新年の挨拶LINEは、新年の言葉・昨年のお礼・今年の付き合いを願う一言を、相手に合わせて短くまとめると書きやすくなります。
親しい間柄なら、すべての要素を入れなくても自然です。「あけましておめでとう!今年もよろしくね」のような短い言葉でも、新年の気持ちは伝えられます。
この記事では、友人・親戚・上司に送るメッセージから、返信、送りそびれた場合、喪中の相手への気遣いまで、27の例文を紹介します。普段の呼び方や関係に合わせて調整してください。
例文を選ぶときの目安
新年の挨拶LINEの基本|短くても相手に合う言葉を選ぶ
基本は「新年の言葉・昨年のお礼・今年の一言」
書く内容に迷ったら、まずは次の順番で組み立ててみましょう。
- 新年の言葉:あけましておめでとうございます。
- 昨年のお礼:昨年はお世話になり、ありがとうございました。
- 今年の一言:今年もどうぞよろしくお願いいたします。
親しい友人なら「昨年」を「去年」にするなど、普段の話し方に寄せられます。以下のお祝いを含む例は、自分や相手が喪中など、お祝いの言葉を控えたい場合には使わず、後半の配慮が必要な場合の例文を選んでください。
例文1|親しい相手への短い基本形
去年もありがとう。
今年もよろしくね。
例文2|目上の相手への丁寧な基本形
昨年はお世話になり、ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
友人には親しみを、目上の相手には丁寧さを意識すれば、無理に長くする必要はありません。LINEでは、件名やメールのような長い署名も通常は不要です。
相手に合う一言を添え、返事を求めすぎない
定型文に加えるなら、実際にあったことへのお礼や、共通の楽しみに触れると自然です。相談に乗ってもらったこと、一緒に出かけたことなどから、一つだけ選びましょう。
一方、「お正月はどこにいるの?」「いつ会える?」と質問を重ねると、挨拶への返信に加えて予定の説明も必要になります。挨拶だけ伝えたいときは、質問で終えなくても構いません。
友人に送る新年の挨拶LINE例文
友人には、いつもの会話に近い言葉を使うと親しみが伝わります。「あけおめ」「ことよろ」などの略した言い方は、普段から使い合う気心の知れた相手にとどめましょう。
例文3|親しい友人へ、一言で送る
例文4|仲のよい友人へ、絵文字を添える
去年はたくさん話せて楽しかったよ。
今年もよろしくね!
「たくさん話せて」の部分は、実際の交流に合う内容に変えてください。
例文5|少し丁寧に送りたい友人へ
昨年は温かいお心遣いをありがとう。
今年もどうぞよろしくお願いします。
例文6|久しぶりの友人へ
新年を迎えて、ふと連絡したくなりました。
また気軽に話せたらうれしいな。
連絡が空いた理由を長く説明したり、何度も謝ったりする必要はありません。相手が返事をしやすい短さを意識します。
例文7|遠方の友人へ
離れていても、こうしてやり取りできてうれしいです。
今年も近況を伝え合えたらいいね。
例文8|友人のグループLINEへ
去年も楽しいやり取りをありがとう。
今年もそれぞれのペースで、よろしくね。
グループでは、参加者全員に伝わる内容を選びます。一部の人しか知らない出来事や個人的な事情は、個別のトークで伝えるほうが向いています。
親戚に送る新年の挨拶LINE例文
親戚への挨拶は、年齢だけでなく普段の距離感に合わせて書き分けます。親しい相手にはやわらかく、交流が少ない相手や目上の方には丁寧にまとめましょう。
例文9|普段から交流のある親戚へ
去年も何かと気にかけてくれて、ありがとう。
今年もよろしくお願いします。
例文10|目上の親戚へ
昨年は温かいお心遣いをいただき、ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
例文11|なかなか会えない親戚へ
なかなかお会いできませんが、またお話しできる機会を楽しみにしています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
例文12|年賀状からLINEでの挨拶に切り替えた親戚へ
今年からはLINEで新年のご挨拶をお届けします。
これからも変わらず、よろしくお願いいたします。
例文12は、年賀状を控えることをすでに伝え、LINEでのやり取りができる相手を想定しています。切り替えの説明が必要な場合は、新年の挨拶だけで済ませず、今後の方針も伝えましょう。
年賀状をやめること自体の伝え方は、年賀状じまいの文例|友人・親戚・目上の方に伝える最後の挨拶で紹介しています。
上司・先輩・同僚に送る新年の挨拶LINE例文
上司へのLINEは、普段の連絡手段や職場の慣習に合わせて選びます。すでにLINEでやり取りしている場合は選択肢になりますが、仕事上の関係だからといって、休暇中に個別のLINEを送る必要があるわけではありません。
