お見舞いを受け取った際、感謝の気持ちを伝えるお礼状は、とても大切です。

しかし、
どのように書けば良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。

特に、相手の立場や関係性によって、
どんな文面が適切なのかわからないことがあります。

そこで、この記事では、
お見舞いのお返しのお礼文を書く際のマナーや書き方をご紹介します。

自分自身の気持ちを相手に伝えるための言葉を見つけるために、
この記事をお見舞いのお礼文を書くときの参考にしてみてください。

送る相手別の例文もご紹介していますので、
ぜひお礼状を書くときの参考にしてみてください。

「大切な人への支えとなるお見舞いの言葉!親戚・友人・ビジネス相手へのお見舞いメッセージ集」
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目次

お見舞いへの感謝を伝えるお礼文はいつ出す?

お見舞いを受けた際、
お礼を言うことは礼儀として欠かせませんが、
そのタイミングや方法については悩むところです。

お見舞いへの感謝を伝えるお礼状を出すタイミングや、
出し方について詳しく解説します。

また、お礼状を出すことで得られるメリットや、
お礼状を出す際のポイントや書き方についてもご紹介します。

お礼を言うことで、相手に感謝の気持ちを伝え、
良好な関係を築くことができます。

お見舞いのお返しのお礼文を出すタイミングや出し方

お見舞いのお返しのお礼文を出すタイミングや、
出し方についてご説明します。

まず、お見舞いを受け取ったら、できるだけ早くお礼の言葉を述べることが重要です。
特に、病気やケガをした時などは、お見舞いに来てくれた方々の思いやりに感謝することが大切です。

お礼の言葉を述べる方法は、
手紙、メール、LINE、電話などがあります。


手紙やメールなどの文面は、相手に伝えたいことを心を込めて書くことが大切です。

また、手紙やメールは、相手が読み返すことができるので、
お礼の気持ちが長く伝わります。

次に、出すタイミングですが、
お見舞いを受けた日から1週間以内にお礼を述べるのが一般的です。

ただし、入院中や体調が悪い場合は、少し遅れても大丈夫です。

また、複数の方からお見舞いを受けた場合は、
1回のお礼の言葉でまとめて伝えることもできます。

以上が、お見舞いのお返しのお礼文を出すタイミングや出し方の基本的なルールです。
相手の気持ちに寄り添い、丁寧なお礼の言葉を伝えることが大切です。

お礼文を出すメリット

お礼文を出すことには、以下のようなメリットがあります。

礼儀正しさが伝わる
お見舞いやプレゼントを受け取ったら、
お礼を言うことが社会的なマナーとされています。

お礼文を出すことで、受け取った側に対する感謝の気持ちが伝わり、
礼儀正しさが伝わります。

・コミュニケーションが深まる
お礼文を出すことで、相手とのコミュニケーションが深まります。

相手に対して感謝の気持ちを伝えることで、関係がより良好になります。

好印象を与える
お礼文を出すことで、相手に好印象を与えることができます。

相手からの印象が良くなれば、
今後の関係性やビジネスチャンスなどにつながることもあります。

お礼文を出す際のポイント

お礼文を出す際のポイントとしては、以下のようなことが挙げられます。

相手に合わせた表現を使う
相手によっては、フォーマルな表現やカジュアルな表現が適している場合があります。

相手に合わせた表現を使うことで、
相手に対する尊重や親近感を伝えることができます。

・具体的な感謝の気持ちを伝える
ただ「ありがとう」というだけではなく、
具体的にどのようなところに感謝しているかを伝えることが大切です。

例えば、贈られたプレゼントの特徴や、
お見舞いの際に励ましの言葉をかけてもらったことなど、
具体的なことを挙げることで相手に対する感謝の気持ちを伝えることができます。

