サンタさんからの手紙は、「名前・クリスマスの挨拶・温かい一言・サンタさんの署名」を組み合わせれば、短くても形になります。立派な文章にしようとせず、子どもが読みやすい言葉を選びましょう。
この記事では、カードに収まる短文から、幼児・小学生向けの手紙、希望と違うプレゼントに添える言葉まで、20の例文を紹介します。
「○○ちゃん」などの呼び方や、[好きなこと]などの部分を、お子さんに合わせて書き換えてください。例文はすべて、本記事で作成したオリジナルです。
まず使える|サンタさんからの短い手紙例文3選
小さなカードなら、宛名と署名の間に2〜3文を入れるだけでも十分です。まずは、場面を選ばず使いやすい短文から紹介します。
1.迷ったときの基本のメッセージ
○○ちゃんへ
めりーくりすます!
きょうが たのしい いちにちに なりますように。
さんたより
保護者向け:頑張ったことを挙げなくても、楽しい一日を願う言葉だけで、温かい手紙になります。
2.プレゼントに添える一言
○○くんへ
めりーくりすます!
ぷれぜんとを とどけに きたよ。
わくわくする じかんが ありますように。
さんたより
保護者向け:喜ぶことを約束させず、プレゼントを楽しみに開けられるような言葉にしています。
3.子どもへの親しみを伝える一言
○○ちゃんへ
めりーくりすます!
だいすきな ○○ちゃんに、おてがみを かいたよ。
こころが ぽかぽかする ひに なりますように。
さんたより
保護者向け:褒めることを探すより、「あなたに届けたい」という気持ちを伝えたいときに使えます。
幼児向け|ひらがなで書くサンタさんからの手紙
幼児向けは、一文を短くし、言葉のまとまりごとに空白を入れると読みやすくなります。まだ文字を読むことが難しい場合は、大人がゆっくり読み聞かせてもよいでしょう。
次の例文は、ひらがなでまとめています。呼び名やプレゼントの名前も、お子さんがわかる表記に直してください。
4.短い言葉で届ける手紙
○○ちゃんへ
めりーくりすます!
さんたからの おくりものだよ。
たのしく あそんでね。
さんたより
保護者向け:おもちゃなど、遊んで使うプレゼントに添える例文です。本なら「たのしく よんでね」などに変えられます。
5.好きな遊びに触れる手紙
○○くんへ
めりーくりすます!
[すきなあそび]が だいすきなんだね。
これからも すきなことを たのしんでね。
さんたより
保護者向け:[すきなあそび]には「おえかき」「つみき」など、実際に好きなことを入れます。性別に合わせて遊びを決める必要はありません。
6.ゆったり過ごしてほしいときの手紙
○○ちゃんへ
めりーくりすます!
きょうは なにをして すごそうか。
のんびりするのも、あそぶのも いいね。
すきな すごしかたを たのしんでね。
さんたより
保護者向け:にぎやかなお祝いを求めず、その子に合う過ごし方を大切にしたいときに使えます。
小学校低学年向け|読みやすい日本語の手紙例文
低学年向けは、短い文を改行して並べ、伝える内容を一つに絞りましょう。学年だけで漢字の理解度を決めず、普段読んでいる本や、お子さんの読みやすさを目安に表記を調整してください。
7.新しい挑戦に触れる手紙
○○さんへ
メリークリスマス!
今年は[はじめて取り組んだこと]に、ちょうせんしたんだね。
やってみようと思った気もち、すてきだね。
これからも、自分のペースで楽しんでね。
サンタより
保護者向け:できたかどうかより、「やってみたこと」に目を向けます。本人にとってうれしい思い出になっている出来事を選びましょう。
8.好きなことを応援する手紙
○○さんへ
メリークリスマス!
[好きなこと]の、どんなところが楽しいかな。
これからも「おもしろい!」と思うことに出会えるといいね。
すてきなクリスマスを。
サンタより
保護者向け:質問の答えを書かせる必要はありません。好きなことを思い浮かべながら読める文面です。
9.サンタさん宛ての手紙への返事
○○さんへ
メリークリスマス!
