この記事では、親しい人に使える、
12月に咲く花の花言葉と、12月に咲く花を使った、
はがきや手紙の書き方と例文をご紹介します。
親しい人に使える、12月に咲く花を使ったはがきの書き方です。
いよいよ1年の最終月を迎えました。
12月は、今年の締めくくりと、
来年を迎えるための行事が目白押しです。
12月上旬の季語の
二十四節気は「大雪(たいせつ)」。
暦の上から冬となった立冬から約1ケ月。
冬とは名ばかり、と思っていたのに、
いつの間にか冬本番です。
はがきを送る相手に、新しい年に向けて、力がみなぎる言葉や
12月の花を使ったはがきを書いてみられたらいかがでしょうか。
目次
12月の誕生花一覧:12月の花と花言葉
花の名前と花言葉
月日 | 花 | 花言葉 |
12月1日 | スパティフィラム | 清々しい日々 |
12月2日 | ユーカリノキ | 美しい思い出 |
12月3日 | ネフロレピス | 清々しい愛 |
12月4日 | 山茶花 (さざんか) | 謙虚・愛嬌 |
12月5日 | ポインセチア | 祝福する |
12月6日 | シラー | 冷静・隠れた価値 |
12月7日 | シクラメン | はにかみの中の愛 |
12月8日 | 寒椿 (かんつばき) | 謙譲・愛嬌 |
12月9日 | 月桂樹 (げっけいじゅ) | 栄光・勝利 |
12月10日 | レースフラワー | デリケートな愛 |
12月10日 | ストレリチア (極楽鳥花) | 気取った恋 |
12月12日 | 青木 (あおき) | 初志貫徹・変わらぬ心 |
12月13日 | 葉牡丹 (はぼたん) | 祝福・物事に動じない |
12月14日 | 蔓梅擬 (つるうめもどき) | 努力・大器晩成 |
12月15日 | オキザリス | 母親の優しさ |
12月16日 | ブバルデディア | 夢・交友 |
12月17日 | ベゴニア | 親切・幸福な日々 |
12月18日 | アングレカム | いつまでもあなたと一緒 |
12月19日 | くろがねもち | 魅力・寛容 |
12月20日 | アイビー | 死んでも離れない |
12月21日 | プロテア | 栄光・自由自在 |
12月22日 | セントポーリア | 細やかな愛 |
12月23日 | 寒菊 (かんぎく) | 変わらぬ友情 |
12月24日 | 宿り木 (やどりぎ) | 困難に打ち勝つ |
12月25日 | ホーリー | 永遠の輝き |
12月26日 | 千両 (せんりょう) | 富貴・価値 |
12月27日 | 八手 (やつで) | 健康・大人の分別 |
12月28日 | イベリス | あなたを慕っています |
12月29日 | 南天 (なんてん) | 愛情は増すばかり |
12月30日 | やぶこうじ | 感謝・明日の幸福 |
12月31日 | 柚子 (ゆず) | 健康・幸福 |
*出典
著者名: 「北脇榮次」
書籍タイトル「誕生花 わたしの花 あなたの花」
出版社名: 「株式会社いしずえ」
12月の花(ポインセチア・シクラメン・南天の実)を使ったはがきの時候の挨拶
12月は、
クリスマスや年度末の大掃除など、年の締めくくりとなる月です。
12月の季語で代表的な和風月名は「師走(しわす)」。
普段は落ち着き払っている師(僧呂)でさえも、
12月は走り回ることから生まれた言葉だそうです。
そのほかにも12月の異称には、
年の暮を意味する「臘月(ろうげつ)」。
年が極まることから「極月(ごくげつ)」といった季語があります。
12月は、とっても寒い時期。
そんな12月の寒い時期にもめげずに咲いている、
「ポインセチア」や「シクラメン」や「南天」。
今回は、
これらの12月に咲く花を使ったはがきの書き方をご紹介します。
ポインセチアの花を使った12月のはがきの時候の挨拶
ポインセチアは、メキシコ原産。
和名に、
「猩々木(しょうじょうぼく)。」「クリスマスフラワー。」があります。
日本へは明治中期に渡来。
葉は、11月~12月ごろに鮮やかな緋紅色に色づき、
中心に0.5センチほどの黄色の小さな花が咲きます。
クリスマスの時期になると鉢植えや切り花として
