国内で初めて新型コロナウイルスの感染者が確認されてからまもなく丸3年。
新型コロナウイルスの「第8波」が大きく広がっています。
3年ぶりに行動自粛の呼びかけがなかった年末年始を経て、
感染者は再び増え始めているようです。
新型コロナウイルス感染拡大は、
日本のビジネスに大きな影響を与えました。
ビジネスの現場においても、自社や、取引先でコロナ陽性者や濃厚接触者が発生し、
納期を変更せざるを得なかったり、イベント・セミナーを中止せざるを得ない、
担当が一時的に変わらなければいけないなど、通常時とは違うアクションが必要になりました。
そうした状況下でメールで連絡をとる場合、
正確に自社の状況を伝える、取引先に影響が出ている場合は状況を気遣うなどの配慮が必要です。
この記事では、コロナ禍の中で、
相手の安全や健康を願い、応援メッセージを送ることで、
相手に対する配慮や、気遣いを伝えるメールでの締めの言葉をご紹介します。
目次
コロナ禍の大変な状況を気遣うビジネスメール!締めの言葉
新型コロナウイルス感染によるビジネスへの影響がある、あるいは考えられる場合は、
通常のビジネスメールを基本とし、冒頭と締めにコロナ禍ならではの挨拶を添えます。
冒頭や締めの挨拶では、
状況に応じて、お詫びやお見舞い、ねぎらいの言葉で相手への気持ちを表しましょう。
久しぶりに連絡を取る場合、コロナ禍を気遣う一文があると良いでしょう。
コロナ禍におけるビジネスメールの構成
コロナ禍におけるビジネスメールの場合も、
「件名」「宛名」「挨拶・名乗り」「要旨」「詳細」「結びの挨拶」「署名」から構成されます。
冒頭挨拶でコロナ禍の影響に応じた挨拶を入れ、
自社が影響を受けている場合は状況を説明しましょう。
その状況から予測される影響に対して、どのように対応するかという対応策を明確に示します。
締めの挨拶で改めて謝罪し、相手に理解を求める構成にします。
コロナ禍の大変な状況を気遣うビジネスメール!締めの言葉:例文1
【件名】
新型コロナウイルス感染による担当者交代の件についてのご連絡
【本文】
株式会社○○○○
総務部 □□□□ 様
平素よりいつも大変お世話になっております。
大変申し上げにくいのですが、
この度、営業担当の○○が新型ウイルスに感染してしまいました。
〇月〇日まで自宅待機をする予定です。
つきましては、○○の療養中、
私が代わりに御社を担当させていただきます。
○○が回復しましたら、改めて本人より連絡させます。
急なご連絡となり、誠に申し訳ございません。
ご不便、ご迷惑をおかけしますが、
何卒ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○○様をはじめ、貴社の従業員の皆様におかれましても、
ご自愛のほど心よりお祈りしております。
末筆ながら、貴社のますますのご発展、ご活躍をお祈り申し上げます。
==============
〇〇 〇〇(氏名)
〒000-0000
◇◇県◇◇市◇◇区0丁目0番地0-0
電話:080-0000-0000
メールアドレス:××××@××××.××.jp
コロナ禍の大変な状況を気遣うビジネスメール!締めの言葉:例文2
株式会社〇〇○
総務部 △△△様
平素より大変お世話になっております。
新型コロナウイルスの影響で大変な状況と知り、
心よりお見舞い申し上げます。
私どもで何か貴社(○○様)のお役に立てることがございましたら、
最大限サポートさせていただきますので遠慮なくお申し付けください。
コロナウイルスによる未曾有の災禍の中、
ご苦労も多いかと拝察しておりますが、
共に乗り越えていくことができたらと思います。
この後のご返事はお気遣いなさらないようお願い申し上げます。
末筆ながら貴社のますますのご発展とご多幸をお祈り申し上げます。
名前
メールアドレス
電話番号
==============
コロナ禍の大変な状況を気遣うビジネスメール!締めの言葉:例文3
【件名】
○月○日の在宅介護研修の件について
【本文】
△△ 様
平素より大変お世話になっております。
この度は、丁寧なご連絡をいただき誠にありがとうございました。
早速ですが、
○月○日(曜日)の在宅介護実習の件でご連絡を差し上げました。
誠に残念ですが、
コロナウイルス感染拡大の影響で、
今回は研修を見合わせる事になりました。
△△様には日程を押さえていただいたのに大変恐縮ですが、
○月○日(曜日)の日程について、日程押さえの解除を、
お願いできますでしょうか。
このたびはご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。
ご不明な点等がございましたら、いつでもご連絡くださいませ。
コロナウイルスの感染者数もまだまだ増え続け、
まだまだ油断はできないと存じますので、
どうぞ△△様も体調に十分にお気をつけください。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
==============
〇〇 〇〇(氏名)
〒000-0000
◇◇県◇◇市◇◇区0丁目0番地0-0
電話:080-0000-0000
メールアドレス:××××@××××.××.jp
コロナ禍の大変な状況を気遣うビジネスメール!締めの言葉:例文4
【件名】
新年のご挨拶
【本文】
〇〇事務局長
新年のお慶びを申し上げます。
昨年は、業務だけでなくプライベートまでお世話になり、心より感謝申し上げます。
〇〇事務局長から頂いたご指導を忘れずに、
今年も事務局の運営に貢献できるよう邁進していきたいと思います。
コロナウイルスに対する配慮が欠かせない日々が続いておりますが、
ご家族の皆様におかれましても健康な1年になりますようお祈り申し上げます。
本年もよろしくお願いいたします。
==============
〇〇 〇〇(氏名)
〒000-0000
◇◇県◇◇市◇◇区0丁目0番地0-0
電話:080-0000-0000
メールアドレス:××××@××××.××.jp
コロナ禍の大変な状況を気遣うビジネスメール!締めの言葉:例文5
△△△様
いつも大変お世話になっております。
新型コロナウイルスの影響で会社が今、大変な状況と知り、
心よりお見舞い申し上げます。
その後、皆様のお身体の具合はいかがですか?
