「家族や友人と予定を合わせたい」「週末は仕事から離れてゆっくり休みたい」と考え、土日祝休みの事務職へ転職したい方は多いのではないでしょうか。
一般事務や営業事務、経理事務などには土日祝休みの求人が数多くあります。ただし、求人票に「土日休み」と書かれていても、祝日は出勤だったり、月に数回の休日出勤があったりする場合があります。
希望に合った職場を見つけるためには、「完全週休2日制」「年間休日120日以上」「休日出勤の有無」などを確認することが大切です。
この記事では、土日祝休みの事務職へ転職する方法、求人票の見分け方、採用されるための準備、おすすめの転職サイト・エージェント7選を詳しく解説します。
この記事でわかること
- 土日祝休みの事務職へ転職する具体的な方法
- 「週休2日制」と「完全週休2日制」の違い
- 土日祝休みが多い事務職・業界の特徴
- 求人票や面接で確認したい注意点
- 土日祝休みの事務求人を探しやすい転職サイト7選
- 未経験から土日祝休みの事務職へ転職するコツ
土日祝休みの事務職へ転職する方法
土日祝休みの事務職へ転職するには、希望条件を明確にしたうえで、複数の転職サイトや転職エージェントを使って求人を比較することが重要です。
「事務職なら土日祝休みだろう」と思い込まず、勤務先の業界や配属部署、年間休日、繁忙期の休日出勤まで確認しましょう。
希望する休日条件を具体的に決める
最初に、「どのような休み方を希望しているのか」を具体的に整理します。
- 毎週土曜日と日曜日を休みたい
- 国民の祝日も休みたい
- 年間休日120日以上を希望する
- 休日出勤がない職場を選びたい
- 年末年始や夏季休暇も確保したい
- 有給休暇を取得しやすい職場で働きたい
希望条件が曖昧なままだと、「土日は休みだったけれど、祝日はすべて出勤だった」というミスマッチが起こりやすくなります。
転職サイトで条件を絞り込む
転職サイトでは、職種を「一般事務」「営業事務」「経理事務」などに設定し、さらに「土日祝休み」「完全週休2日制」「年間休日120日以上」で絞り込みます。
最初から条件を絞りすぎると応募できる求人が少なくなるため、次の順番で検索すると探しやすくなります。
- 希望勤務地と事務職を指定する
- 土日祝休みを追加する
- 雇用形態や年間休日を指定する
- 残業時間や未経験歓迎などを追加する
同じ企業の求人が複数の転職サイトに掲載されている場合は、仕事内容や給与、休日欄の表現に違いがないかも確認しましょう。
転職エージェントにも希望を伝える
転職エージェントを利用すると、求人票だけではわからない職場の状況を確認してもらえることがあります。
担当者には、単に「土日祝休みが希望です」と伝えるだけでなく、次の条件まで具体的に伝えましょう。
- 月1回でも休日出勤がある職場は避けたい
- 休日出勤がある場合は代休を取得したい
- 年間休日は120日以上を希望する
- 残業は月10時間以内を希望する
- 正社員として長く働きたい
希望条件に優先順位を付けておくと、求人を紹介してもらいやすくなります。
「土日祝休み」の求人で確認したい言葉の違い
求人票では、「週休2日制」「完全週休2日制」「土日休み」「土日祝休み」が同じ意味とは限りません。応募前に違いを理解しておきましょう。
| 表記 | 基本的な意味 | 注意点 |
|---|---|---|
| 週休2日制 | 1か月のうち、週2日休める週が少なくとも1回ある | 毎週2日休めるとは限らない |
| 完全週休2日制 | 毎週必ず2日の休みがある | 休みが土日とは限らない |
| 完全週休2日制(土日) | 毎週土曜日と日曜日が休み | 祝日が出勤日の場合もある |
| 完全週休2日制(土日祝) | 毎週土日が休みで、祝日も休日 | 繁忙期の休日出勤も確認する |
| 土日祝休み | 原則として土日と祝日が休み | 「会社カレンダーによる」という注記に注意する |
「会社カレンダーによる」に注意する
「土日祝休み」と記載されていても、「会社カレンダーによる」「繁忙期は土曜出勤あり」といった注記が付いている場合があります。
特定の月だけ土曜日が出勤日になったり、祝日のある週は土曜日が出勤になったりする会社もあります。休日欄は最後まで読み、年間休日の日数も確認してください。
年間休日120日以上を目安にする
土日祝に加えて年末年始なども休める職場を希望する場合、年間休日120日以上がひとつの目安になります。
ただし、年間休日に有給休暇は通常含まれません。年間休日の多さだけでなく、有給休暇の取得状況や休日出勤の有無も確認しましょう。
土日祝休みが多い事務職と業界
事務職の休日は、仕事内容だけでなく勤務先の業界や取引先によっても変わります。企業間取引を中心とする会社や官公庁に合わせて営業する会社は、土日祝休みになりやすい傾向があります。
一般事務・営業事務
一般企業の一般事務や営業事務は、土日祝休みの求人を比較的探しやすい職種です。書類作成、データ入力、電話・メール対応、受発注処理などを担当します。
ただし、住宅、不動産、自動車販売、小売など、土日に営業する業界では平日休みになる場合があります。
