結婚内祝いを贈る際に、お礼状を添えることは「心のこもった感謝」を伝えるうえで大切なマナーです。
しかし、「何を書けばよいの?」「形式がわからない」と悩む方も少なくありません。
この記事では、結婚内祝いに添えるお礼状の基本マナーから、相手別の例文、送るタイミング、よくあるNG表現までわかりやすくご紹介します。
初めての方でも安心して書けるよう、コピペOKの文例もご用意しています。
目次
結婚内祝いにお礼状が必要な理由
感謝が「形」になる/贈り物だけでは不十分なワケ
結婚内祝いとは、本来は「身内の喜びをお裾分けする」という意味があります。
近年では「結婚祝いをいただいたお礼」として贈るのが一般的ですが、贈り物だけでなく、「感謝の気持ちを手紙にして伝える」ことがとても重要です。
お礼状を添えることで、単なる形式的なギフトではなく、「心を込めたお返し」であることが相手に伝わります。
とくに目上の方や年配の方に対しては、お礼状の有無が印象を大きく左右します。
お礼状はいつ・どう送る?
ベストタイミング早見表(式後1週間〜2か月)
結婚祝いをいただいたタイミングにもよりますが、挙式後1か月以内を目安に内祝いを贈るのが理想的です。
遅くとも2か月以内には届けるようにしましょう。
手書き/メール/LINE “使い分けチャート”
感謝の気持ちを丁寧に伝えるには、手書きの手紙が最も丁寧な方法とされています。
ただし、親しい友人や若い世代にはLINEやメールでも失礼にあたらないケースもあります。
- 目上・上司・年配の親族 → 手書きの手紙が無難
- 同年代の友人・同僚 → メールやLINEでもOK(ただし文面は丁寧に)
お礼状の基本構成と書き方マナー
お礼状には定型的な構成があります。
次のような流れで書くと自然です。
- 頭語と時候の挨拶
- お祝いをいただいたことへのお礼
- 結婚報告(簡単に)
- 今後のご挨拶やお願い
- 結語
以下で細かいマナーを解説します。
頭語〜宛先まで11項目テンプレ
頭語とは「拝啓」「謹啓」などの書き出しの言葉。
結語とはその締めくくりに用いる「敬具」「敬白」などです。
以下の組み合わせが一般的です。
頭語 | 結語 |
---|---|
拝啓 | 敬具(一般的) |
謹啓 | 謹白(より丁寧) |
前略 | 草々(※親しい間柄) |
※ビジネス文書のような堅苦しさを避けつつ、丁寧な印象を与えましょう。
①頭語 (拝啓、謹啓など)
「頭語」とは手紙の冒頭に書き出す言葉。
「拝啓」「拝呈」「啓上」などが一般的です。
目上の人に対して少し改まった表現になると、
「謹啓」「謹呈」などがあります。
いずれも「頭語」に対して使用できる「結語」は決まっています。
②時候の挨拶 (季節を表す言葉)
結婚内祝いのお礼状では、
結婚祝いに対するお礼の言葉という本題の前に
時候の挨拶を書くのがマナーです。
時候の挨拶は、手紙などの冒頭に使う季節をあらわす言葉です。
時候の挨拶とは、頭語の後に続く書き出しの言葉で、
「○○の候」「○○のみぎり」といった表現が一般的です。
短く表現した「漢語調」と少し砕けた表現の「口語調」の2つの種類があり、
目上の方には「漢語調」、親しい方には「口語調」と使い分けることが多いようです。
季節の移り変わりを伝え相手の健康を気遣う意味があり、
手紙に使用できる季節の言葉は時季によって異なります。
時候の挨拶には「早春の候」といったあらたまった印象の挨拶と、
「花の便りが聞かれるころとなりましたが……」といった
きちんとしつつも、やわらかい印象の挨拶があります。
時候の挨拶は現実の季節感に合ったものを使うことが大切です。