お手紙をありがとう。
[手紙に書いてあったこと]を教えてくれて、うれしかったよ。
○○さんに、楽しい時間がありますように。
サンタより
保護者向け:子どもが実際に手紙を書いた場合の例文です。「動物が好きなこと」など、書かれていた内容を一つ取り上げます。
小学校高学年向け|幼すぎないサンタさんのメッセージ
高学年向けは、赤ちゃん言葉や一方的な教訓を控え、その子の考えやペースを尊重する言葉にすると自然です。サンタさんとのやり取りをどのように楽しんでいるかに合わせ、手紙の雰囲気も調整しましょう。
10.自分のペースを大切にする手紙
○○さんへ
メリークリスマス。
好きなことも、これから見つけたいことも、自分のペースで大切にしてね。
今日が、ほっとひと息つける一日になりますように。
サンタより
保護者向け:新しい目標を求めず、落ち着いた気持ちで読める内容にしています。
11.試行錯誤をねぎらう手紙
○○さんへ
メリークリスマス。
[取り組んだこと]では、いろいろな方法を試したんだね。
自分で考えて工夫した時間も、大切な一歩だと思うよ。
今日はゆっくり、クリスマスを楽しんでね。
サンタより
保護者向け:本人が振り返りたくない失敗を持ち出すのは避けます。結果ではなく、実際に工夫したことを短く取り上げましょう。
12.短く落ち着いたカードの言葉
○○さんへ
メリークリスマス。
この贈り物が、好きなことを楽しむきっかけになればうれしいです。
心に残る冬のひとときを。
サンタより
保護者向け:本や画材など、好きなことに関わるプレゼントに添えやすい例文です。
場面別|頑張り・優しさ・好きなことを伝える手紙
具体的な出来事を入れると、その子に宛てた手紙になります。ただし、サンタさんが行動を細かく監視しているような書き方にせず、温かく語りかける程度にまとめましょう。
13.繰り返し取り組んだことをねぎらう
○○さんへ
メリークリスマス!
[取り組んだこと]を、何度もやってみたんだね。
うまくいく方法を探した、その頑張りに拍手を送るよ。
楽しいクリスマスになりますように。
サンタより
保護者向け:「休まず続けたこと」だけを褒めるのではなく、考えたり試したりした過程を言葉にします。
14.相手を思いやった気持ちに触れる
○○ちゃんへ
めりーくりすます!
[あいて]に[やさしくしたこと]を したんだね。
あいてを おもう きもち、すてきだね。
○○ちゃんも、ほっとする じかんを すごしてね。
さんたより
保護者向け:たとえば「あいて」を「おともだち」、「やさしくしたこと」を「すきな えほんを かしてあげること」に置き換えます。文章が長くなる場合は、「おともだちに えほんを かしてあげたんだね」と整えましょう。
15.作ることや想像することを楽しむ子へ
○○さんへ
メリークリスマス!
[作るのが好きなもの]を作る時間は、楽しそうだね。
次はどんなものを作ろうか、考えるのもわくわくするね。
○○さんならではのアイデアを楽しんでね。
サンタより
保護者向け:作品の上手さを評価するより、作る楽しさに寄り添う例文です。「物語」「工作」「ブロックの家」などに変えられます。
16.頑張りの話を入れずに贈る手紙
○○さんへ
メリークリスマス!
今年も○○さんに、クリスマスのごあいさつを届けます。
好きな音や色、お話にふれる、心地よい時間がありますように。
サンタより
保護者向け:成果や行動に触れなくても手紙は書けます。「今年も」は、初めての手紙なら「今日は」に変更してください。
希望と違うプレゼントに添える手紙例文
希望と違うプレゼントになったときは、違うものを届けることを短く伝え、喜びや感謝を強要しないようにしましょう。「いい子ではなかったから」と、子どもの行動を理由にするのは避けます。
手紙だけで納得させようとせず、残念そうにしていたら、保護者として「楽しみにしていたんだね」と気持ちを受け止めることも大切です。
17.希望と違うことを簡潔に伝える
○○ちゃんへ
めりーくりすます。
おねがいしていたものとは ちがうけれど、ことしは[ぷれぜんとのなまえ]を とどけるよ。
○○ちゃんが たのしめると うれしいな。
さんたより
保護者向け:選んだ理由を無理に作らない例文です。「これのほうがいい」と、子どもの希望を否定する言葉は付け足さないようにしましょう。
18.お願いの手紙に返事をしながら伝える
○○さんへ
メリークリスマス。
お手紙で、ほしいものを教えてくれてありがとう。
今回は同じものを用意できなかったけれど、[プレゼントの名前]を贈ります。
この贈り物で、楽しい時間を過ごせたらうれしいです。
サンタより
保護者向け:実際にお願いの手紙を受け取っている場合に使います。「来年は必ず届ける」など、守れるかわからない約束は入れません。
きょうだいへ|一人ずつ書き分ける手紙例文
きょうだいに渡すときは、同じ基本形を使い、名前と、その子自身に関する一文を変えるだけでも書き分けられます。「お兄ちゃんだから」「妹よりも」など、役割や比較を入れる必要はありません。
次の2通は、きょうだいそれぞれに渡す組み合わせ例です。呼び方や表記は、年齢に合わせて調整してください。
19.絵を描くことが好きな子への一通
○○さんへ
メリークリスマス!