文章の構成に気をつける
お礼文は、相手に対する感謝の気持ちを伝えるために書くものです。

文章の構成にも気をつけて、
相手にわかりやすく伝えるようにしましょう。

また、文字数が多すぎたり、
文章が複雑すぎたりすると、相手が読みづらくなってしまうこともあります。

【コロナ感染お見舞い】心温まるメール例文&気遣いの手紙マナー

お見舞いをもらった時のお礼状の基本的な書き方と注意点

基本的な書き方

基本的な書き方としては、以下のポイントがあります。

・挨拶から始める
最初に相手に対する挨拶をしましょう。
例えば、「お世話になっております」といったようなフレーズが一般的です。

・感謝の気持ちを表す
お見舞いの贈り物や、メッセージに対して感謝の気持ちを伝えます。
具体的に、何が嬉しかったのか、何を助けになったのかなどを書きましょう。

・状況を報告する
自分の容態や回復状況を報告することで、
相手に安心感を与えることができます。

また、回復状況に応じて、今後の予定などを伝えることも大切です。

・再度感謝の気持ちを表す
最後に、再度感謝の気持ちを表し、
相手に健康で幸せに過ごしてほしいといった願いを伝えます。

注意点

注意点としては、以下のようなものがあります。

・相手に合わせた言葉遣いをする
相手によって適切な敬語や言葉遣いが異なるため、
相手に合わせた書き方をすることが重要です。

・手書きで送る
手書きのお礼状は、
相手に心のこもった感謝の気持ちを伝えることができます。

・早めに送る
お見舞いを受けた際は、早めにお礼状を送ることがマナーです。

1週間以内に送るよう心がけましょう。

以上が、お見舞いをもらった時のお礼状の基本的な書き方と注意点になります。

お見舞いのお礼に添える感謝の言葉!お礼状の書き方と相手別の例文

お見舞いを受けた際には、
お礼状やお返しの品を贈ることが一般的ですが、
お礼状を書く際には相手によって書き方を変えることが大切です。

親しい友人や家族へのお礼状と、
ビジネス関係や上司などへのお礼状では、使う言葉や表現が異なります。

お見舞いのお返しのお礼文の相手別の例文を紹介します。

お見舞いのお返しをする時のお礼状の基本的な文面構成

お見舞いのお返しをする時のお礼状の基本的な文面構成について解説します。

基本は、縦書き、白の便箋、白無地で縦型の和封筒。

封書で改まって書く場合の基本的な文面構成

①頭語

②時候のあいさつ

③病気・ケガで入院していた旨、お相手に心配をかけたことへのお詫び

④お見舞いにいらした・お見舞いをいただいたことへのお礼

⑤退院したこと、退院後の報告(あいさつの次に入ることもあります)

⑥快気祝いを贈る旨(追伸として最後に加えることもあります)

⑦お相手の健康を気遣う旨、書面での略式であることのお詫び

⑧結語

⑨後付け

頭語
 お礼状の場合は「拝啓」から始めると丁寧な印象になります。

 「拝啓」「拝呈」「啓上」などが一般的です。

 目上の人に対して少し改まった表現になると、
 「謹啓」「謹呈」などがあります。

 いずれも「頭語」に対して使用できる「結語」は決まっています。

時候の挨拶
・季節にあわせた挨拶をいれます。
 お礼状を出す月により決まりがあります。


【時候の挨拶】1月~12月の季語と結びの言葉!月ごとの季節の例文を紹介
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③病気・ケガで入院していた旨、お相手に心配をかけたことへのお詫び
 心配や迷惑をかけたことに対し、謝罪の言葉を述べましょう。

④お見舞いにいらした・お見舞いをいただいたことへのお礼
 お見舞いに来てくださった方、
 お見舞いの品物をいただいた方に感謝の気持ちを伝えます。

⑤退院したこと、退院後の報告(あいさつの次に入ることもあります)
 退院したことの報告をして、先様に安心していただきます。

⑥快気祝いを贈る旨(追伸として最後に加えることもあります)
 快気祝いを後日贈るのであれば、その旨を伝えます。
 同封なら贈ったことを伝えます。

⑦お相手の健康を気遣う旨、書面での略式であることのお詫び
 「ご健康とご多幸をお祈りいたします」が代表的な文章です。

⑧結語

一般的な手紙の場合 

頭語「拝啓(はいけい)
結語「敬具(けいぐ)」

丁寧な手紙の場合 (目上の方に対して)
頭語「謹啓(きんけい)」
結語「謹言(きんげん)」または「謹白(きんぱく)」

⑨後付け(日付・氏名)