遠方に住む方だと自分の住んでいるところとは
季節感が異なることもあります。
お相手の住む地域の季節感に合わせて時候の挨拶を選びましょう。
③相手を気遣う言葉
④頂いたことへのお礼の言葉
結婚祝いをくださったことに対するお礼の言葉を書きましょう。
親しい間柄でくだけた言葉でメッセージを書くときでも、
お礼の言葉は丁寧に伝えるのがマナーです。
お礼の言葉だけでは感謝の気持ちを伝えにくいときは、
いただいたお祝いの品の感想を伝えるのもよいでしょう。
気に入って使用していることや、以前から欲しかったといった感想を一言記載します。
結婚祝いをご祝儀でいただいた場合は、
買ったものを報告すると喜ばれるかもしれません。
⑤内祝いの品を贈った事を伝える言葉
⑥結婚後の近況や抱負など
夫婦の近況やどんな家庭を築いていきたいのかという抱負を書きましょう。
抱負は長い文章で書く必要はなく「2人で力をあわせて頑張りたい」
「温かい家庭を作りたい」と簡潔にまとめても構いません。
前向きな気持ちを自分なりの言葉で書くのがポイントです。
夫婦が仲よく過ごしている様子や今後の抱負を知ることで、
相手の方も結婚祝いを贈ってよかったと思えるのではないでしょうか。
⑦今後のお付き合いをお願いする言葉
「これからもよろしくお願いします」と今後に関する一文を書きましょう。
結婚祝いをくださった方には、
これからもお世話になることや長くお付き合いが続くこともあるでしょう。
今後も交流関係を良好に続けたいという気持ちを伝えることが大切です。
お礼の言葉と同じく、親しい友人にも礼儀をわきまえて丁寧な言葉で書きましょう。
「ぜひ新居にもお越しください」という言葉を書き添えると、
これからも会いたいという気持ちが伝わりやすいでしょう。
⑧結びの挨拶
⑨結語 (敬具、敬白など)
⑩日付
⑪名前 (夫婦の連名)
名前は新しい姓と旧姓の両方を書きます。
結婚祝いをくださった方であれば、
今後も年賀状や手紙などのやり取りをすることもあると考えられますので、
新居の住所はマンション名や部屋番号まで詳細に書きましょう。
郵便番号もあわせて記載すると丁寧です。
メールアドレスや電話番号を記載するときは、
夫婦どちらの連絡先かわかるようにしておきましょう。
⑫宛先
月別・時候の挨拶リスト(コピペOK)
時候の挨拶は、季節に合った言葉を用いて冒頭に入れます。
月 | 時候の挨拶(例) |
---|---|
1月 | 寒冷の候、寒さ厳しき折 |
3月 | 春寒の候、桃の節句も近づき |
6月 | 梅雨の候、初夏の候 |
9月 | 秋風が心地よい季節となりました |
12月 | 師走を迎え、何かと慌ただしい折 |
文章例:
「拝啓 秋風が心地よい季節となりましたが、皆様におかれましてはお変わりなくお過ごしでしょうか。」
【時候の挨拶】季節を彩る季語と結びの言葉!1月~12月の例文総まとめ!
👇
避けたい言葉・表現 NG 集
お礼状では以下のような言葉を避けるのがマナーです。
- 繰り返しを連想させる語(「重ね重ね」「再び」など)
- 別れ・不幸を連想させる語(「終わる」「切れる」「返す」など)
- 否定的な表現(「忙しい中〜」→「ご都合を調整いただき」などに)
忌み言葉とは/重ね言葉とは
「忌み言葉」とは、その場にふさわしくない縁起の悪い言葉や言い回しを指します。
「別れる」「切れる」などの別れを連想させる言葉や、
「死ぬ」「病む」などの不吉な言葉、「戻る」「重ねる」などの
再婚や不幸が繰り返すことを連想させる言葉などがあります。
披露宴の最後を「終わり」ではなく、
「お開き」と表現するのもそのためですね。
「重ね言葉」とは?
