「土日休みで働ける仕事に転職したい」「家族や友人と休日を合わせたい」と考えている看護師の方も多いのではないでしょうか。
病院勤務ではシフト制や夜勤があるため、土日に休むことが難しい職場も少なくありません。
そのため、生活リズムが乱れたり、家族との時間を十分に確保できなかったりして、働き方を見直したいと考える人もいます。
実は、看護師資格を活かしながら土日休みで働ける仕事は数多くあります。
クリニックや健診センター、企業看護師など、日勤中心でワークライフバランスを大切にできる職場も増えています。
この記事では、土日休みで働ける看護師の仕事を比較しながら紹介するとともに、メリット・デメリットや転職で失敗しないポイントも解説します。
自分に合った働き方を見つけたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
土日休みで働ける看護師の仕事おすすめ15選
土日休みで働ける仕事は、病院以外にもさまざまあります。
仕事内容や年収、働き方は職場によって異なるため、自分が重視したい条件を整理しながら選ぶことが大切です。
まずは、代表的な仕事を比較してみましょう。
| 仕事 | 年収目安 | 土日休み | 夜勤 | おすすめ度 | おすすめ理由 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| クリニック(外来) | 350〜500万円 | ◎ | なし | ★★★★★ | 規則正しく働ける | 家庭と両立したい人 |
| 健診センター | 330〜480万円 | ◎ | なし | ★★★★★ | 残業が少ない | 子育て世代 |
| 企業看護師 | 400〜650万円 | ◎ | なし | ★★★★★ | 福利厚生が充実 | 安定して働きたい人 |
| 保育園看護師 | 320〜450万円 | ◎ | なし | ★★★★★ | 子どもと関われる | 子どもが好きな人 |
| 学校・大学看護師 | 350〜500万円 | ◎ | なし | ★★★★☆ | 長期休暇がある場合も | 教育分野に興味がある人 |
| デイサービス | 330〜450万円 | ○ | なし | ★★★★☆ | 日勤中心 | 高齢者ケアが好きな人 |
| 訪問診療 | 400〜550万円 | ○ | なし | ★★★★☆ | 地域医療に携われる | 在宅医療に興味がある人 |
| CRC(治験コーディネーター) | 420〜600万円 | ◎ | なし | ★★★★★ | 高収入を目指せる | 調整業務が得意な人 |
クリニック(外来)
おすすめ理由
外来診療が中心のクリニックは、土日休みや日勤のみで働ける求人が多く、病院勤務から転職する看護師に人気があります。
仕事内容は診療補助や採血、点滴、検査の補助などが中心です。
患者さん一人ひとりと落ち着いて関われるため、急性期病棟のような慌ただしさが少ない職場もあります。
また、夜勤がないため生活リズムを整えやすく、家庭や子育てと両立しやすい点も魅力です。
ただし、クリニックによっては土曜午前のみ診療を行う場合もあるため、応募前に休日制度を確認しましょう。
健診センター
おすすめ理由
健診センターは、規則正しい勤務時間と残業の少なさから、土日休みを希望する看護師に特に人気があります。
主な仕事内容は、採血や血圧測定、問診、身体測定、健康診断のサポートなどです。
急変対応が比較的少なく、精神的・身体的な負担を軽減しやすい職場といえます。
繁忙期を除けば残業も少ないため、家族との時間を大切にしたい人や、子育てと仕事を両立したい人にも向いています。
企業看護師(産業看護師)
おすすめ理由
企業看護師は、一般企業で社員の健康管理を担当する仕事です。
土日祝休みの求人が多く、福利厚生が充実していることも魅力です。
仕事内容は健康相談や健康診断後のフォロー、ストレスチェックの対応、保健指導などが中心です。
病院のような医療処置は少ないものの、社員の健康維持を支える重要な役割を担います。
人気が高く求人は限られるため、転職サイトを活用して非公開求人を探すのがおすすめです。