(日付)令和○年○月○日
(氏名)○○ ○○

注意点

なお、快気祝いの品に同封するときは、封筒には封をしません。
のり付けなどせず、すぐに開封できる状態で同封しましょう。

お礼状の書き出しは「お詫び」を最初に伝えます。

退院や全快の報告はその後に書くため、
順番を間違えないようにしましょう。

お見舞いのお返しのお例状:構成

入院・療養中にお見舞いくださった方、お世話になった方には心を込めてお礼をしたいもの。

快気祝いにはぜひ、回復していることをご報告し、
感謝の気持ちを伝えるお礼状を同封しましょう。

ここでは、送る相手別に基本的な書き方と例文をご紹介します。 

お見舞いのお返しのお例状(基本的な構成の流れ)

 拝啓

 ○○の候、皆様にはご健勝のこととお喜び申し上げます。

 この度は、私の入院でご心配をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。

 先日はお忙しい中お見舞い頂き、過分なお気遣いまで賜り厚くお礼申し上げます。

 みなさまの温かい励ましのおかげで順調に回復しまして、先日退院することができました。

 つきましては、〇〇様に快気の喜びをお伝えしたく、快気祝いの品を別便にてお送りしました。
お納めいただければ幸いです。

 末筆ながら皆様のご健康とご多幸を心からお祈りしております。

 敬具

令和○年○月○日
 氏名○○ ○○

お見舞いのお返しのお例状の書き方とポイント

上司からお見舞いをもらった際、
お礼状を書くことは、ビジネスマナーとしても重要なことです。

しかし、上司に向けたお礼状は、その関係性からも、
どのような言葉を選んだらよいのか悩んでしまうこともあるでしょう。

上司に向けたお見舞いのお礼状の例文や、書き方のポイントを解説します。

上司へのお礼状を書くことで、自分自身の印象をよくし、
今後の仕事上の関係をより良好に保つことができます。

お見舞いのお返しのお例状:会社関係(上司)

上司に向けたお見舞いのお礼状を書く際のポイント

上司に向けたお見舞いのお礼状を書く際には、
以下のポイントに注意して書くことが大切です。

・敬語を使う
上司に向けたお礼状を書く際には、敬語を使うことがマナーです。

また、
上司の地位や役職によっても敬語の使い分けに注意しましょう。

・感謝の気持ちを伝える
お見舞いを受けたことに対して、感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう。

具体的に、何が嬉しかったのかや、
どのように励まされたのかを伝えると良いでしょう。

・お礼を述べる
お見舞いに対するお礼を述べることも忘れずに。

お礼の言葉を簡潔にまとめ、相手の思いやりに感謝することが大切です。

以上が、上司に向けたお見舞いのお礼状を書く際のポイントとなります。

お見舞いのお返しのお例文:上司へ

拝啓 ○○の候 皆様にはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。

さて、私こと
この度の入院に際しまして、突然のことで大変なご心配とご迷惑をおかけしながら、
過分なお見舞いまで賜り厚くお礼申し上げます。

おかげさまをもちまして、○月○日無事に退院することができました。

しばらくは自宅にて療養し、一日も早く職務に復帰できるよう体力の回復に努めますが、
本復の際は改めてご報告させていただきたく存じます。

つきましては内祝いの印として心ばかりの品をお届けいたしますので、
何卒ご笑納くださいませ。

まずは略儀ながら書中をもって御礼かたがたご挨拶申し上げます。   敬具

令和○年○月○日

氏名○○ ○○

拝啓 晩秋の候、ますますご清祥のことと拝察いたしております。

先日は、ご多忙中にもかかわらず、
お見舞いに足を運んでくださいまして、誠にありがとうございました。

温かいお言葉に励まされ、大変に心強く深謝いたしております。

おかげ様で順調に回復の経過をたどり、○月○日には退院の予定です。

業務多忙の折、
皆様には多大なご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございません。

早期の業務復帰を目指し、治療に専念してまいる所存でございますので、
今しばらくご猶予をくださいますようお願い申し上げます。

末筆ながら、職場の皆様にもよろしくお伝えください。

まずは書中にてお礼申し上げます。  敬具

令和○年○月○日 

氏名○○ ○○

拝啓 ○○の候(時候の挨拶) 

皆様にはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。

この度の入院に際しまして、突然のことで大変なご心配と
ご迷惑をおかけしながら、お見舞いまで賜り厚くお礼申し上げます。

経過順調にて去る○月○日無事に退院することができました。

しばらくは自宅にて療養し、
一日も早く復帰できるよう回復に努めたいと思います。

皆様には今しばらくご迷惑お掛け致しますが、全快し今まで以上に
仕事に精進したいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。