お花屋さんの店頭を飾り、広く親しまれています。
ポインセチアの花言葉
・「祝福する」「私は燃えている」
ポインセチアの俳句
・ポインセチア愉しき日のみ夫婦和す (草間時彦)
ポインセチアの花を使った12月の時候のはがきの挨拶:例文
クリスマスでおなじみの、真っ赤なポインセチアの花。
別名もずばり、「クリスマスフラワー」の鉢が、
お花屋さんの店先でたくさん並んでいました。
原産地メキシコでは、インディアン達が
この赤い色を清純の象徴としていたそうです。
今では、日本でもクリスマスには欠かせないポインセチアの花。
叔母様もポインセチアが、お好きだとお聞きしました。
日頃の感謝の気持ちを込めて、
ピンクのポインセチアを送らせていただきました。
クリスマスまでには届くと思います。
この一年、本当にお世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
ご家族お揃いで、良きクリスマスをお過ごしくださいませ。
シクラメンの花を使った12月の時候のはがきの挨拶
シクラメンは、地中海原産の花で、
日本へは、明治24年に渡来。
茎の先に大型の花を一輪、下向きにつけて咲きます。
別名、篝火草(かがりびそう)。
鉢の中でひしめくように咲く花の姿が、
篝火(かがりび)のように見えたからでしょうか。
シクラメンの花言葉
・「はにかみの中の愛」
シクラメンの花の俳句
・部屋のことすべて鏡にシクラメン (中村汀女)
シクラメンの花を使った12月の時候のはがきの挨拶:例文
若い頃に「シクラメンのかほり」という歌が
流行ったのを覚えていらっしゃいますか?
うつむき加減に咲く、真綿色(まわたいろ)のシクラメンは、
頬を染めてはにかんでいる少女を思わせるような花です。
ハート型の葉も美しい、シクラメンの花が咲く季節になりました。
お変わりなく、
お過ごしでいらっしゃいますか?
気がつけば今年も、はや師走。
年齢を重ねるにつれて、
光陰は、ますます矢の如くに感じる今日この頃です。
泰子様も、日々お忙しくご活躍のことと存じます。
どうかくれぐれも、ご自愛くださいまして、
輝かしい新春をお迎えくださいますようお祈り申しあげます。
南天(なんてん)を使った12月のはがきの時候の挨拶
・中国と日本が原産のナンテン。
6月頃、茎の頂きに白い小さな6弁花を多数つけ、
秋から冬にかけて球形の果実が赤く熟します。
ナンテンの音が「難転」に通じることから、
昔から災難よけのまじない、縁起の木とされています。
「南天の実」とした場合は冬の季語です。
熟果を干した南天の実は、
漢方で咳止めなどに用いられます。
南天の花言葉
・「幸せ」 「愛情は増すばかり」
南天の花の俳句
・南天の実になる花と思はれず (正岡子規)
南天を使った12月の時候のはがきの挨拶:例文
「難を転ずる」といわれる、南天の縁起木を、
お正月の生け花の材料として買ってみました。
子供の頃、雪うさぎの目に使った紅い南天の実。
最近の子供たちは、
「雪うさぎ」なんか作ることもないでしょうね。
師走に入っていよいよ寒くなりましたが、
お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか?
私方も、お陰様で元気に暮らしておりますのでご安心ください。
この1年、つつがなく過ごせましたことを幸せに思います。
わけて浩子様からの
無形有形のプレゼントは心にしみています。
本当にありがとうございました。
来年も、浩子様の一年が喜びに満ち、
もっともっと輝く年となりますよう心からお祈り申し上げます。
まとめ
この記事では、親しい人に使える、
12月に咲く花の花言葉と、12月に咲く花を使った、
はがきや手紙の書き方と例文をご紹介しました。
12月は、1年の最終月。
今年の締めくくりと、来年を迎えるために、
「今年もありがとうございました。」
「来年もよろしくお願いいたします。」
と、感謝の気持ちをしたためたはがきを送り、
気持ちも新たに、新しい年を迎えたいですね。
12月ならではの、季語や花を使った
趣のあるはがきを書いてみられたらいかがでしょうか?