経理・人事・総務
本社部門の経理、人事、総務は、会社の営業日に合わせて土日祝休みになることが多い職種です。
一方、経理は月末・月初や決算期、人事は採用時期、総務は株主総会や社内行事の前後に忙しくなることがあります。休日だけでなく繁忙期の残業も確認しましょう。
金融・保険関係の事務
銀行、証券、保険会社などの事務職には、土日祝休みの求人があります。正確な事務処理や個人情報の管理が求められますが、金融業界の経験や資格が評価されることもあります。
官公庁・法人向けサービスの事務
官公庁関連、法人向けITサービス、メーカー、商社などは、取引先の営業日に合わせて土日祝休みとなるケースがあります。
派遣社員や契約社員として募集されることも多いため、雇用形態、契約更新、正社員登用制度まで確認しましょう。
土日祝休みの事務職におすすめの転職サイト7選
土日祝休みの事務求人を効率よく探すには、求人検索型の転職サイトと、担当者が求人を紹介する転職エージェントを組み合わせる方法がおすすめです。
求人の掲載数は地域や時期によって変動するため、1社だけで判断せず、2~3社に登録して比較しましょう。
| サービス | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| doda | 事務・アシスタントと土日祝休みを組み合わせて検索できる | 求人検索とエージェント相談を併用したい人 |
| リクナビNEXT | 全国の事務求人を検索でき、スカウト機能も利用できる | 自分のペースで求人を比較したい人 |
| マイナビ転職 | 土日祝休みや未経験歓迎などの条件で探しやすい | 20代・30代や未経験から転職したい人 |
| 女の転職type | 残業、産育休、時短勤務などの条件を確認しやすい | 働きやすさを重視して事務職を探す女性 |
| エン転職 | 求人情報に加えて取材内容や職場情報を確認しやすい | 仕事内容や職場の雰囲気も比較したい人 |
| type | 首都圏を中心に事務・管理部門やIT関連求人を探せる | 首都圏で事務職やIT事務を探したい人 |
| リクルートエージェント | 求人紹介から応募書類、面接対策まで相談できる | 非公開求人も含めて紹介を受けたい人 |
1.doda
おすすめ理由:土日祝休みの事務求人を検索しながら、必要に応じてエージェントサービスも利用できます。
dodaでは、「事務・アシスタント」「土日祝休み」「完全週休2日制」「未経験歓迎」などを組み合わせて検索できます。幅広い求人を比較したい方や、自分で探しながら担当者にも相談したい方に向いています。
2.リクナビNEXT
おすすめ理由:全国の事務求人を自分のペースで検索でき、登録情報をもとにしたスカウトも受けられます。
一般事務、営業事務、経理、総務など、事務系職種を幅広く探せます。勤務地や年間休日、未経験歓迎などを指定し、気になる求人を保存しながら比較したい方におすすめです。
3.マイナビ転職
おすすめ理由:土日祝休み、年間休日120日以上、未経験歓迎などの条件を組み合わせて探せます。
一般事務だけでなく、営業事務、学校事務、IT事務などの求人も探せます。未経験から事務職を目指したい方や、研修制度のある求人を比較したい方に向いています。
4.女の転職type
おすすめ理由:土日祝休みに加え、残業時間、産育休、時短勤務、リモート勤務などの条件を確認しやすいサービスです。
仕事と家庭を両立したい方や、長く働ける事務職を探したい女性に向いています。一般事務と土日祝休みを組み合わせた求人ページも用意されています。
5.エン転職
おすすめ理由:求人企業への取材内容が掲載されており、仕事内容や働き方を具体的に確認しながら応募できます。
土日祝休みの一般事務や営業事務を探せるほか、残業時間、年間休日、転勤の有無なども確認できます。条件だけでなく、仕事の向き・不向きも知りたい方におすすめです。
6.type
おすすめ理由:首都圏の事務・管理部門やIT関連職種を探したい方に適しています。
一般事務、営業事務、貿易事務、経理、人事などから検索でき、土日祝休みや年間休日120日以上の条件も確認できます。事務経験を活かして専門性を高めたい方にも向いています。
7.リクルートエージェント
おすすめ理由:求人紹介だけでなく、応募書類の添削や面接対策、条件確認まで相談できます。
希望条件を担当者へ伝えることで、土日祝休みの事務求人を探してもらえます。求人票ではわかりにくい休日出勤や繁忙期の状況を確認したい方にも適しています。
※求人内容や掲載件数、サービス内容は変更されることがあります。応募前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。
未経験から土日祝休みの事務職へ転職するコツ
基本的なパソコンスキルを身につける
未経験者の場合は、Wordでの文書作成、Excelでの表作成や基本関数、メールの送受信などを身につけておきましょう。
資格が必須とは限りませんが、MOSや日商簿記などを勉強している場合は、応募書類で学習意欲を伝えられます。
