいただき 恐縮に存じます。
酷暑の折から くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。
喪中の時に暑中見舞いをもらったら返事をする?
暑中見舞いは季節の挨拶であり、大切な人々からの思いやりが届く場面です。
しかし、
喪中の状況下であっても、
返事をすることが求められることもあります。
年賀状を送る際の一般的なマナーの1つに
「喪中には出さない」というものがあります。
その理由としては「喪に服する」という風習が、
亡くなった方への礼儀として、慶事を避けて身を慎むという内容であるからです。
年賀状は、お正月をお祝いする内容のはがきなので、
喪中の人は年賀状のやり取りを控えます。
しかし、
暑中見舞いは「夏の暑さから相手の健康を思いやる」という内容であり、
年賀状のようなお祝いの意味はありません。
そのため、一般的に喪中でも暑中見舞いのやり取りは可能です。
とはいえ喪中ですので、暑中見舞いの返事を書く場合は、
派手なイラストのはがきを避け、落ち着いた文章にまとめるのが書き方のマナーです。
喪中の状況での暑中見舞いの返事の方法
喪中の場合に適切な返事をするためのポイントや注意事項を具体的に解説します。
喪中の場合に適切な暑中見舞いの返事をするためには、
以下のポイントや注意事項に留意することが重要です。
1.早めの返信:
暑中見舞いは季節の挨拶であり、
喪中の状況でもできるだけ早く返事をすることが望ましいです。
相手の思いやりに応えるため、返信を遅らせずに返事をしましょう。
2.謝辞と感謝の表現:
相手の思いやりに対して謝辞と感謝の気持ちを明確に伝えましょう。
お見舞いや励ましの言葉に対して感謝の意を述べ、相手の気持ちに応えることが大切です。
3.状況の説明:
状況の説明: 喪中の状況について、簡潔に事情を説明することが望ましいです。
相手が理解しやすいように、喪中の期間や故人の関係について簡単に記載しましょう。
喪中の状況での暑中見舞いの返事の例文
お世話になります。
喪中であることをご了承くださいませ。
暑中見舞いをいただき、心から感謝申し上げます。
心温まるお気持ちに、改めて敬意を表します。
・お世話になります。
喪中であるため、ご心配いただきありがとうございます。
心温まるお見舞いに心から感謝しております。
この度はお心遣いいただき、ありがとうございます。
現在は喪中のため、
控えめに過ごしておりますが、暑中見舞いをいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
・心温まる暑中見舞いに、心から感謝いたします。
喪中の身でありながら、皆様のお気持ちに励まされております。
このような時期ではありますが、お互いに健康と安全を守りながら、
希望に満ちた日々をお過ごしください。心からお礼を申し上げます。
・お心遣いいただき、誠にありがとうございます。
喪中の身であるため、控えめに過ごしておりますが、
皆様の暑中見舞いには心から感謝申し上げます。
このような時期ではございますが、お互いに健康と安全を第一に考え、
充実した日々をお過ごしください。
心からお礼を申し上げます。
・皆様からの暑中見舞いに心より感謝申し上げます。
喪中の身であるため、
静かな日々を送っておりますが、皆様のお気持ちに心から励まされております。
お互いに健康と安全を確保しながら、前向きな気持ちで日々を過ごしましょう。
重ねて、心からのお礼を申し上げます。
・この度は暑中見舞いをいただき、心から感謝申し上げます。
喪中の身でありながら、温かいお気持ちに励まされました。
お体にはくれぐれもご自愛くださいませ。
また、現在の状況下では感染症対策に気を付けながらお過ごしください。
お元気でお過ごしください。
・心温まるお見舞いに心から感謝いたします。
現在のコロナ禍の中、
健康と安全が最優先となる日々ですが、お気遣いいただき、本当にありがとうございます。
皆様にとっても安心・安全な日々が訪れることをお祈りしております。
まとめ
この記事では、
暑中見舞いの返事に困ったときの解決策として、使える例文とコツを詳しくご紹介しました。
暑中見舞いを送ってくれた方々に対して、
適切な言葉で感謝や敬意を伝えるためには、的確な表現が必要です。
この記事を読むことで、あなたは返事の際に困ることなく、
自信を持って相手に対応することができるようになります。
さあ、
今すぐ具体的な例文とコツを活用して、
魅力的な返事をする準備を始めましょう!