普段は業務メールだけで連絡している相手なら、いつもの連絡手段や、年明けに会ったときの挨拶を選んでもよいでしょう。
例文13|普段からLINEで連絡を取っている上司へ
昨年はご指導いただき、ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
例文14|とくにお世話になった上司へ
昨年は[業務名]で助言をいただき、大変勉強になりました。
学んだことを今年の仕事に生かしてまいりますので、本年もよろしくお願いいたします。
[業務名]は、実際に助言を受けた内容に置き換えます。個人情報や社外秘の内容を挨拶に書き込まないようにしましょう。
例文15|親しくしている職場の先輩へ
昨年は相談に乗ってくださり、ありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願いします。
例文16|同僚へ
去年は仕事で助けてくれてありがとう。
今年も協力しながら頑張ろうね。
普段は敬語で話す同僚なら、「助けていただき、ありがとうございました」「今年もよろしくお願いします」などに変えてください。
例文17|年明け最初の出勤日に、業務連絡の冒頭で伝える
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
本日の[業務名]について、ご連絡いたします。
例文17は、普段から業務にLINEを使っている職場向けです。この後に用件を続けます。すでに対面などで挨拶を済ませている場合は、新年の言葉を何度も重ねなくても構いません。
新年の挨拶LINEへの短い返信例
返信は、相手の丁寧さに合わせながら、挨拶とお礼を返すとまとまります。相手が添えてくれた言葉に一つ反応すれば、定型文だけよりも気持ちが伝わります。
例文18|友人から届いた場合
メッセージありがとう、こちらこそ今年もよろしくね。
またゆっくり話そう。
例文19|親戚から届いた場合
ご丁寧にありがとうございます。
こちらこそ、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
例文20|上司から届いた場合
新年のご挨拶をいただき、ありがとうございます。
本年もご指導のほど、よろしくお願いいたします。
先に挨拶をもらったことだけを理由に、長く謝る必要はありません。相手に伝えたいお礼と、今年の挨拶を簡潔に返しましょう。
例文21|親しい相手からスタンプ付きで届いた場合
今年もよろしくね!
スタンプ付きで届いても、同じ数のスタンプや絵文字を返す必要はありません。目上の相手なら、例文19・20のような丁寧な文章を中心に返せます。
新年の挨拶LINEはいつ送る?タイミングと気遣い
元日に送るなら、相手の生活時間を考える
元日に送りたい場合は、相手が起きていそうな日中を選ぶと、通知への配慮がしやすくなります。たとえば、生活時間がわからない相手なら、元日の昼ごろに送るのも一案です。
これは公式な送信時刻の決まりではなく、相手への配慮としての目安です。深夜・早朝は避け、夜勤や時差など、わかっている事情があれば合わせましょう。
親しい友人同士で年越しのやり取りを楽しんでいる場合は、その流れで挨拶しても自然です。どの相手にも午前0時ちょうどに送ろうとする必要はありません。
元日を過ぎても、長い言い訳は添えなくてよい
年明け数日後になった場合も、短い挨拶で気持ちを伝えられます。少し遅れたことが気になるなら一言だけ添え、忙しかった事情を長く説明しないようにしましょう。
例文22|年明け数日後に、友人へ送る
今年も変わらずよろしくね。
例文23|年始から日がたち、お祝いの挨拶を控えて送る
寒い日が続きますので、暖かくしてお過ごしください。
年賀状などの慣習には「松の内」という区切りがあり、1月7日まで、15日までなど地域差があります。一方、LINEの挨拶に、郵便と同じ全国共通の締め切りがあるという意味ではありません。
時期が気になる場合は、例文23のようにお祝いの言葉を省き、今年の挨拶や季節の気遣いを伝える方法があります。
はがきで改めて返礼する場合、寒中見舞いは松の内が明けてから立春を迎える前までが目安です。詳しい時期と文面は、寒中見舞いの書き方と例文|年賀状の返事・喪中の挨拶に使える文例を参考にしてください。
スタンプや絵文字は、普段のやり取りに合わせる
普段からスタンプだけで気軽にやり取りする友人なら、新年の挨拶もスタンプで伝える選択肢があります。ただし、お礼や個別の気持ちも届けたいなら、短い文章を添えると伝わりやすくなります。
目上の相手には文章を中心にし、絵文字やスタンプを使うかは普段の関係に合わせましょう。装飾を増やすより、読みやすさを優先します。