「重ね言葉」とは、
「同じ言葉を重ねた言葉」や「同じ意味を持つ言葉を重ねた言葉」のことで、
不幸が繰り返すことを連想させるため、好まれていません。
「再び」「またまた」「しばしば」「いよいよ」「皆々様」などの言葉があります。
「たびたび」「いろいろ」「つぎつぎ」「ますます」といった繰り返し言葉は、
日常生活で使う方も多いのではないでしょうか。
結婚祝いのメッセージを書くときにうっかり使わないように気を付けましょう。
「いろいろとありがとう」と書きたい場合は、
「たくさんの心遣いをありがとう」と変えてみましょう。
最近はあまり厳しく言われることはないようですが、
どちらも冠婚葬祭ではなるべく使わないほうが良い言葉です。
句読点/小さい「ゝ」など細かな注意点
お祝い関連の文面には、
「句読点を使わない」ということを聞いたことがある人もいるかもしれませんね。
句読点には「区切り」や「終わり」をつけるという役割があるので、
お祝いの文面にはふさわしくないという慣習です。
このことから結婚内祝いのお礼状にも
句読点を使わない場合もありますが、
最近では気にしない人のほうが多いようです。
友人や仲の良い親戚などに送る場合はあまり気にする必要はありませんが、
縁起を重んじる目上の人などに送るお礼状では、句読点を使わないほうが無難かもしれません。
相手別お礼状の文例集

👇
* 筆記用具は、「呉竹の筆ペン<筆ごこち>」を使って書いてみました。

👇「ミドリ便箋きれいな手紙が書ける便箋」を使い書いてみました。

一番の悩みどころである文章ですが、例文を使ってお礼状を紹介します。
結婚お祝いのお礼状の文章の中には、
「頂だいたことのお礼」「内祝いの品を贈った事を伝える言葉」
「今後のお付き合いをお願いする言葉」は必ず書いておきましょう。
目上の方・上司向け(フォーマル)
拝啓
初秋の候、○○様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
このたびは過分なお祝いをいただき、誠にありがとうございました。
今後とも変わらぬご指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
敬具
親族向け(丁寧+ややカジュアル)
拝啓
涼風の候、皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。
このたびは温かなお心遣いをありがとうございました。
新たな生活もようやく落ち着いてまいりました。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
敬具
友人・同僚向け(メール・LINE 兼用)
拝啓
寒さが厳しくなってきましたが、元気にしていますか?
結婚祝い、本当にありがとう!
ささやかだけどお返しを贈らせてもらいました。
これからも変わらずよろしくね。
機会があったら、またゆっくり会いましょう。
敬具
ケース別:ご祝儀・品物への返信文
ご祝儀+内祝い同梱の場合
拝啓
春暖の候、○○さんにはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
このたびは、私たちの結婚に際しまして、温かいお祝いをいただき誠にありがとうございました。
心のこもった贈り物に、夫婦ともども大変感激しております。
ささやかではございますが、感謝の気持ちを込めて内祝いの品をお送りいたしました。
ご笑納いただければ幸いです。
新生活にもようやく慣れ、少しずつ落ち着いてきたところです。
お近くにお越しの際には、ぜひ気軽に遊びにいらしてください。
今後とも変わらぬお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。
敬具
結婚式列席者から頂いた場合
○○へ
このたびは、結婚のお祝いを本当にありがとう!
温かいメッセージと素敵な贈り物、とても嬉しかったよ。
気持ちばかりだけど、内祝いを贈らせてもらったので、よかったら受け取ってね。
新生活もようやく落ち着いてきて、毎日バタバタしながらも楽しく過ごしています。
またゆっくり会って、いろいろ話したいね。近いうちにごはん行こう!
