この記事では、親しい人に使える、
6月に咲く花の花言葉と、6月に咲く花を使った、
はがきや手紙の書き方と例文をご紹介します。
6月は生命に恵をもたらす長雨に打たれ、
草木はいっそう色濃く鮮麗になる季節です。
6月の季語に、夏越の祓(なごしのはらえ)があります。
6月になると各地の神社は、
イネ科の多年草である茅(ちがや)をしつらえます。
夏越の祓祓(なごしのはらえ)は、新年から積み重なった
罪穢れ(つみけがれ)や降りかかる災厄(さいやく)を
祓(はら)い清め、無病息災を願うために行う神事です。
6月のはがきを送る相手に、気持ちも新たに、
1年の後半をスタートさせる季語や季節の花を使った
時候の挨拶を使用してみられたらいかがでしょうか?
【時候の挨拶】6月の季語と結びの言葉!書き方と例文を紹介
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目次
6月の誕生花一覧!6月の誕生花と花言葉
花の名前と花言葉
月日 | 花の名前 | 花言葉 |
6月1日 | 菖蒲 (あやめ) | よき便り・神秘な人 |
6月2日 | 笹百合 (ささゆり) | 清浄・上品 |
6月3日 | アメリカンディコ | 夢・活力 |
6月4日 | 空木 (うつぎ) | 夏の訪れ・秘めた恋 |
6月5日 | 蛍袋 (ほたるぶくろ) | 忠実・正義 |
6月6日 | 天南星 (てんなんしょう) | 壮大な美 |
6月7日 | 梔子 (くちなし) | あまりにも幸せ |
6月8日 | 忍冬 (すいかずら) | 愛の絆・献身的な愛 |
6月9日 | ガーベラ | 神秘的 |
6月10日 | アカンサス | 美を好む・芸術家の心 |
6月11日 | 紅花 (べにばな) | 無心・あなたに染まる |
6月12日 | 水芭蕉 (みずばしょう) | 美しい思い出 |
6月13日 | 九輪草 (くりんそう) | 幸福を重ねる |
6月14日 | しもつけ | 思う穏やかな愛・親を思う |
6月15日 | 栗 (くり) | 公平・豊かな喜び |
6月16日 | 松葉菊 (まつばぎく) | 忍耐・順応性 |
6月17日 | 百合 (ゆり) | 純潔・高貴な品性 |
6月18日 | 酔仙翁 (すいせんのう) | 思慕・いつも愛して |
6月19日 | イキシア | 団結・協調 |
6月20日 | 杜若 (かきつばた) | 幸運は必ずくる |
6月21日 | 杜鵑花 (さつき) | 節制・幸福 |
6月22日 | 萱草 (かんぞう) | 再生・悲しみを忘れる |
6月23日 | 都忘れ (みやこわすれ) | 憂いを忘れる |
6月24日 | 面高 (おもだか) | 高潔・信頼 |
6月25日 | 酢漿 (かたばみ) | あなたとともに |
6月26日 | グロリオーサ | 栄光・天分 |
6月27日 | 枇杷 (びわ) | ひそかな告白 |
6月28日 | 柘榴 (ざくろ) | 再生・希望 |
6月29日 | 紫陽花 (あじさい) | ひたむきな愛情 |
6月30日 | 美容柳 (びようやなぎ) | 有用・幸福 |
*出典
著者名: 「北脇榮次」
書籍タイトル「誕生花 わたしの花 あなたの花」
出版社名: 「株式会社いしずえ」
6月の花(梔子・都忘れ・松葉菊)を使ったはがきの時候の挨拶
6月の季語で代表的な和風月名は「水無月(みなづき)」。
旧暦6月の異称でもある、「水無月(みなづき)。」は、
暑さのなかで水が涸(か)れることからこの呼び名が
生まれたそうです。
また、田植え仕事が終わった「皆仕尽(みなしつき)」。
田に水を張る、
「水張月(みづはりづき)」が転じたという説もあります。
「6月生まれに贈る!誕生色で作る素敵なお祝いメッセージ」
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6月は、雨に彩(いろど)りを添えるアジサイや
梔子(くちなし)の花が各地の風景を彩(いろど)りだす頃。
今回は、これらの6月に咲く花を使ったはがきの書き方をご紹介します。
梔子(くちなし)の花を使った6月のはがきの時候の挨拶
6月は、暑い季節に向かう時季。
梔子(くちなし)の花は、
庭木や公園などによく植えられる常緑低木で、
6月から7月に芳香のある純白の花を咲かせます。
11月から12月ごろに果実が橙(だいだい)色に熟します。
「くちなし」の実は口を開かず、
そこから「口無し」の名がつきました。
くちなしの実は染色料として使われます。
梔子(くちなし)の花言葉