同封の品は、心ばかりではございますが、お礼のしるしでございます。

入院中は何かとご迷惑をおかけしまして申し訳ございませんでした。

まずは略儀ながら書中をもって御礼かたがたご挨拶申し上げます。  敬具

令和○年○月○日

氏名○○ ○○

お見舞いのお返しのお例状:会社関係(同僚)

同僚に向けたお見舞いのお礼状を書く際、
どのような文面がふさわしいのか悩むこともあるでしょう。

しかし、適切な言葉を選び、感謝の気持ちを伝えることは、
人間関係を築く上で非常に重要です。

この記事では、同僚に向けたお見舞いのお礼状の例文とともに、
書き方のポイントをご紹介します。

同僚に向けたお見舞いのお礼状を書く際のポイントは以下の通りです。

同僚に向けたお見舞いのお礼状を書く際のポイント

・相手との関係性に応じて、適切な敬語を使い分ける
同僚に対しては、基本的に丁寧語を使いますが、
職場の上司や先輩に対しては、敬語を使うようにしましょう。

・簡潔で感謝の気持ちを明確に伝える
お見舞いをもらったことへの感謝の気持ちを明確に伝えることが大切です。
具体的な内容や事例を挙げると、相手に伝わりやすくなります。

・お見舞いの状況に触れる
相手が送ってくれたお見舞いに触れることで、
相手の気持ちに対する感謝を示し、親密な関係を深めることができます。

以下は、同僚に向けたお見舞いのお礼状の例文です。

お見舞いのお返しのお例文:同僚へ

いつもお世話になっている○○部の〇〇です。

この度は、私の病気を気にかけていただき、
お見舞いの品を送っていただき、誠にありがとうございます。

ご心配いただき、本当に嬉しく思っております。

また、
仕事の方でも、私が休んでいる間にしっかりと引き継いでくださったことにも感謝しております。

今は、少しずつ回復してきており、早く復帰できるように努力しています。

再度、お心遣いいただき、ありがとうございました。

令和○年○月○日

氏名○○ ○○

先日はご多忙の中、
心温まるお見舞いをいただき誠にありがとうございました。

大変ご心配をおかけいたしましたが、○月○日無事に退院いたしました。

これも皆様のお気遣いで、
治療に専念させていただいたおかげと感謝しております。

つきましては、
ささやかながら心ばかりの品をお届けしますので、ご笑納ください。

しばらくは自宅にて療養し、来月より出社の予定です。

復帰後は、より一層業務に精励致しますので、
今後とも何卒よろしくお願いいたします。

まずはお礼申し上げます。

令和○年○月○日

氏名○○ ○○

先日はお忙しい中を、
わざわざお見舞いに来てくれてありがとうございました。

おかげさまで、○月○日に無事退院することができました。

しばらく自宅で療養しますが、
来月には仕事にも復帰できそうです。

退院の報告をかねて、ささやかですがお礼を贈ります。

では、また会えるのを楽しみにしています。

令和○年○月○日

氏名○○ ○○

拝啓 ○○の候 皆様にはお健やかにお過ごしのことと、
お慶び申し上げます。

この度の入院中は、
丁重なるお見舞いを賜り誠にありがとうございました。

おかげさまで順調に回復し、
○月無事に退院、自宅療養を経てこの度全快いたしました。

これもひとえに、
皆様の温かいお言葉や励ましのおかげとお礼申し上げます。

末筆ながら皆様のご健康とご多幸を心からお祈りしております。  敬具

令和○年○月○日

氏名 ○○ ○○

*なお内祝いの印として、
 心ばかりの品をお届けいたしますので何卒ご笑納くださいませ。

お見舞いのお返しのお例文:直接来てくれた友達へ

先日は、お忙しい中わざわざお見舞いに来てくれて、
ありがとうございました。

おかげさまで、○月○日に無事退院することができました。

みんなが励ましてくれたおかげか、
予定より早く回復できました!

しばらくは自宅で療養しますが、来月には外出できそうです。

みんなに会えるのを楽しみにしています!