今後ともよろしくお願いします◎
・便箋・封筒を使う場合は「フォーマル寄り」がおすすめ
・LINEやメールで送る場合は「カジュアル寄り」でもOK(でも敬語・敬意は忘れずに)
季節に合わせて「時候の挨拶」を入れ替えると、より自然な文面になります。
フォーマル寄りの例文(丁寧で上品な印象)
拝啓
春暖の候、○○さんにはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
このたびは、私たちの結婚に際しまして、温かいお祝いをいただき誠にありがとうございました。
心のこもった贈り物に、夫婦ともども大変感激しております。
ささやかではございますが、感謝の気持ちを込めて内祝いの品をお送りいたしました。
ご笑納いただければ幸いです。
新生活にもようやく慣れ、少しずつ落ち着いてきたところです。
お近くにお越しの際には、ぜひ気軽に遊びにいらしてください。
今後とも変わらぬお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。
敬具
事前に品だけ頂いた場合
○○へ
このたびは、結婚のお祝いを本当にありがとう!
温かいメッセージと素敵な贈り物、とても嬉しかったよ。
気持ちばかりだけど、内祝いを贈らせてもらったので、よかったら受け取ってね。
新生活もようやく落ち着いてきて、毎日バタバタしながらも楽しく過ごしています。
またゆっくり会って、いろいろ話したいね。近いうちにごはん行こう!
今後ともよろしくお願いします。
結婚内祝いの感謝を伝えるお礼状の例文【上司向け】
フォーマルな文例(便箋・封書、メッセージカードに適した丁寧表現)
拝啓
盛夏の候、〇〇様におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
このたびは、私どもの結婚に際しまして、ご丁寧なお祝いを賜り、誠にありがとうございました。
過分なお心遣いをいただき、心より御礼申し上げます。
つきましては、感謝の気持ちを込めまして、ささやかながら内祝いの品をお贈りさせていただきました。
ご笑納いただけましたら幸いに存じます。
今後は夫婦ともども力を合わせ、より一層精進してまいりますので、
引き続きご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
略儀ながら、書中をもちまして御礼申し上げます。
敬具
令和〇年〇月
差出人名(旧姓+新姓を併記してもよい)
例:佐藤(旧姓:田中)
・「ご笑納くださいませ」は内祝い定型表現:「つまらないものですが」という控えめな表現を避けるのが現代マナーです。
「略儀ながら~」の一文は、直接会ってお礼ができない場合の定番の締め文句です。
時候の挨拶は送る時期に応じて調整しましょう。
春 → 「春暖の候」「陽春の候」
夏 → 「初夏の候」「盛夏の候」
秋 → 「秋涼の候」「錦秋の候」
冬 → 「寒冷の候」「厳寒の候」
【部署全体宛て】内祝いのお礼メール文
(社内用)
件名:結婚のお祝いをありがとうございました
○○部の皆さま
お疲れさまです。△△(旧姓:□□)です。
このたびは、私たちの結婚に際しまして、温かいお祝いのお言葉や贈り物をいただき、誠にありがとうございました。
感謝の気持ちを込めて、ささやかではございますが内祝いの品をお送りいたしました。
お受け取りいただけましたら幸いです。
今後とも変わらぬご指導・ご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
取り急ぎ、メールにてお礼申し上げます。
差出人名(例:△△ 花子)
【女性上司向け】丁寧なお礼状(便箋・メールどちらでも使用可)
拝啓
晩夏の候、〇〇様におかれましては、ご清祥のこととお喜び申し上げます。
このたびは、私どもの結婚に際しまして、ご丁寧なお祝いを頂戴し、誠にありがとうございました。
温かいお言葉とご配慮に、心より感謝申し上げます。
つきましては、感謝の気持ちを込めて、ささやかではございますが内祝いの品をお贈りいたしました。
ご笑納いただけましたら幸いに存じます。
新生活も少しずつ落ち着いてまいりました。
今後は一層精進してまいりますので、変わらぬご指導のほどよろしくお願いいたします。
略儀ながら、書中をもちまして御礼申し上げます。
敬具
令和〇年〇月
△△(旧姓:□□)
【メール送信用】簡易フォーマル文(個別宛て)