保育園看護師
おすすめ理由
子どもと関わることが好きな人には、保育園看護師も人気の転職先です。
園児の体調管理やケガの応急処置、感染症対策、保健だよりの作成などが主な仕事になります。
保育士と協力しながら子どもの成長を見守れるため、やりがいを感じやすい仕事です。
土日祝休みの園も多く、夜勤もないため、規則正しい生活を送りたい人に向いています。
学校・大学看護師
おすすめ理由
学校や大学の保健室で働く看護師は、学生や教職員の健康管理を行う仕事です。
ケガや体調不良への対応だけでなく、健康相談や応急処置、保健指導なども担当します。
学校のカレンダーに合わせた勤務になることが多く、長期休暇を取得しやすい職場もあります。
教育現場に興味があり、落ち着いた環境で働きたい人に適した仕事です。
デイサービス
おすすめ理由
デイサービスは、高齢者の日中の生活を支える介護施設です。
日勤のみで働ける職場が多く、夜勤を避けたい人に人気があります。
仕事内容は健康チェックや服薬管理、医療的ケア、機能訓練の補助などです。
利用者とのコミュニケーションを大切にしながら働けるため、病院とは異なるやりがいがあります。
施設によっては土曜日に営業している場合もあるため、休日制度は事前に確認しておきましょう。
訪問診療
おすすめ理由
訪問診療は、医師と一緒に患者さんの自宅や施設を訪問し、診療をサポートする仕事です。
採血や点滴、診療補助、患者さんや家族への説明などを担当し、地域医療を支える重要な役割を担います。
基本的には日勤中心で、土日休みの求人も多く見られます。
在宅医療に興味があり、一人ひとりの患者さんとじっくり関わりたい人に向いています。
治験コーディネーター(CRC)
おすすめ理由
治験コーディネーター(CRC)は、新しい医薬品や医療機器の臨床試験をサポートする仕事です。
仕事内容は、被験者への説明やスケジュール管理、医師や製薬会社との調整などが中心となります。
医療知識に加えてコミュニケーション能力も求められますが、その分、年収が比較的高い傾向があります。
土日休み・日勤のみの求人が多く、キャリアアップを目指したい看護師にも人気の転職先です。
土日休みで働ける看護師の仕事おすすめ15選
看護系企業
おすすめ理由
看護師の知識や経験を活かしながら、オフィスワーク中心で働きたい人には看護系企業がおすすめです。
仕事内容は、医療機器メーカーや製薬会社での営業サポート、学術業務、医療情報の提供、研修の実施など多岐にわたります。
デスクワークが中心となる職場も多く、病院勤務とは異なる働き方ができます。
土日祝休みの企業が多く、福利厚生が充実している点も魅力です。
ただし、求人は比較的少ないため、転職サイトで情報収集しながら探すとよいでしょう。
医療事務
おすすめ理由
医療業界で働き続けながら、身体への負担を減らしたい人には医療事務も選択肢の一つです。
受付や会計、レセプト業務、患者さんへの案内などが主な仕事内容です。
看護師資格が必須ではありませんが、医療現場での経験を活かして活躍しやすい仕事といえます。
病院やクリニックによって勤務形態は異なりますが、土日休みの求人もあります。医療現場から完全に離れたくない人に向いています。
医療相談員
おすすめ理由
患者さんやその家族を支援する仕事に携わりたい人には、医療相談員もおすすめです。
仕事内容は、入退院の調整や福祉制度の案内、介護サービスとの連携などです。
患者さんが安心して治療や生活を続けられるようサポートします。
職場によっては社会福祉士などの資格が求められる場合もありますが、医療現場で培ったコミュニケーション能力を活かせる仕事です。
医療系コールセンター
おすすめ理由
電話での相談対応や医療情報の提供に興味がある人には、医療系コールセンターが向いています。
仕事内容は、医薬品や医療機器に関する問い合わせ対応、健康相談窓口での案内などです。
電話対応が中心となるため、体力的な負担は比較的少ないでしょう。
研修制度が整っている企業も多く、病院勤務とは異なる環境で働きたい人におすすめです。
行政保健師・保健センター
おすすめ理由