本当にありがとうございました。

まずはひとことお礼まで。

令和○年○月○日

氏名○○ ○○

お見舞いのお返しのお例文:取引先へ

取引先へのお見舞いのお返しには、適切な文面を選ぶことが大切です。

お客様や取引先に対して、感謝の気持ちを示すことは、
良好なビジネス関係を築く上で重要です。

取引先に向けたお見舞いのお返しのお礼状の書き方のポイントを解説し、
具体的な例文も紹介します。

取引先に向けたお見舞いのお返しのお礼状の書き方のポイント

取引先に向けた、
お見舞いのお返しのお礼状を書く際のポイントをいくつか紹介します。

・丁寧な文面で感謝の気持ちを伝える
取引先という関係性からも、お礼状は丁寧な文面で書くことが大切です。

相手が送ってくれたお見舞いに対して、
感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう。

・取引先との関係性を考慮する
取引先という関係性から、ビジネス的な関係性を重視するお礼状を書く必要があります。

相手のビジネスについて言及したり、今後の取引についても触れるなど、
関係性を深める機会にすることができます。

・簡潔で明確な文面でまとめる
取引先という関係性からも、
相手の時間を大切にすることが求められます。

簡潔で明確な文面でまとめることで、相手の負担を軽減することができます。

お見舞いのお返しのお例文:取引先へ

以下は、取引先に向けたお見舞いのお返しのお礼状の例文です。

拝啓  いつもお世話になっております。

この度は、私の体調不良に対して、
お見舞いのお言葉とお品物をお送りいただき、誠にありがとうございました。

ご厚意に感謝いたします。

私の体調も少しずつ回復しております。

今後も、より一層のご指導を賜りますようお願い申し上げます。

また、今後も取引のご縁を大切にしてまいりますので、
今後ともよろしくお願いいたします。  敬具

令和○年○月○日

○○株式会社
(役職)○○(氏名)○○ ○○様

○○株式会社 
(氏名)○○ ○○

拝啓 春寒の候、貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。

先日はお忙しい中お見舞い頂き、
過分なお気遣いまで賜り厚くお礼申し上げます。

おかげさまにて病気は順調に平癒し、先日、退院することが叶いました。

体調を整えるため少々休ませていただきますが、
○月○日から出社し、平常の業務に復帰致します。

仕事の遅れを挽回するため鋭意努力致しますので、
なお一層のご指導、ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

末筆ながら、
この度は何かとご迷惑をお掛け致しましたこと、心よりお詫び申し上げます。   敬具

令和○年○月○日

○○株式会社
(役職)○○(氏名)○○ ○○様

○○株式会社 
(氏名)○○ ○○

お見舞いのお返しのお例文:親戚へ

親戚に向けたお見舞いのお返しのお礼状の書き方のポイントとともに、
実際に使えるお礼状の例文をご紹介しています。

お互いに家族という関係性があるため、
どのような表現が適切なのか迷われる方も多いと思いますが、
この記事を参考にして、親戚に対して感謝の気持ちを伝えるお礼状を書いてみましょう。

