恩師に就職を紹介してもらった会社より、
採用内定の通知をいただいたのだけど、
内定辞退をしたことのお詫びをしたい。

でも、
「恩師にお詫びの手紙を出したいのだけど、なんて書けばいいの?」
とお悩みのあなたへ。

この記事では、
恩師に出す、「採用内定辞退」をしたことのお詫びの、
手紙の書き方のマナーと、文章の構成についてご紹介します。

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お詫び状とは

お詫び状とは、
相手のご意向に添うことができなかったり、
結果的に、ご迷惑をかけてしまったときに
それを詫びるために出す手紙のことです。

就職の紹介をしてくれた恩師に対して、
内定辞退の連絡をする際は、誠実に伝えなければなりません。

日本では気持ちを伝える手段として、
手紙が有効であるため、誠意を伝えるにはおすすめの方法です。

内定辞退の手紙は、早急かつ誠実に対応しましょう。

相手に会って直接お詫びの言葉を伝えられない代わりに送る手紙のため、
タイミングを逸しないようなるべく早く出すことが大切です。

就職でお世話になった恩師に出すお詫びの手紙のマナー

お詫び状は、

採用内定をお断りしたことへの申し訳ない気持ちを伝えるための手紙です。誠心誠意、お詫びの気持ちを込め、誠実な態度で接することが大切です。
誠意がきちんと伝わるように、手紙は直筆で書くことをおすすめします。

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  呉竹の「筆ごこちの筆ペン」を使って書いてみました。

便箋、封筒、ペンの選び方

白色で無地の封筒と便箋を使用します。


白い便箋に縦書きで、手紙を出すのがマナーです。
柄や色のついた便箋は失礼になりますので、白い便箋を使用しましょう。

一筆箋は深刻なお詫びでの使用はNG。
基本的にお詫びの手紙では、一筆箋は使用しません。

万年筆や水性ペンを使用し、
インクは黒、または濃紺を選びます。

事務的な印象を与えるボールペンは避けましょう。

手紙の折り方

基本的なマナーとしては3つ折りにするのが一般的ですが、
封筒の大きさによっては4つ折りにする場合もあります。

角をまっすぐ揃えて、丁寧に折りましょう。

まずは、下三分の一を上に折り上げ、
次にもう三分の一を折り下げ、三つ折りにします。

入れ方は、
封筒の裏から見て手紙の書き出しが右上にくるように入れます。

文字の中心線を意識することでバランスよく文字を書き進められる
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就職でお世話になった恩師に出すお詫びの手紙の構成

お詫びの手紙は、
「今までお世話になったことへの感謝」
「内定を辞退してしまうことへの謝罪」
2つの謝意を伝えるためのものです。

就職をお世話してもらったことへの感謝の気持ちと、
恩師に対して申し訳ないというお詫びの言葉を丁寧に綴りましょう。

お詫びの手紙は、
「お詫び」で始まり、「お詫び」で結びます。

時候の挨拶などは不要。

お詫びの手紙は、前文・主文・末文・後付けの順に書くのが理想的です。

前文(お詫びの言葉)

お詫びの手紙は、申し訳ないという気持ちを相手に伝えることが最大の目的です。

最初にお詫びの文章を書くことで、
なによりもまずは「お詫びしたい」という気持ちを伝えます。

深刻なお詫びの場合には、
「時候のあいさつ」は書かずに、
単刀直入にお詫びの文章を書きます。

「頭語」も省略しても構いません。

「時候のあいさつ」を書かないことで手紙に緊張感が生まれます。

◆頭語と結語

頭語と結語はワンセットで対になっているということです。
頭語があって結語がないということはありえません。その逆も然りです。

さらに、使う頭語によって自ずと結語が決まります。

よく使われる頭語の「拝啓」を使用する場合、結語は「敬具」を使います。

頭語と結語にはいくつも種類がありますが、このふたつをおさえておけば汎用性が高いです。
ただ、使用する際はその組み合わせに十分注意しましょう。

就職でお世話になった恩師に出すお詫びの手紙には、
頭語の「謹啓」を使用する場合、結語は「謹白」を使用します。

本文

お詫び状の本文は、簡潔にまとめましょう。

採用内定をいただいたのにも関わらず
辞退してしまうことへの謝罪。

就職を紹介してもらったことへの感謝やお礼。

恩師に対してのお詫びの気持ち。

この3つがおさえられていれば問題ありません。

末文:お詫びの言葉(再度)

相手の許しを請う一文を記します。

そして、最後にもう一度お詫びの文章を書き、
申し訳ないという気持ちを伝えます。

後付け(あとづけ)

【日付】

手紙を書いた日付。
正式には年月日を書きますが、月日だけでもかまいません。

漢数字で日付を記入しましょう。

令和○年〇月〇日

【差出人名】

名前をフルネームで書きましょう。

【宛名】

相手の名前をフルネームで書きます。

宛名は差出人よりも少し大きめの文字で書きます。(敬意表現)

