面接後、お礼メールを、
「送らなければ選考が不利になるのでは?」と、
気になっている人も多いのではないでしょうか。

面接後のお礼は、採否に直接影響を与えることはなく、
必ずしもお礼状やお礼のメールを送る必要はありません。

しかし、
面接への感謝の気持ちと入社意欲を伝えるために
お礼状やお礼のメールを送付した応募者の方が、
より丁寧な印象を与える可能性が高くなります。

もし、面接後のお礼を送るべきか迷っているのであれば、
以下の記事に書かれている注意点やタイミング等を参考に、
お礼のメールを会社に送ってみてはいかがでしょうか?

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メールだからこその注意点

メールの特性を踏まえ、以下のような点に注意しましょう。

お礼のメールを送るタイミング

面接終了後、できる限り早めにお礼を送ることをおすすめします。

あなたの面接が終わった後、
採用担当者は他の応募者の
面接をしている可能性があります。

採用担当者の、
あなたへの印象が強く残っているうちに、
お礼のメールをするのが無難でしょう。

また、
場合によっては面接終了後すぐに
合否が決まる可能性もあるので、
早めの対応をおすすめします。

私用のメールアドレスを使う

現在、勤務している会社のメールアドレスで送ることは避けるのが無難です。

自分のアドレスがない場合は、
フリーメールなどでアカウントを作成することをおすすめします。

強調・色文字などは避ける

強調したい部分を太字や色文字にすることや、記号・絵文字などを使うのは、
ビジネスでは一般的ではないと考えられているので、避けたほうが無難です。

また、
全体を通して同じフォント・文字の大きさでお礼状を
作成したほうが、統一感のある文面が作成できるでしょう。

読みやすさに配慮する

改行のない長い文章は、読みづらいと感じる方も多いでしょう。

適当な長さで、きりの良いところで改行を入れるともに、
内容ごとに3行、4行程度になったら1行空ける。

あるいは要件ごとに段落をつけるなど、
読みやすさに配慮することをおすすめします。

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面接後のお礼メールのポイントと書き方

宛名、挨拶、主文、結びの言葉など、
文章の構成は通常のメールと同様です。

お礼メールの場合は「件名」を記載すること。

最後に自分の連絡先を
明記することがメールの特徴といえるでしょう。

以下、各項目のお礼メールのポイントについてまとめました。

①件名

企業には日々、数多くのメールが届くため、
どんな要件の、誰からのメールなのかを、
一目でわかるようにすることをおすすめします。

②挨拶

いつ、何時から面接を受けた誰であるかを明記し、
相手がすぐに理解できるようにしたほうが親切です。

③主文

面接へのお礼とともに、
丁寧な説明を受けたことにより理解が深まったこと等。

その結果として入社の気持ちが高まったなど、
自分の思いを伝えることをおすすめします。

④結びの言葉

手紙の定型句である、
「貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます」
といった言葉で結ぶのが一般的です。

⑤連絡先

氏名、住所、電話番号、メールアドレスなど、
自分の連絡先を明記しましょう。

読みにくい漢字などが含まれる場合は、ふりがなを併記すると親切です。

お礼メールで押さえておくべきマナー

面接中の企業だからと言って、特別あらたまる必要はありませんが、
一般的なビジネスマナーや気遣いは最低限おさえておきましょう。

・件名はわかりやすく(面接日と名前を入れる)

・宛名は(株)などと略さず、株式会社と記入する

・相手の所属などは省略せず正確に書く

・書き出しや結びの挨拶は、かしこまりすぎず簡潔に

・最後に名前・メールアドレス・住所・電話番号を必ず記入する

お礼メールの例文・書き方

面接後のお礼メール:例文1

【件名】

○月○日の採用面接のお礼(氏名)

【本文】

株式会社○○○○
総務・人事部 □□□□ 様

お世話になっております。

私、本日○時から面接いただきました○○と申します。

ご多忙な中、お時間をいただき、誠にありがとうございました。

○○様より、
貴社の事業内容、プロジェクト、今後のビジョンなどを伺い、
社会に広く役立つサービスを提供されていること、そのために、
求められているスキルなどについて理解が深まり、
貴社で活躍したいという気持ちが、さらに高まりました。

ぜひ、自分の経験を活かし、貴社の事業に貢献できれば幸いに存じます。

また、
社員の方々の働きやすさを第一にした環境づくりにも共感いたしました。

今後とも、なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。

まずは、面接のお礼を申し上げたく、メールいたしました。

末筆ながら、
貴社のますますのご発展、ご活躍をお祈り申し上げます。

==============

〇〇 〇〇(氏名)
〒000-0000
◇◇県◇◇市◇◇区0丁目0番地0-0
電話:080-0000-0000
メールアドレス:××××@××××.××.jp

面接後のお礼メール:例文

株式会社〇〇
人事部 ○○様

いつもお世話になっております。

本日、面接をして頂きました、◯◯○○(名前)と申します。

本日はお忙しい中、
面接の機会を頂きまして誠にありがとうございました。

○○様のお話を伺う中で、貴社のサービスの高い質や社員満足度、
活躍するための必要なスキルについて、理解でき、一層志望意欲は高まりました。

以前より貴社を第一志望としておりましたが、本日の面接を通して、
貴社で仕事をしたいという気持ちがますます強くなりました。

取り急ぎ、面接のお礼を申し上げたく、メールさせて頂きました。

末筆ながら貴社のますますのご発展とご多幸をお祈り申し上げます。

==============

名前
メールアドレス
電話番号

まとめ

この記事では、面接が終わった後に、
お礼のメールの書き方とマナーをご紹介しました。

お礼メールは、面接が終わった後に、
採用担当者へ熱意をアピールできる貴重な機会です。

そこで、
面接により、入社意欲や思いが強くなったという場合は、
ぜひ、「お礼メール」で自分の気持ちを伝えましょう。

ただし、
形式的な文面をコピーして送るだけでは、逆効果になることもあります。

お礼メールを送る時は、マナーやポイントをしっかりおさえて送りましょう。

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