件名:結婚のお祝いありがとうございました
○○様
お疲れさまです。△△(旧姓:□□)です。
このたびは、私たちの結婚に際しまして、温かいお祝いをありがとうございました。
お心遣いに深く感謝しております。
感謝の気持ちとして、ささやかではございますが内祝いをお送りさせていただきました。
お受け取りいただけましたら幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
取り急ぎ、メールにて御礼申し上げます。
△△ 花子(旧姓:□□)
所属部署・署名など
結婚のご祝儀をいただいた時のお礼状の例文
現金を贈られた場合は、受け取ったらすぐに電話でお礼を述べましょう。
相手は無事に届いたかどうか気にしているはずですから、
届いたことを早く連絡するに越したことはありません。
電話だけで済ませるのは、誠意に欠けますから、
改めてお礼の手紙をすぐに出すようにしましょう。
例文:ご祝儀をいただき&内祝いのお返しをした場合
拝啓
初秋の候、〇〇様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
このたびは、私どもの結婚に際しまして、過分なお心遣いをいただき、誠にありがとうございました。
温かいご祝詞とともに頂戴しましたご祝儀に、心より御礼申し上げます。
ささやかではございますが、感謝の気持ちを込めて内祝いの品をお贈りさせていただきました。
ご笑納いただけましたら幸いに存じます。
今後は夫婦ともども力を合わせて、よりよい家庭を築いてまいります。
変わらぬご厚誼のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
略儀ながら、書中をもちまして御礼申し上げます。
敬具
令和〇年〇月
差出人氏名(旧姓も記載してよい)
丁寧&シンプルな文例(メール・LINEにも使える)
○○様
このたびは、私たちの結婚に際してご祝儀をいただき、誠にありがとうございました。
温かいお心遣いに、夫婦ともども感謝の気持ちでいっぱいです。
感謝の気持ちを込めて、ささやかな内祝いの品をお送りしました。
お受け取りいただけますと幸いです。
これからもご指導のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
取り急ぎ、メールにて御礼申し上げます。
カジュアルな文例(親しい人向け・SNSやチャットでもOK)
○○へ
このあいだは、結婚のお祝いとご祝儀を本当にありがとう!
あたたかい気持ちがすごく嬉しくて、夫婦で大感激でした。
気持ちばかりだけど、内祝いを贈ったので、よかったら受け取ってね。
また落ち着いたら、ぜひ会おうね!
今後ともよろしくお願いします。
「ご祝儀」という言葉は目上の方にも使えますが、「過分なお心遣い」「ご厚志」といった表現で包むとより丁寧です。
「ご笑納ください」は内祝いの定番フレーズ。
季節のあいさつ(時候の挨拶)は送る時期に応じて変更しましょう。
例文:結婚お祝いの品をいをいただいた場合
○○様
このたびは、私たちの結婚に際し、素敵なお祝いの品をありがとうございました。
温かいお気持ちがとても嬉しく、夫婦で大切に使わせていただいております。
感謝の気持ちを込めて、ささやかですが内祝いの品をお送りしました。
お受け取りいただければ幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
敬具
令和〇年〇月
差出人氏名(旧姓も併記すると丁寧です)
よくある質問(FAQ)
Q:そもそも結婚内祝いに手紙は絶対必要?
必須ではありませんが、気持ちが伝わるため特に目上の方には添えるのが望ましいです。
Q:LINEやメールでお礼してもOK?
親しい友人ならOK。
ただし、丁寧な言葉遣いで伝えるようにしましょう。
Q:どんな便箋や封筒がいい?
白やパステル系のシンプルなものがおすすめ。
カジュアルすぎるもの(キャラクター柄など)は避けましょう。
まとめ|感謝が伝わるお礼状で良好な関係を築こう
お祝いをいただいた方へ丁寧に感謝の気持ちを伝えることは、今後のお付き合いを円滑にするうえでも大切です。
形式ばかりにとらわれず、あなたの言葉で真心を伝えることが何よりも大切です。
しっかりとマナーを守りつつ、感謝の気持ちを込めたお礼状を添えて、素敵な結婚内祝いを贈りましょう。