これまでの経験を事務職向けに言い換える
接客、販売、介護、保育、営業などの経験も、事務職で活かせます。
- 接客経験:電話対応や来客対応に活かせる
- 販売経験:在庫管理や売上管理に活かせる
- 営業経験:顧客対応やスケジュール管理に活かせる
- 介護・保育経験:記録作成や関係者との調整に活かせる
- リーダー経験:進捗管理や新人教育に活かせる
職務経歴書では、仕事内容を並べるだけでなく、「正確性」「調整力」「期限管理」など、事務職と共通する能力を示しましょう。
休日だけを志望動機にしない
面接で「土日祝休みだから応募しました」とだけ伝えると、仕事内容への関心が低いと思われる可能性があります。
休日は求人を選ぶ条件として整理し、志望動機では次の内容を中心に伝えましょう。
- なぜ事務職を希望するのか
- 応募先の業務や業界に興味を持った理由
- これまでの経験をどのように活かせるか
- 入社後にどのような働き方をしたいか
応募前・内定前に確認したい固定チェック7項目
土日祝休みという条件だけで転職先を決めると、残業や休日出勤などで後悔する可能性があります。次の7項目を求人票、面接、労働条件通知書で確認しましょう。
- 休日制度:完全週休2日制で、土日と祝日が休みになっているか
- 年間休日:年間休日120日以上か、年末年始・夏季休暇が含まれるか
- 休日出勤:休日出勤の有無、頻度、代休や振替休日を取得できるか
- 月平均の残業時間:通常期だけでなく、繁忙期の残業時間はどの程度か
- 有給休暇:取得率や平均取得日数、希望日に取得しやすいか
- 人員配置・離職状況:事務職の人数、欠員募集か増員募集か、定着状況はどうか
- 教育・研修体制:入社後の研修、引き継ぎ、質問できる担当者がいるか
現在の職場を辞めるか迷っている場合は、事務職の辞めどきを判断する7つのサインも参考にしてください。
土日祝休みの事務職へ転職するときの注意点
人気求人は応募が集中しやすい
土日祝休み、残業少なめ、未経験歓迎の事務職は人気が高く、早めに募集が終了することがあります。
希望に近い求人を見つけたら、応募条件を確認したうえで早めに応募できるよう、履歴書と職務経歴書を準備しておきましょう。
給与や仕事内容とのバランスを見る
休日条件を優先しすぎると、給与、通勤時間、仕事内容、雇用形態など、ほかの重要な条件を見落とすことがあります。
「絶対に譲れない条件」「できれば満たしたい条件」「妥協できる条件」の3段階に分けて比較すると判断しやすくなります。
内定後は書面で確認する
面接で「基本的に土日祝休みです」と説明されても、口頭だけで判断しないことが大切です。
内定後に交付される労働条件通知書や雇用契約書で、休日、勤務時間、残業、休日出勤、年間休日を確認してから入社を決めましょう。
転職を急ぐほど条件を見落としやすくなります。仕事がつらく退職を考えている方は、事務職がつらいと感じる理由と限界のサインも確認し、焦らず準備を進めてください。
土日祝休みの事務職に関するよくある質問
未経験でも土日祝休みの事務職へ転職できますか?
未経験歓迎の一般事務、営業事務、IT事務などへ転職できる可能性があります。基本的なパソコン操作を身につけ、接客や電話対応、スケジュール管理などの経験を事務職向けに伝えることがポイントです。
土日祝休みなら年間休日は必ず120日以上ですか?
必ずしも120日以上とは限りません。会社独自の出勤日や祝日出勤が設定されている場合があります。求人票に記載された年間休日と会社カレンダーを確認してください。
完全週休2日制なら祝日も休めますか?
完全週休2日制は、毎週2日の休日がある制度です。祝日が必ず休みになるとは限りません。「完全週休2日制(土日祝)」または休日欄に「土日、祝日」と明記されているか確認しましょう。
面接で休日出勤について質問しても大丈夫ですか?
質問して問題ありません。「繁忙期を含めて、休日出勤が発生する時期や頻度を教えていただけますか」と聞けば、働く意欲を損なわずに確認できます。
転職サイトは何社利用すればよいですか?
最初は2~3社を併用するのがおすすめです。求人検索型の転職サイトを1~2社、担当者に相談できる転職エージェントを1社程度利用すると、求人を比較しやすくなります。
まとめ|休日条件を正しく確認して土日祝休みの事務職へ転職しよう
土日祝休みの事務職へ転職するには、「土日休み」という言葉だけで判断せず、完全週休2日制、年間休日、休日出勤、残業時間まで確認することが大切です。
転職サイトでは「事務職」「土日祝休み」「年間休日120日以上」などを組み合わせ、複数の求人を比較しましょう。転職エージェントにも希望条件を具体的に伝えることで、求人票だけではわからない情報を確認しやすくなります。
土日祝休みは大切な条件ですが、給与、仕事内容、通勤時間、職場環境とのバランスも欠かせません。自分にとって譲れない条件を整理し、入社前に労働条件を書面で確認してください。
「今の事務職を辞めたいけれど、何から考えればよいかわからない」という方は、事務職を辞めたいと思ったときの原因整理と次の一歩もあわせて参考にしてください。