一斉送信の印象をやわらげるには、実際の交流を一つ添える
名前や、相手との出来事に触れる一言を添えると、個別に伝えたい気持ちがわかりやすくなります。ただし、送る人数に合わせて無理に文章を変える必要はありません。
同じ文章を使う場合も、名前の取り違え、前年のままの内容、相手に合わない予定の話が残っていないか確認してください。短い挨拶は一度にまとめ、何通にも分けて通知を増やさない工夫もできます。
喪中・療養中など、言葉を選びたい相手へのLINE
相手が喪中なら、お祝いよりも気遣いを中心にする
相手が喪中だとわかっている場合は、「あけましておめでとう」などのお祝いの言葉や、華やかな正月スタンプを控え、相手への気遣いを中心にまとめるとよいでしょう。
喪中だから連絡そのものを一律に控えなければならない、ということではありません。普段の関係や相手の意向を踏まえ、年始に連絡を入れるか、少し時期を置くかを選びます。
例文24|喪中の親しい友人へ
今年も変わらずよろしくお願いします。
返信は気にしないでね。
悲しみの程度を決めつけたり、詳しい事情を尋ねたりする必要はありません。お悔やみをすでに伝えている場合は、今回も同じ説明を重ねるより、今の相手を気遣う言葉に絞れます。
例文25|喪中の目上の相手へ、普段の連絡として送る
本年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
お返事はどうぞお気遣いなさらないでください。
例文24・25は、年始に普段の連絡手段で気遣いを伝える文面です。松の内が明けてから送る寒中見舞いとは、時期と目的を分けて考えてください。
例文26|自分が喪中で、新年の挨拶をもらった場合
喪中のため、お祝いの言葉は控えさせていただきますが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
相手が喪中だと知っている場合は、事情の説明を省いても構いません。自分の気持ちに合わない近況報告や、詳しい経緯を無理に書く必要もありません。
例文27|療養中の親しい相手へ、負担をかけずに伝える
どうか無理せず、あなたのペースで過ごしてください。
返信は気にしないでね。
療養中であることだけを理由に、お祝いの言葉が使えないわけではありません。本人の気持ちや普段のやり取りを踏まえて選びます。
明るい定型句が合わないと感じる場合は、例文27のように落ち着いた言葉で伝えられます。回復を急かしたり、病状の説明を求めたりしない文面にしましょう。
新年の挨拶LINEでよくある質問
年賀状を送った相手にも、LINEを送ってよいですか?
送っても構いませんが、年賀状を出したうえで全員にLINEも送る必要はありません。普段からやり取りしている相手に一言添えるなど、関係に合わせて選べます。年賀状が届く前提で話を進める場合は、行き違いにも気をつけましょう。
既読になっても返信がない場合は、送り直しますか?
挨拶だけなら、返信を求めて送り直す必要は通常ありません。休暇中で返事ができない、挨拶を受け取ってやり取りを終えたなど、さまざまな事情が考えられます。返信の有無だけで相手の気持ちを決めつけないようにしましょう。
「今年」と「本年」は、どちらを使えばよいですか?
どちらも使えます。「今年」は自然でやわらかく、「本年」は改まった印象です。上司へのLINEでも「今年もよろしくお願いいたします」で丁寧に伝わります。文章全体の雰囲気に合わせて選んでください。
LINEでも、はがきのように句読点を省きますか?
LINEでは、普段の文章と同じように句読点を使い、読みやすく整えて構いません。はがきの慣習に合わせようとして読みにくくするより、短い文章と適度な改行を意識すると伝わりやすくなります。
手紙やメールにも使える季節の表現を探したい方は、季節の挨拶・時候の挨拶の一覧記事も参考にしてください。
送る前に、相手と言葉が合っているか確認する
- 友人・親戚・上司との普段の距離感に合う言葉になっているか。
- 昨年のお礼や出来事は、実際の内容と合っているか。
- 名前や[業務名]などの差し替えが済んでいるか。
- 自分や相手の事情に合わない、お祝いの言葉が入っていないか。
- 深夜・早朝の通知や、返信の負担に配慮できているか。
新年の挨拶LINEは、短くても相手に合う言葉を選べば気持ちを伝えられます。使いやすい例文を選び、普段の呼び方や一言のお礼を添えて送ってみてください。
参考資料
寒中見舞いの時期と松の内の地域差について、以下の公式案内を参照しました。LINEを送る時刻や相手別の言葉選びは、相手への配慮として本記事で提案したものです。掲載した27例のメッセージは、本記事で独自に作成しています。