親戚に向けたお見舞いのお返しのお礼状を書くポイント

親戚に向けたお見舞いのお返しのお礼状を書く場合は、
以下のようなポイントに注意して書くことが大切です。

・相手との関係性を考慮する
親戚とは言っても、距離や年齢によって関係性が異なります。

近い親戚であれば、軽いタッチでのやりとりもできますが、
遠い親戚であれば、ややフォーマルな表現が求められる場合があります。

・具体的なお見舞いの内容を言及する
お見舞いの品やお見舞いに来てくれたことに対して、
具体的にどのようなことが嬉しかったか、感謝しているかを伝えましょう。

親戚同士の場合、深い感謝の気持ちを伝えることが大切です。

・再会を楽しみにした気持ちを伝える
お見舞いのお返しのお礼状には、
相手との再会を楽しみにしている旨を表現することで、
親戚同士の絆を深めることができます。

手書きで書く
手書きのお礼状は、相手に対する感謝の気持ちが伝わりやすく、
また、親戚同士のやりとりには手書きのお礼状が一般的です。

お見舞いのお返しのお例文:親戚へ

以下は、親戚に向けたお見舞いのお返しのお礼状の例文です。

いつもお世話になっております。

先日は、お見舞いに来ていただき、誠にありがとうございました。

皆さんにお会いできて、本当に嬉しかったです。

また、お送りいただいたお花やフルーツなど、
とても美味しくいただきました。心から感謝しております。

今後も健康に気を付けながら、元気に過ごしていきたいと思っております。

また、近いうちにお会いできることを楽しみにしております。

令和○年○月○日

氏名○○ ○○


拝啓 ○○の候、
この度は母の事で大変ご心配ご迷惑をおかけしたうえに、
お見舞いまでいただきありがとうございました。

きちんと事情や状況を連絡できず、申し訳ありませんでした。

○月○日にクモ膜下出血で倒れ○○病院に救急搬送され、そのまま手術~入院となりました。

手術は無事成功しましたが、後遺症で言語障害や記憶障害などが
出ており、体も自分で手足を動かす事はできない状態です。

リハビリも始めているので、母が良くなる事を私は信じています。

まだまだ寒い日が続きますがお体に気をつけて下さい。  敬具

令和○年○月○日

氏名○○ ○○

この度の入院中は、
お忙しいなかわざわざお見舞いにお越しいただき、
その上心温まる品まで賜り誠にありがとうございました。

みなさまの温かい励ましのおかげで順調に回復しまして、
先日退院することができました。

改めてご挨拶に伺いたいと思っておりますが、
取り急ぎ、心ばかりの品をお届けいたしますのでお納めください。

皆様のご健康とご多幸を心からお祈りしております。

令和○年○月○日

氏名○○ ○○

短くても伝わる!退院祝いのメッセージ【相手別の例文あり】

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お見舞いのお返しのお例文:知人へ

知人に向けたお見舞いのお返しは、気持ちを込めて丁寧に書くことが大切です。

あなた自身の気持ちをしっかりと伝えるお礼状を書いてみましょう。

お見舞いのお返しのお例文:知人

先日は、
私の具合が悪くお見舞いにお越しいただき、本当にありがとうございました。

あなたの温かいお言葉や気配りに、心から励まされました。

おかげさまで、少しずつ元気になっています。

今後も、体調管理に気をつけ、元気な姿をお見せできるよう努めます。

改めて、
お見舞いに対する心からの感謝の気持ちをお伝えしたく思います。

あなたもお身体に気をつけて、健やかにお過ごしください。

令和○年○月○日

 氏名○○ ○○


拝啓 木々の緑が目にしみる今日この頃、
○○様にはお元気でお過ごしのことと存じます。

先日は、ご丁寧なお見舞いをいただき、本当にありがとうございました。

おかげさまで、○月○日には無事退院の予定です。

しばらくは自宅療養が必要とのことですが、
順調な経過をたどっておりますので、他事ながらどうぞご安心ください。

このたびはご心配をおかけして、本当に申し訳ございません。

○○様とご家族の皆様におかれましても、梅雨空の下、
体調を崩されませんようお祈りいたしております。

まずは書中にてお礼まで。   敬具

令和○年○月○日

 氏名○○ ○○

お見舞いのお返しのお例文:妻が代筆する場合

妻が代筆する場合のお見舞いのお返しのお礼状の書き方は、
一般的なお返しの方法と同様ですが、代筆者が妻であることを明確にすることが重要です。

例えば「妻が代筆させていただきましたが、お見舞いのお心遣いに深く感謝申し上げます。」
「この度は妻に代わり、私どもからもお礼申し上げます。」などが考えられます。

お見舞いのお返しのお例文:妻が代筆

拝啓

このたびは、私どもの身内の病気に際し、お見舞いの品々を贈っていただき、
誠にありがとうございました。

大変感謝申し上げます。

このような時に、○○様から温かいお気持ちをいただけたことは、
私どもにとって大きな励みとなりました。

家族一同、○○様のお心遣いに深く感謝しております。

また、妻の代筆になりますが、これからもお互いに励まし合い、
健康で明るい毎日を送ってまいりたいと思っております。

今後とも、よろしくお願い申し上げます。

敬具

(妻が代筆)



拝啓 残暑厳しき折、
皆様にはその後お元気でお過ごしのことと拝察いたしております。

先日は、夫○○の入院に際しまして、
ご丁寧なお見舞いをいただき誠にありがとうございました。

○○様の温かいお言葉に勇気づけられ、
主人ともども心より感謝いたしております。

おかげ様で順調な経過をたどっており、
○月○日には退院の予定でおります。

○○様には大変にご心配をおかけし恐縮いたしておりますが、
今後とも変わらぬお付き合いのほど、お願い申し上げます。

長雨の季節ゆえ、風邪など召されませぬようご自愛ください。

まずは書中をもちましてお礼申し上げます。  敬具

令和○年○月○日

氏名 ○○ ○○

お見舞いのお返しのお例文:お礼メール (友達宛)