絵をかくとき、どの色を使おうか考えるのも楽しいね。
これからも、好きな色で自由に楽しんでね。
すてきなクリスマスを。
サンタより
20.物語を楽しむことが好きな子への一通
△△さんへ
メリークリスマス!
物語の中には、いろいろな出会いがあるね。
これからも、お気に入りのお話を楽しんでね。
すてきなクリスマスを。
サンタより
保護者向け:2通の長さや温かさをおおむねそろえ、好きなことだけを変えています。読書量や絵の上手さを比べる内容にはしません。
例文をわが子向けに書き換える方法
名前と具体的な出来事を一つ入れる
例文のすべてを変える必要はありません。呼び名を普段のものにし、実際にあった出来事を一つだけ加えると、自然にまとまります。
書き換え前
○○さんへ
メリークリスマス!
[取り組んだこと]では、いろいろ工夫したんだね。
自分で考えてやってみたこと、すてきだね。
サンタより
書き換え後の例(名前・出来事は架空です)
はるちゃんへ
メリークリスマス!
紙の船がうかぶように、おり方を工夫したんだね。
自分で考えてやってみたこと、すてきだね。
サンタより
書き換える際は、お子さんがうれしく振り返れる出来事を選びましょう。知られたくない悩みや、注意された場面をわざわざ取り上げる必要はありません。
呼び方と語尾をそろえる
宛名は「○○ちゃん」「○○くん」「○○さん」など、本人になじみのある呼び方にします。性別で決めず、普段の呼び名を使ってかまいません。
「楽しんでね」と「楽しんでください」が混ざる場合は、どちらかにそろえると読みやすくなります。幼児にはやわらかな話し言葉、高学年には落ち着いた表現など、その子に合う調子を選びましょう。
カードに収まらないときは内容を一つに絞る
小さなカードには、「好きなこと」「頑張ったこと」「楽しい一日への願い」のうち、一つを選んで書くとまとまります。
- 宛名と署名の場所を先に確保する
- 本文は短い2〜3文から考える
- 長くなったら、文字を小さくする前に説明を減らす
- 清書前に、同じ大きさの紙で改行と余白を確かめる
ひらがなが続く場合は、言葉のまとまりで空白を入れましょう。飾りを増やすより、文字と文字の間にゆとりを持たせると、読みやすいカードになります。
サンタさんからの手紙で気をつけたい言葉
プレゼントを行動の条件にしない
手紙を、生活態度を注意するための道具にしないようにしましょう。「いい子にしないと来年は来ない」ではなく、クリスマスを楽しみにできる言葉を選びます。
食事、登校、体調などには、それぞれの事情があります。「毎日学校に行こう」「残さず食べよう」といった一律の目標を、サンタさんからのお願いとして入れる必要はありません。
比較や監視を感じる表現を避ける
「きょうだいの中で一番えらかった」「いつも全部見ているよ」といった表現は控えましょう。具体的な出来事に触れる場合も、その子自身の楽しさや工夫に目を向けます。
「すごい子だからプレゼントをあげる」と結びつけず、お祝いの言葉とねぎらいを、それぞれ自然に伝えるとよいでしょう。
約束を増やさず、家庭の楽しみ方に合わせる
「来年は必ず希望のプレゼントを届ける」など、先の約束は控えます。住所や配達の仕組みなども、細かく説明する必要はありません。
サンタさんの話をどのように楽しむかは家庭によって異なります。手紙のために設定を増やすより、普段お子さんと話している雰囲気に合わせましょう。
まとめ|短くても、その子に合う温かい言葉を
サンタさんからの手紙は、名前、クリスマスの挨拶、温かい一言、署名で形になります。幼児には短いひらがなの文を、小学生にはその子が読みやすい言葉を選びましょう。
頑張ったことを必ず褒める必要はありません。「楽しい一日になりますように」という願いだけでも十分です。例文の中から伝えたい気持ちに合うものを選び、お子さんの名前や好きなことを添えてみてください。