・「あまりにも幸せ」
梔子(くちなし)の花の俳句
・今朝咲きしくちなしの又白きこと(星野立子)
梔子(くちなし)の花を使った6月の時候のはがきの挨拶:例文
夏の始まりを感じさせる季節になりました。
皆々様におかれましては、
つつがなくお過ごしのことと存じます。
私も、元気に暮らしておりますのでご安心くださいませ。
馥郁(ふくいく)と甘い香りを放つ、
純白の梔子(くちなし)が庭先で咲きはじめました。
前に伯母様が、
『映画「旅情」の中でこのくちなしの花を贈る
幸せに満ちたシーンがあるのよ。』と。
おっしゃっていたのを思い出しました。
くちなしの英名は「ガーデニア」。
恋人に贈るのにふさわしい花。
もうすぐ梅雨がやってまいります。
頑張りすぎて体調を崩したりなさいませんよう、
くれぐれも御身おいといください。
【6月の時候の挨拶】誕生色と花で季節感を演出
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都忘れ(みやこわすれ)の花を使った6月の時候のはがきの挨拶
・都忘れの花は、5月から6月にかけて枝の先に
ひとつずつ小さな4センチぐらいの花をつけます。
葉のふちに粗(あら)い、ギザギザがあります。
花は中心が黄色、花びらはふつう青紫色または白色。
最近は桃色や濃い紫色の品種の都忘れもあります。
鎌倉時代、承久の乱に破れて佐渡に流された順徳院が、
「この花を見ていると、都のことを忘れられる。」といった
故事から付けられた名前です。
都忘れの花言葉
・「穏やかさ」「憂いを忘れる」
都忘れの花の俳句
・都忘れふるさと捨ててより久し(志摩芳次郎)
都忘れの花を使った6月の時候のはがきの挨拶:例文
私の好きな、
うす紫色の都忘れ(みやこわすれ)の花が、
庭先で雨に濡れながらそっと咲いていました。
楚々とした紫色の花は、
いかにも日本の花といった風情でしょうか?
名前と同様にやさしい、たたずまいの花です。
梅雨の季節がやって来ました。
皆様お変わりございませんか?
お陰様で当方も皆、
息災に暮らしておりますのでご安心くださいませ。
梅雨空のうっとうしいこの季節、
気持ちだけは、爽やかにカラッと参りたいものです。
琴美様も、お身体くれぐれもご自愛くださいませ。
松葉菊(まつばぎく)を使った6月のはがきの時候の挨拶
・松に似た線形の葉と菊に似た花から、
「松葉菊(まつばぎく)。」と名付けられました。
南アフリカ原産の松葉菊は、明治初期に日本に渡来。
観賞用の鉢植えにされるほか、暖地の石垣などに繁殖し、
茎は、盛んに枝分かれして地面に広がって行きます。
5月ごろから、
直径5センチほどの紅紫色の花が咲きはじめ、
松葉菊は昼間開き、夜になると閉じてしまいます。
暑さや乾燥に強いことからの花言葉でしょうか。
松葉菊の花言葉
・「忍耐」 「順応性」
松葉菊の俳句
・蛇の尾のかくれきらずに松葉菊(永田耕一郎)
松葉菊を使った6月の時候のはがきの挨拶:例文
昼間の日差しのもと、ピンク色の松葉菊(まつばぎく)が
地面を覆(おお)うように、一面ぎっしりと咲いていました。
キラキラと水中花のような美しさです。
きょうは梅雨の中休み、
ひさしぶりの青空が気持ちいい日です。
皆様には、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
こちらは幸い無事に暮らしていますので、
どうぞご安心ください。
梅雨開けももうすぐでしょうか?
清々しい青空を期待しつつ、
皆様のご健康をお祈りいたします。
また、お会いできることを楽しみにしています。
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誕生日に贈るプレゼントにお悩みの方におすすめなのが、お花のギフトです。
お花はその美しさだけでなく、それぞれに花言葉があり、
贈る相手に想いを伝えることができます。
また、お花は長く楽しんでいただけることから、贈り物にもぴったりです。
素敵なお花を贈って、特別な誕生日を祝ってあげましょう。
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まとめ
この記事では、親しい人に使える、
6月に咲く花の花言葉と、6月に咲く花を使った、
はがきや手紙の書き方と例文をご紹介しました。
6月の梅雨の季節は、気持ちも雨で沈みがちになります。
そんな時には、心が明るくなるような
6月の花や季語を使った趣のあるはがきを
書いて出してみられたらいかがでしょうか?