ここでは、病気や怪我のお見舞いに来てくれた方々に送るお礼メールの例文集をご紹介します。

知人にお見舞いのお礼メールを出すときは、4つの要素を必ず明記します。

それぞれ
1.心配・迷惑をかけたお詫び
2.お見舞いへのお礼
3.病状報告
4.相手の健康を願う言葉
です。

必要に応じて、退院後の抱負や決意なども書き添えます。

お見舞いのお返しのお例文:メールで出す場合

件名:退院の報告とお見舞いのお礼   

 …………………………………………

本文:

〇〇〇〇 様

この度は、私の入院でご心配をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。

また、温かいお見舞状ばかりか、
お見舞いの品までいただき、ありがとうございました。

幸いにして、数日の入院で退院いたしました。

今では、元気に仕事に復帰できましたのでご安心ください。

取り急ぎ、退院のご報告とお見舞いのお礼まで申し上げます。

…………………………………………

氏名 ○○○○

お見舞いのお返しのお例文:お礼メール (取引先宛)

件名:お見舞いのお礼

…………………………………………

本文:

〇〇〇〇株式会社
(部署名)〇〇〇〇 様

この度は、私の入院で〇〇様にご心配とご迷惑をおかけしてしまいすみませんでした。
また、お見舞いまでいただき恐縮いたしております。

今では、日常生活には全く不便がなくなりましたので、もうご心配には及びません。

なお、ご迷惑をおかけしておりましたが、来週には通常業務に戻りますので、
今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。

まずは、お礼かたがたご報告申し上げた次第です。

…………………………………………

氏名 ○○○○

お見舞いのお返しのお例文:送り状メール (退院報告)

件名:お見舞いお礼と全快の報告

…………………………………………

本文:

〇〇〇〇 様

〇〇の〇〇です。

お陰様で、時間はかかりましたが無事に退院いたしました。

近日中に仕事へ復帰することもかないそうです。

闘病中は本当に治るのか不安な思いをしてましたが、
何とかこのような報告ができるまでになりました。

これも〇〇様をはじめ多くの方々の(励ましあってのこととお礼申し上げます。

つきましては、〇〇様に快気の喜びをお伝えしたく、
快気祝いの品を別便にてお送りしました。

お納めいただければ幸いです。

〇〇様もお体にはくれぐれお気をつけください。

…………………………………………

氏名 ○○○○

お見舞いのお返しのお例文:送り状メール(怪我完治)

件名:お見舞いお礼と退院のご報告

…………………………………………

本文:

〇〇〇〇 様

〇〇の〇〇です。

〇〇な季節とはなりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

この度は、私の思いもよらない怪我に際して、
わざわざ温かいお見舞いばかりか素敵な〇〇まで頂戴いたし、
たいへん恐縮いたしております。

幸いにして、元どおりに完治しました。

私の不注意で〇〇さんにも大変ご心配をおかけしましたこと、
改めましてお詫び申し上げます。

本当にすみませんでした。

今後は、この様なことの無いようしますので、どうかご容赦ください。

つきましては、ご心配をおかけしたお詫びとお見舞いへ感謝のしるしとして、
さなやかな内祝いを別便にてお送りしましたので、ご笑納ください。

メールにて失礼ではありますが、取り急ぎお礼かたがたご挨拶申し上げます。

時節柄、〇〇様におかれましてはくれぐれもご自愛ください。

…………………………………………

氏名 ○○○○

快気祝いとは?お見舞い返しに贈るおすすめギフトを紹介
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まとめ

この記事では、
お見舞いへの感謝を伝えるお礼状の書き方と例文についてご紹介しました。

お見舞いのお返しのお礼状を書く際には、
相手の立場や関係性に合わせた適切な言葉を選ぶことが大切です。

自分自身の気持ちを相手に伝えるために、
具体的な言葉を用いて感謝の気持ちを伝えましょう。

送る相手別の例文も用意しているので、参考にしてみてください。