就職でお世話になった恩師に出す採用内定辞退の詫び状の手紙の書き方

恩師に出す採用内定辞退の詫び状:例文1

謹啓 なによりもまず○○先生にお詫びを申し上げます。

先日、お口添えいただいた、〇〇社より採用内定の通知をいただきましたが、
私が入社して任される仕事が自分の考えた職務と異なるとのことで、辞退させていただきました。

〇〇先生の口添えがあったにもかかわらず、
このようなことをしてしまい、顔向けができませんが、どうか許してください。

甚だ略儀ながら〇〇先生のご恩に対しまして、
改めてお礼を申し上げますとともに、ご報告まで申し上げます。  謹白

  令和〇年〇月〇日

                            氏名 〇〇 〇〇

○○○○ 先生

恩師に出す採用内定辞退の詫び状:例文2

謹啓 なによりもまず○○先生にお詫びを申し上げます。

この度は、
〇先生のご紹介で〇〇社の内定を頂戴できましたこと、感謝いたしております。

〇〇先生には、
多大なご尽力をいただきながら誠に心苦しいのですが、内定を辞退することにいたしました。

仕事の説明を聞いたうえで、改めて自身のやりたいことと照らし合わせてみて
自分が考えていたのとは少し違うように思えたので、そう決めました。

ご恩に報いることができず、大変申し訳ないのですが、
どうかご寛容いただきますようお願い申し上げます。

○○先生の貴重なお時間を割いていただき、
辞退する結果となってしまい、心よりお詫び申し上げます。

甚だ略儀ながら〇〇先生へのご恩に対しましてのお礼とご報告まで申し上げます。  謹白

  令和〇年〇月〇日

                            氏名 〇〇 〇〇

○○○○ 先生

恩師に出す採用内定辞退の詫び状:例文3

謹啓 なによりもまず○○先生にお詫びを申し上げます。

私の就職ことでは、いろいろお世話になりありがとうございました。

心配をおかけした〇〇先生には、本当に申し訳ないご報告をしないといけません。

実は、先日紹介していただいた〇〇社から、採用内定をもらったのですが、辞退することにしました。

面接で説明を聞いて、改めて自身の適性を照らし合わせてみて
自分が考えていたのとは少し違うように思えたので、そう決めました。

〇〇先生の口添えがあったにもかかわらず、
このようなことをしてしまい、顔向けができませんが、どうか許してください。

○○先生には、ご心配ばかりかけて心苦しいのですが、
これからも就職活動を続けていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

お礼とご報告申し上げます。 謹白

  令和〇年〇月〇日

                           氏名 〇〇 〇〇

○○○○ 先生

恩師に出す採用内定辞退の詫び状:例文4

謹啓 なによりもまず○○先生にお詫びを申し上げます。

私の就職ことでは、いろいろお世話になりありがとうございました。

〇〇先生には、
多大なご尽力をいただきながら誠に心苦しいのでありますが、
折角頂戴した内定ではございますが、内定を辞退することにしました。

会社の説明を聞いて、改めて自身の適性と照らし合わせてみて、
自分が考えていたのとは少し違うように思えたので、そう決めました。

〇〇先生には、いろいろ力を尽くしてくださったにもかかわらず、
このようなことをしてしまい、顔向けができませんが、どうか許してください。

ご心配ばかりかけて心苦しいですが、
これからも就職活動を続けていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

甚だ略儀ながら、〇〇先生へのご恩に対しましてのお礼と、ご報告まで申し上げます。 

○○先生には多大なご迷惑とご心配をお掛けいたしますこと、心からお詫び申し上げます。  謹白

  令和〇年〇月〇日

                            氏名 〇〇 〇〇

○○○○ 先生

恩師に出す採用内定辞退の詫び状:例文5

謹啓 なによりもまず○○先生にお詫びを申し上げます。

私の就職ことでは、いろいろお世話になりありがとうございました。

○○先生には、本当に申し訳ないご報告をしないといけません。

実は、本日、紹介していただいた〇〇社から内定をいただきましたが、
私が入社して任される仕事が自分の考えた職務と異なるとのことで、辞退させていただきました。

〇〇先生の口添えがあったにもかかわらず、
このようなことをしてしまい、本当に申し訳なく思っています。

何卒ご容赦を賜りますようお願い申し上げます。

○○先生には、ご心配ばかりかけて心苦しいですが、
これからも就職活動を続けていきたいと思っておりますのでよろしくお願い申し上げます。

甚だ略儀ながら〇〇先生のご恩に対しまして、
改めてお礼を申し上げますとともに、ご報告まで申し上げます。 謹白

  令和〇年〇月〇日

                             氏名 〇〇 〇〇

○○○○ 先生

まとめ

この記事では、
恩師に就職を紹介してもらった会社より、採用内定の通知をいただいたのだけど、
内定辞退をしたことに対するお詫びと報告の手紙の書き方とマナーをご紹介しました。

お詫び状は、素直に恩師にお詫びをしたい気持ちを伝える大切なもの。

ぜひ例文を参考にして、
相手に失礼のない手紙を出してみてください。

丁寧で気持ちが込もったお詫び状を送ることで、
恩師とさらにより良い関係を結べるようになると良いですね。

ぜひ、上でご紹介した例文を参考に手紙を書いてみてください。