一番心細い時期に何もできなくて本当にごめんなさい。
何か私にお手伝いできることがあれば遠慮なくご連絡ください。
明日、改めてお電話にてご連絡いたします。
あなたとご家族が、この不安で困難な時期に、
健康で安全に過ごされていることを願っています。
くれぐれもご自愛ください。
この後のご返事はお気遣いなさらないようお願い申し上げます。
名前
メールアドレス
電話番号
コロナ禍の大変な状況を気遣うビジネスメール!締めの言葉
・これからも、コロナウイルスへの注意が欠かせない日々が続くとは思いますが、
事務局長はじめ皆様のご健康を心よりお祈り致します。
・事務局長の〇〇が不在のため、ご心配をおかけしておりますが、
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
・【氏名〇〇】が、自宅療養中につき、ご不便をおかけしており、
心よりお詫び申し上げます。
〇〇の復帰まで、どうぞよろしくお願いいたします。
・ご不便、ご迷惑をおかけしますが、
何卒ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
・感染された△△様に心よりお見舞い申し上げますとともに、
一日も早い回復をお祈り申し上げます。
・業務のことはお気になさらず、お体第一でお過ごしください。
順調に回復なさり、
元気なお姿を拝見できますよう、お祈り申し上げます。
・コロナウイルスの影響が収まらない日々が続いておりますが、
皆様の益々のご発展を心よりお祈りしております。
・コロナウイルスによる混乱が一日でも早く、
終息しますよう願いながら、貴社のご発展をお祈りいたします。
・皆様には大変なご迷惑をおかけいたしますが、
一日も早くコロナウイルスが終息することを願い、以上のような措置をした上での営業とさせていただきます。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
・このたびの災禍が早く終息し、お祈り申し上げご挨拶といたします。
・このような状況ではありますが、
ますますのご発展をお祈り申し上げます。
・コロナの影響でいろいろと大変だとは思いますが、
くれぐれもご自愛ください。
・先の見通しが、つき辛い状況が続きますが、
くれぐれもご自愛ください。
・このような状況の中ではありますが、
皆さまのご健康を心よりお祈り申し上げます。
・一日も早い新型コロナウイルス感染症の終息と、
皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
・不安定な社会情勢が続くかと思いますが、
もし私で何かできることがあればお手伝いしますので、遠慮なく仰ってください。
・私でお役に立てることがございましたら、
精一杯サポートさせていただきますので遠慮なくお申し付けください。
・新型コロナウイスによる影響が懸念されておりますが、ご苦労も多いかと拝察しています。
供に乗り越えていくことが出来たらと思います。
・何かと不便の多い今日ですが、この状況が一日も早く解消され、
平穏な日々が戻りますようお祈り申し上げます。
・何かと不便の多い日が続きますが、
皆さまのご健康と益々のご繁栄を心よりお祈り申し上げます。
・このような状況の中ではありますが、
皆さまのご健康と、益々のご繁栄を心よりお祈り申し上げます。
・お互い元気に 身体に気を付けて過ごしましょう。
お困りのことがありましたら、遠慮なくおっしゃってください。
幸多き一年となりますようお祈りいたします。
・事態が一日も早く収束することを祈るばかりでございます。
自粛疲れがあるかと存じますが、くれぐれもご自愛ください。
・コロナウイルスだけでなく、
今年は、インフルエンザへの備えも必要な日々が始まります。
皆様の健やかな日々を願っております。
・コロナ感染に関する不安はあるとは思いますが、
くれぐれもご自愛専一にてお過ごしください。
コロナが今度こそ終息することを祈るばかりです。
まとめ
コロナ感染はすでに3年近く猛威を振るい、長期にわたる自粛生活、
またニュースなどの多くの情報に翻弄され、疎外感や孤立感、経済面など、
生きることに不安を感じる人が増え、不安定な社会情勢が続いています。
この記事では、コロナ禍の中で、相手の安全や健康を願い、
応援メッセージを送ることで、相手に対する配慮や、
気遣いを伝えるメールでの締めの言葉をご紹介しました。
コロナ禍の時代だからこそ、
相手の会社や健康を思いやる締めの言葉を使ってメールを送りましょう。

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