地域住民の健康づくりに関わりたい人には、行政で働く保健師という選択肢があります。
保健センターでは、乳幼児健診や健康相談、生活習慣病予防、地域保健活動などを担当します。
基本的に土日祝休みで勤務できることが多く、公務員として安定した働き方を目指せます。
なお、多くの場合は保健師資格が必要となるため、応募条件を事前に確認しましょう。
看護学校教員
おすすめ理由
後輩の育成に携わりたい人には、看護学校の教員という働き方もあります。
授業や実習指導、学生への進路相談などが主な仕事内容です。
教育にやりがいを感じる人や、これまでの臨床経験を次世代へ伝えたい人に向いています。
教員養成課程の修了や一定の実務経験などが必要になる場合もあるため、募集条件を確認しておきましょう。
一般企業の健康管理室
おすすめ理由
企業の健康管理室では、社員の健康維持や職場環境の改善をサポートします。
仕事内容は健康相談、健康診断後のフォロー、メンタルヘルス対応、体調不良時の応急処置などです。
勤務時間が一定で、土日祝休みの企業も多いため、ワークライフバランスを重視する人に人気があります。
求人は多くありませんが、福利厚生が充実している企業も多く、長く働きやすい環境が期待できます。
土日休みで働くメリット
土日休みの仕事へ転職すると、働き方だけでなく生活全体にも良い変化が期待できます。
家族や友人と予定を合わせやすい
土日が休みになることで、家族旅行や学校行事、友人との予定を立てやすくなります。
病院勤務では休日が合わずに参加できなかったイベントにも参加しやすくなり、プライベートを充実させやすいでしょう。
夜勤がなく生活リズムを整えやすい
夜勤がない職場では、睡眠時間を確保しやすくなります。
生活リズムが整うことで体調管理がしやすくなり、疲労感の軽減や健康維持にもつながります。
子育てや介護と両立しやすい
子どもの保育園や学校が土日休みの場合、生活リズムを合わせやすくなります。
また、家族の介護が必要な場合でも予定を調整しやすく、仕事と家庭を両立しやすい働き方といえます。
心身の負担を軽減しやすい
夜勤や不規則な勤務がなくなることで、身体的・精神的な負担が軽減されるケースがあります。
無理なく長く働きたい人にとって、土日休みの職場は大きなメリットとなるでしょう。
土日休みで働くデメリット
メリットだけでなく、転職前にデメリットも理解しておくことが大切です。
年収が下がる可能性がある
夜勤手当や休日手当がなくなるため、病院勤務より年収が下がる場合があります。
給与だけでなく、休日や働きやすさとのバランスを考えて職場を選ぶことが重要です。
人気求人で競争率が高い
土日休みの求人は応募者が多く、募集が始まるとすぐに締め切られることもあります。
気になる求人を見つけたら、早めに応募できるよう準備しておきましょう。
地域によって求人数に差がある
都市部では求人が多い一方で、地方では選択肢が限られる場合があります。
希望する地域の求人状況を確認しながら転職活動を進めることが大切です。
土曜出勤がある職場もある
「土日休み」と記載されていても、土曜日は交代勤務や月に数回の出勤が必要な職場もあります。
求人票だけで判断せず、休日制度をしっかり確認しておきましょう。
土日休みの仕事を選ぶポイント
土日休みで働ける仕事を選ぶ際は、休日だけで判断するのではなく、仕事内容や待遇も含めて比較することが大切です。
転職後に「思っていた職場と違った」と後悔しないためにも、次のポイントを確認しましょう。
完全週休二日制か確認する
「土日休み」と「完全週休二日制」は意味が異なる場合があります。
例えば、「土日休み」と書かれていても、月に数回の土曜出勤がある職場や、祝日は勤務になる職場もあります。
求人票だけで判断せず、休日の詳細や年間休日数を確認しておきましょう。
年収や賞与も比較する
土日休みの仕事は、夜勤手当や休日手当がない分、病院勤務より年収が下がるケースがあります。
しかし、残業が少なく規則正しく働けるなど、お金以外のメリットも多くあります。
基本給や賞与、昇給制度、各種手当を含めて総合的に比較することが大切です。
福利厚生を確認する
働きやすさを重視するなら、福利厚生も確認しておきたいポイントです。
住宅手当や家族手当、退職金制度、育児・介護休業制度などが整っている職場は、長く安心して働きやすい傾向があります。
特に子育て中の方は、時短勤務制度や育児支援制度の有無も確認しておくと安心です。
残業時間を確認する
土日休みでも、毎日の残業が多ければ、十分に休息を取ることは難しくなります。
求人票に記載されている平均残業時間だけでなく、実際の働き方についても転職エージェントなどを通じて確認しておくと、ミスマッチを防ぎやすくなります。
教育制度や研修制度を確認する
病院以外の職場へ転職する場合は、新しい知識や業務を学ぶ必要があります。
研修制度や教育体制が整っている職場であれば、未経験の分野でも安心して仕事を始められるでしょう。
土日休みを目指すなら転職サイトを活用しよう
土日休みの求人は人気が高く、一般公開される前に募集が終了することも少なくありません。
そのため、効率よく求人を探すには、看護師向け転職サイトを活用するのがおすすめです。
非公開求人を紹介してもらえる
転職サイトでは、一般には公開されていない「非公開求人」を紹介してもらえることがあります。
企業看護師や健診センターなど人気の高い求人は非公開となるケースも多いため、選択肢を広げたい方に適しています。
条件交渉を代行してもらえる
給与や休日、勤務開始日など、自分では伝えにくい条件もキャリアアドバイザーが代行して交渉してくれます。
働きながら転職活動を進める場合でも、負担を減らしながら希望に合う職場を探しやすくなります。
職場の雰囲気を教えてもらえる
求人票だけでは分からない職場の雰囲気や人間関係、離職率などを教えてもらえる場合があります。
実際に働き始めてからのギャップを減らすためにも、気になる点は事前に確認しておくことが大切です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 看護師で完全土日休みの仕事はありますか?
あります。
企業看護師や健診センター、保育園看護師、学校看護師などでは、完全週休二日制(土日祝休み)の求人が見つかることがあります。
ただし、求人によって休日制度は異なるため、応募前に確認しましょう。
Q2. 土日休みになると年収は下がりますか?
夜勤手当や休日手当がなくなるため、年収が下がるケースはあります。
しかし、企業看護師やCRCなどは比較的高収入が期待できるため、職種によっては年収アップを目指すことも可能です。
Q3. 子育て中でも働きやすい仕事はありますか?
健診センターや保育園看護師、企業看護師などは日勤中心で土日休みの求人が多く、子育てと両立しやすい仕事として人気があります。
Q4. 未経験でも転職できますか?
未経験者を歓迎する求人も多くあります。
特にクリニックや健診センター、デイサービスなどでは、研修制度が整っている職場もあるため、新しい分野へ挑戦しやすいでしょう。
Q5. 土日休みの求人は見つけにくいですか?
人気が高いため競争率は高めですが、看護師向け転職サイトでは非公開求人を紹介してもらえる場合があります。
複数の求人を比較しながら、自分に合った職場を探すことが大切です。
まとめ
土日休みで働ける看護師の仕事には、クリニックや健診センター、企業看護師、保育園看護師など、病院以外にもさまざまな選択肢があります。
夜勤がなく規則正しい生活を送りやすいことや、家族との時間を確保しやすいことは大きなメリットです。
一方で、年収や休日制度は職場によって異なるため、仕事内容や福利厚生も含めて比較しながら選ぶことが重要です。
「土日休みで無理なく働きたい」「ワークライフバランスを大切にしたい」と考えている方は、看護師向け転職サイトも活用しながら、自分に合った職場を探してみてください。
また、働き方の選択肢をさらに広げたい方は、「看護師資格を活かせる仕事20選」や
「夜勤なしで働ける看護師の仕事」、**「看護師から異業種へ転職できる?おすすめの仕事を紹介」**もあわせて参考にすると、自分に合ったキャリアを見つけやすくなります。